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カテゴリ:ブログ小説
東アジア大戦 ノート
↑小説を書くのは面白いです。感謝しつつがんばります! 今日のノート 私の小説「東アジア大戦」はだらだらと長くなってしまって、登場人物がごちゃごちゃになってしまいました。映画化するにはこれを整理する必要があります。 主役は誰か? 一応、ホームレスから総理大臣になった加藤大作です。うっかり加藤大介と書いてしまったときもありました。まだ、どこかに大介になっている箇所があるかもしれない。でも加藤大作が正解です。脱サラ起業に失敗しホームレスとなり、ボランティアの助けを経て職を得、小説を書くようになって、それが大賞を取る。人気が出てテレビのコメンテーターになってそこから政治の世界に飛び込んでいったという、設定です。 素人がプロを超えるという話はたとえば私的には初代ガンダムのアムロ・レイが有名(?)です。それ以前からも、ドラマや漫画などにこのような設定はたくさん出てきました。 世の中が成熟してくると様々な職業が生まれ、そこに既得権が生まれます。そして腐敗が始まる。プロたちは既得権を失うまいとして社会に嘘をつくようになるのです。 医者がそうかもしれない。脳死や臓器移植など素人が付いてこられないところで医療技術を発展させ、社会をむしばんでいます。大変なお金がかかっていますが長寿の割に健康になったかといえば疑問だらけです。脳死という状態も素人目には全く判断できない。医者のみが扱える情報です。嘘をつかれたらおしまいでしょう。 産婦人科と救急医療が危機的状況だという。その反面高額な報酬の期待できる美容整形などは大流行です。真に医者が必要なのはお産の時と、万が一の急病、怪我の時です。この肝心なところが役に立たない医療とはいったい何なんでしょう? そして日本の今の政治家たちです。彼らなど果たしてプロなどという高尚な概念が許されるでしょうか。既得権にしがみつく餓鬼の代表選手です。 私はプロとはおおむね詐欺師の代名詞だと思っています。自分がお金のために仕事をしているときそう思いますから(^_^;) お客を迷わすような余計な情報はできるだけ伝わらないようにしています。スミマセン・・・ 本音は「だまされるアンタが悪いのよ!」 戦国時代、織田信長も豊臣秀吉もほとんど素人同然でデビューし天下に足跡を残しました。ずっと戦国大名としてはプロ級だったはずの武田信玄や上杉謙信などは天下統一では脇役に甘んじることになってしまいました。 プロがプロたるゆえんは危機に強いことです。命がけに耐えられるタフな神経と他の追随を許さない確かなテクニックです。それがいったん既得権が生まれると守りに入る。命がけに疲れて一番危機に臆病になっていくのです。なぜなら危機の怖さをよく知っているからです。政治信念よりも選挙の当落のみに汲々とする政治家などいい例です。ベテランほど選挙に落ちたときの悲惨さをよく知っていますからね。 だから真の危機にはプロより素人が必要なのです。素人の想像力が必要なのです。 映画にするときは加藤大作の政治家としての素人ぶりをどう表現するかが大切です。今、木村拓哉さんが政治家役で主演している「CHANGE」も参考になるでしょうか? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年05月16日 10時16分46秒
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