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テーマ:今日の出来事(287517)
カテゴリ:政治
私自身は高市早苗だろうと見ています。官僚の謀反にあって逆上してしまったのです。歴史を振り返ればこういうことはよく起きます。権勢を誇るものが名もなきものに足をすくわれ自らの権力の重みで沈んでいく。
高市早苗も現職の大臣で総裁候補にもなった人物。人気も実力もあります。二世・三世の坊っちゃん・お嬢ちゃん政治家とは一線を画しています。 今回紹介されている文章からも高市早苗の政治家としての力量の高さが窺えます。ちゃんと部下の話も聞き、官邸の意向も確認し、政治状況も正確に把握した上で、安倍首相の代わりに泥まで被って放送法解釈変更を示唆する答弁を行なっています。確かにマスコミの空気は変わりました。政府批判の勢いが鈍ったのです。手柄です。 実に忠実な家来を演じきっているのです。誠実ささえ感じます。味方にすれば心強い人物です。もちろん簡単に仲間は裏切りません。安倍晋三にとっては可愛い舎弟でしょう。それで将来の総理大臣への道筋もつけてあげました。 だが、無理があったようです。「あんな人たちに負けるわけにはいかない」という例の有名な演説中の発言が全てを象徴していると思います。安倍晋三とその仲間たちは敵と味方を区別しすぎたのです。敵がいっぱいできました。そして“家来”であるはずの一部官僚たちをも敵に回しました。 小西議員の入手した行政文書のあまりの内容に捏造と叫び辞職を仄めかしました。正しかったからです。海千山千の高市早苗も思わず逆上してしまいました。絶体絶命のピンチです。総理への道は断たれたと見ていいです。状況的にはあの文章が示していることが実際にあの時その場所で起きたことでしょう。高市早苗も覚えているはずです。かなり異常な事態が進行していたのです。 安倍晋三は権力に酔い中国のようにマスコミを支配下に置いて日本の社会を牛耳りたがったのです。まさに戦前の日本です。ただ安倍の場合アメリカに対する忖度が影響していると思います。アメリカの国力が相対的に低下し、日本にも面倒ごとを押し付けはじめているからです。アメリカのことですからかなり強引な要求が水面下で出されていることは想像に難くありません。 もし今回の騒動、高市早苗が当初の段階であっさり小西文章を正しいと認め、謝罪してしまっていたらどうだったでしょう? 今度は自分がのしあがる番です。安倍晋三に対する事実上の裏切りですが、言い訳の仕方が政治になります。彼女が心からの謝罪を演出し本気を出せばかえって人気が出たと思われます。不祥事を全て死んだ安倍晋三に言葉巧みに押し付けたらいいのです。最終的に辞職したにせよむしろヒロインに祭り上げられ本当に総理大臣になってしまったかもしれません。その犠牲が目眩しとなり本格的な政治権力によるマスコミ支配が進められたと推測できるからです。マスコミの独立性と自由を守るという名目で、です。 2・26事件がそうでした。直接の反乱は鎮圧されましたが政治は死に軍部の独裁が決定的に強化されました。今回も官僚の反乱が官僚の独立性、自主性を殺してしまうという可能性もあります。政治権力の逆襲です。高市早苗の去就にかかっていますが、まだ、その危険性はあります。でも今の彼女の様子を見ていると、見苦しい足掻きを続けるでしょう。 高市早苗、実はそれほどのワルではなかったということがはっきりしつつあります。 Destiny 体験版を遊びつくしてみた。 貴婦人の乗馬他 オーケストレーション にほんブログ村 にほんブログ村 ↑ストーリーをつくるのは本当に面白いです。これでオリジナルな漫画かイラストが書けるといいのですが・・・がんばります! もう一つのアリとキリギリス by 倖和(サチナゴム) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023年03月15日 10時00分46秒
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