イルカみたいに生きてみよう～心の力を抜いて楽しく生きていきませんか

たまに迷子になる夢を見る。
約束があるのだが、
バスに乗り間違えたり、
どこかへ迷い込んだりして、約束の時間に間に合わなくなる。

携帯で連絡を取ろうとするのだが、
住所録は出てこないし、
約束をした相手の名前を忘れたりで、
あせりまくる。

今朝もそんな類の夢だったが、
夢の中で、こんな夢をよく見るなと思っている自分がいて、
でも、現実にこんなことが起こるとは思ってもみなかったと、
半ばパニックになっている。

死んだあとは、
こんな状態になるのではないだろうか。
意識体をうまくコントロールできないから、
体があったときのように動けない。
どうしていいかわからずパニックになってしまう。

夢なら目が覚めて、
「夢で良かった」となる。
しかし、死んだ場合は、いつまでもいつもの世界に戻れない。

どの時点で死んだことに気づけるか。
気づけないうちは、どうしていいかわからない状態が続く。
死んだとわかって、死を受け入れることができれば、
別の世界へと旅立てる。

しかし、なかなか現実を受け入れられない人も多くて、
この世とあの世の間をさまよい続ける。

そんな想像をした。

生まれてすぐもそうかもしれない。
肉体をまとったばかりで、
動きたくても動けないので、
パニックになっているのではないか。
だから赤ん坊はよく泣く。
事情をきちんと話してあげないと。
「あなたは肉体をもって生まれてきたんだよ。
今は不自由かもしれないけれどもすぐに慣れるから」

夢は死んだときの予行演習。

そんな見方も面白いかもしれない。

今晩はどんな夢を見せてもらうことやら。