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倖和(サチナゴム)の妄想小説・・・

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2008年12月05日
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カテゴリ:ブログ小説
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↑ストーリーをつくるのは本当に面白いです。これでオリジナルな漫画かイラストが書けるといいのですが・・・がんばります!

坂の上の雲と戦争ゲーム

今日のノート

韓国空軍の戦闘機は1機だけでした。高速で接近してきます。もし攻撃してきたら逃げるしかありません。緊張が走ります。

「正面の日本機、応答せよ」

突然、音声が響きます。あわてて応答しました。
「こちら日本の航空自衛隊」
「こちらの誘導に従って着陸されたし」
「・・・なぜか?」
「貴国の政府専用機を保護している。そこへ誘導する」
「・・・! わが政府専用機は無事か?」
「無事だ。加藤首相も元気だ」
「了解。指示に従う」

編隊長はすぐに携帯電話をかけました。統合幕僚長がすぐ出ました。
「今韓国空軍のコンタクトを受けました」
「無線は傍受した。首相が無事らしいな」
「まだ、この目で確認したわけではありません」
「よし、誘導に従って着陸しろ」
「そのつもりです」
「レーダーで動きは把握している」
「よろしくお願いします」

秘密滑走路

韓国空軍の戦闘機は高速ですれ違うと急旋回して自衛隊の戦闘機の前に出ました。翼を左右に振っています。誘導を始めたのです。

済州島に近づくと、多くの船舶が同じ方向を目指して進んでいるのが見えました。九州に向かう難民の群れでしょう。さらに高度を下げると普通の道路が伸びていました。すると突然、そこに赤や青や緑の誘導灯がぱっと点灯しました。秘密の滑走路のようです。韓国空軍の戦闘機の誘導に従って自衛隊の2機の戦闘機が着陸しました。

地下基地

滑走路が終わりに近づくと坂になっていてい地下に下りていきました。しばらく進むと、日の丸を尾翼に付けた政府専用機が見えました。その周りには装甲車が2,3台見えました。よく見るとそれは人民解放軍の新型でした。

加藤首相は韓国ではなく中国に拘束されていたのです。

パイロットは座席の下にあった小さなカバンから携帯端末を取り出しそれを足のポケットに入れました。それは首相のバイオ情報を入力するための装置でした。











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最終更新日  2008年12月05日 10時29分16秒
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