カテゴリ:誘水日記
そんなに意識はしなかったけど、
ぼくはずっと「体験の分かち合い」をしたくて、 いろいろな場を作ってきたのだと思う。 「「がん」をのりこえた人が気づく7つのこと」(サンマーク出版)を書いているとき、 編集者の鈴木七沖さんが、「体験の分かち合い」という言葉に反応してくれた。 20年以上も前の話だ。 ぼくに見えない世界の大切を教えてくれた真氣光の中川雅仁先生、 ホリスティック医学の帯津良一先生と一緒にアメリカのアリゾナにある、 ホピ族の村へ行ったことがある。 そこで、一人のメディスンマン(祈祷師のような人)と話をする機会があった。 彼がぼくに質問した。 「癒しって何だと思う?」 ぼくはうまく答えられず黙っていた。 そしたら、彼がこう言った。 「癒しとは体験の分かち合いなんだよ」 これにはびっくりした。 ぼくは、癒しというと、何か技をもっていないといけないと思い込んでいた。 方法論にとらわれていたのだ。 しかし、そうじゃない。体験を分かち合うことなんだとメディスンマンは言う。 ずっと頭の中に残っていた。 今思うと、ぼくがやってきたことは体験を分かち合える場を作ることだった。 小笠原もそうだ。 イルカと泳ぐ以外、特にやることはない。 しかし、一緒に行くことで、自然に体験の分かち合いが起こっている。 みんなで楽しくやっていると、いつの間にか癒されてしまう。 人はそれぞれいろいろな体験をしている。 その体験は、自分が成長するために必要な体験だ。 つらくても、苦しくても、それによって一皮も二皮もむけることがある。 同時に、体験は人を癒すことにもなる。20日には大阪でトークショー ここにはなかなか目が向かない。 だけど、すごく大切なことだ。 自分の苦しみや悲しみは自分だけのものではない。 それが人にも影響を与える。 人を癒すことができるのだ。 20日には大阪でトークショー、 21日には石神井公園で月一カフェがある。 これからもいろいろとやっていきたいが、 そのキーは、「癒しは体験の分かち合い」ということで進めていきたい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2018年04月13日 07時43分42秒
コメント(0) | コメントを書く
[誘水日記] カテゴリの最新記事
|
|