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テーマ:今日の出来事(287597)
カテゴリ:社会
羽田空港のカウンターでは大混乱になったようです。ゾッとします。ただでさえ飛行機に乗るというのは面倒な手続きが多いので、そんなややこしい時にシステム障害が発生すると本当に疲れます。およそ1ヶ月前にはJALでもwebサイトで予約ができないなどのトラブルが発生しています。
デジタルのシステムはどこか一箇所不具合が生じたら全体がダメになってしまいます。普段とても便利なのですがダメな時のダメさ加減がひどいので大混乱を生じさせてしまうのです。銀行のATM障害もひどいものでした。 プログラムはどんなに頑張ってもどこかでバグが発生します。すぐにわかるものならいいのですが条件がいくつも重ならないと発生しないステルスなバグの方が圧倒的に多いのです。しかし、最近ではスタッフの勘違いやミスが引き金になっていることも多いと思います。スマホをやっていたらわかると思いますがパスワード入力や認証作業、生年月日の入力など様々なフォームが入り混ざって大変です。1月1日でも0101と入れないとエラーになることがあります。こういう面倒な作業は会社や役所では大抵は派遣とか非正規が実務を行なっています。引き継ぎや打ち合わせが満足にできていないことは十分想像できます。 個人で使うパソコンやスマホ、ゲーム機ならば再起動、初期化で大抵のエラーはなんとかなりますが、ANAとかのシステムは規模が違います。それだけでも大変です。普通はバックアップシステムに自動的に切り替わるはずですが、そういう瞬間こそエラーが深刻になってしまうものなのです。 最後は人です。完全な停電でなければ機器は動きます。既存の単純な通信システムを活用して臨機応変に対応できるはずです。しかし、これはデジタル機器に強いだけではなく、業務そのものに精通していないとできません。つまりそういう人材を育成しないといけないのです。派遣や非正規に任せっきりにしてはだめです。日頃はシステムが勝手にやってくれるので人の力はそんなに要りません。単純な作業で済みます。だから油断が生じるのです。人件費をケチったツケです。消費税のせいだという人もいます。節税対策です。正社員よりも業務委託とかの派遣や非正規の方が税金や社会保険料が安くなるからです。 そういうケチが祟って、たまにシステム障害に襲われたら、ほとんどの社員は指をくわえて見ているだけしかできません。システムの普及実務を行う下請け業者やカウンターで四苦八苦しているスタッフのほとんどが非正規が派遣でしょう。彼らが尻拭いをするのです。いつもは愛想のいいスタッフたちも笑顔は消えて必死の形相で作業や接客する羽目になります。クライアントや客はストレスマックスで荒い言葉を吐く人も出てくるでしょう。こういう危機の場面では正社員こそ役立たずになってしまうのです。そういう時代です。 経済効率優先の弊害です。でも少しでも安い値段のものを我々自体が望んでいるのでどうしようもありません。結局は非正規や派遣の方が正社員よりも給与が高い、という状態にならない限りは解決は無理なのです。といことは現状では絶対無理です。 Destiny 体験版を遊びつくしてみた。 貴婦人の乗馬他 オーケストレーション にほんブログ村 にほんブログ村 ↑ストーリーをつくるのは本当に面白いです。これでオリジナルな漫画かイラストが書けるといいのですが・・・がんばります! もう一つのアリとキリギリス by 倖和(サチナゴム) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023年04月05日 14時23分49秒
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