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倖和(サチナゴム)の妄想小説・・・

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2008年12月16日
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カテゴリ:ブログ小説
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↑ストーリーをつくるのは本当に面白いです。これでオリジナルな漫画かイラストが書けるといいのですが・・・がんばります!

坂の上の雲と戦争ゲーム

今日のノート

高性能偵察カメラ

あからさまに抵抗する武装集団はすぐに鎮圧されました。しかし一部、山岳地帯に逃れたテロリストたちはやっかいでした。上陸した自衛隊の前衛部隊は、まず自動操縦の無人ヘリコプターを飛ばしました。おとりです。これはインターネットからは独立していました。サイバー攻撃から身を守るためです。ヘリコプターは制御プログラムに従って自らの判断で飛んでいました。偵察が任務でしたが、場合によってはわざと撃たせて敵の場所を特定しようというわけです。

360度見渡せる偵察用のカメラが映像以外にも電磁波や熱放射をスキャンして武器や危険物を持っている生体反応を探します。結果はモールス信号に変換され電波と赤外線で近くの指揮所に送られます。そのデータを元に包囲するように歩兵が送り込まれ、圧倒的な火力で攻撃しました。森や山岳地帯に隠れていたテロリストたちはこの無人へリ作戦によって次々と無力化されていきました。

問題は市街地にあふれている難民たちでした。老人や幼い子どもが大勢います。だが、テロリストたちは冷酷でそういった無害であるはずの民衆に爆弾や化学薬品を装着させ、無線コントロールで作動させようとしていました。そして、自爆テロを演出し、それを撮影して自衛隊の仕業だと宣伝しようとしました。だがここでも探知装置が威力を発揮します。解析コンピュータに連結され、相手の無線コントロールは強力な妨害電波によって阻止されてしまいました。そして探知能力のある犬を使って危険物を発見しては次々と除去していきます。

後は大量の歩兵部隊と戦車で威圧して難民を古い貨物船に乗せていきます。

大量の正規軍の前に、もともと小規模な勢力しかないテロリストたちは手も足も出ない状態でした。武器を持っていたところを見つかれば即座に大量の火力を浴びました。しかし、そこは百戦錬磨の精鋭たちです。生き残った者は重火器はもちろん、拳銃やナイフなど一切の武器を捨て、生身の体で抵抗する道を選びました。殺す道具などいくらでも生活用品の中にあります。第一、素手で相手の頸椎を一瞬で折ることのできる連中です。要は対馬の治安を徹底的に乱していけばいいのです。

彼らは堂々と難民を装って自衛隊に近づいていきました。












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最終更新日  2008年12月16日 23時51分53秒
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