倖和（サチナゴム）の妄想小説・・・

共産党辺りが権力を握ってそれで万博が中止になったらお金が困っている人に回るかもしれません。しかし、今の自民党が国の、維新が大阪の政治の主導権を握っている間は、中止で浮いた金は生活に困っている庶民に回ることはありません。多くは国債の償還に消え一部は彼らの裏金の資金になるだけです。

　しかも、中止を決断した自分たちを相当持ち上げて選挙に勝ってしまうでしょう。私はここまで来たら失敗させることが一番自民党や維新にダメージを与えることだと思っています。

　大阪・神戸での優勝パレードは大成功しました。しかし、これで維新の支持率が上がったでしょうか？　そうは思えません。クラウドファンディングは全く目標額に達しなかったのに吉村知事は大成功とうそぶきました。馬場代表は大阪で万博に反対している人はほとんどいないとかましました。コアな支持層には受けたかもしれませんが、多くの人をあきれさせたことは確かです。

　彼らがこのまま万博を推し進めたら大カタストロフィーが待っています。とんでもない万博になるでしょう。維新の権威は地に堕ちます。

　ところが選挙は別なのです。

　どんなに万博が悲惨な状況であってもすさまじい言い訳合戦を展開して恥知らずの維新は選挙には勝ってしまう可能性が高いのです。なけなしの一票を投票しても政治がよくなる予感がしないのです。万が一、共産党やれいわが勝ったら勝ったで政治は大混乱に陥るでしょう。維新が邪魔をするからです。おそらくかなり陰湿なことをやらかすはずです。

　そんな流れの中で子育て、医療費に年金と多少お金を回しても世の中すぐにはよくなりません。なぜなら格差がどんどんひどくなっているからです。SNSなどで政治問題にご高説を垂れても庶民は長年の不景気で収入が増えず基本ケチになっています。格差を本気で解消することはありません。庶民同士で争います。そこを維新は巧みについてくるのです。おそらく2，3度維新が選挙で負けてもこの流れは変わりません。

　万博開催の痛みは庶民も等しく受けなければなりません。それが国民主権なのです。その覚悟がきっと先につながります。敗戦の後、必死に立ち直ったかつての日本と同様です。運は強い国です。

Destiny 体験版を遊びつくしてみた。
貴婦人の乗馬他　オーケストレーション

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↑ストーリーをつくるのは本当に面白いです。これでオリジナルな漫画かイラストが書けるといいのですが・・・がんばります！
もう一つのアリとキリギリス
by 倖和（サチナゴム）