イルカみたいに生きてみよう～心の力を抜いて楽しく生きていきませんか

ニワトリが２羽増えることになった。
最初に飼った２羽が男の子だったので、
女の子２羽をもらったのだ。

ニワトリ小屋くらいは作ってあげないといけない。





どうするか、
この数日間、ずっと考えていた。
ヤギ小屋の横にスペースがあるので、
そこに作ることにした。

簡単に作るには、
建築資材のワイヤーメッシュを使うといいのは、
ヤギの柵作りで学習していた。

ただ、
15センチ角のメッシュなので、
そのままではニワトリが抜け出してしまう。

網のようなものはないかと探していたら、
以前に近所の人からもらった、
たぶん、防獣対策用だと思うが、１メートル幅の長い網があった。

幅１メートル、長さ２メートルのワイヤーメッシュにぴったりだ。
網で覆えば、
ニワトリも逃げ出せない。

半日かけて完成させた。

以前のぼくだったら、
やろうとも思わないし、できなかったと思う。

できなかったことを、
楽しみながらやってみる喜びを体験できた。
いいのが完成したのもうれしかった。

人間がほかの動物と違うのは、
手先が器用で、
いろいろなものを作ることができること。
人間に与えられた特殊な才能であり、
人間の役割でもある。

その才能を使うことは、
間違いなく喜びにつながるはずだ。

物作りは、
人間が生きる基本にあるのではないか。
大工仕事だけでなくて、
料理をしたり、道具の発明、農作業もそうだろう。
芸術も、人間だけに楽しめるものだ。

ぼくには難しいことはできないが、
ニワトリ小屋や柵作りくらいはできるようになった。

小さな喜びだけど、
小さなことを積み重ねていくと、
心がどんどん満たされていく。

自分で作ったニワトリ小屋で、
ニワトリがエサをついばんでいる。

じっと見ているだけで幸せを感じる。
次は、
卵を産む小さな小屋でも作ってあげるか。