倖和（サチナゴム）の妄想小説・・・

もちろん傭兵ではありません。れっきとした日本の軍事組織であり最高指揮官は総理大臣となります。しかし、その設立経緯を鑑みればアメリカ軍の補完勢力であることには間違いありません。日本の国防を軍事的に考えたらアメリカ軍の指揮下に入るのが一番合理的です。実はアメリカ軍こそ指揮系統が整理できていないのです。早い話が在日米軍には総司令部機能がないのです。本気で日本の領土内で戦争をするつもりがなかったわけです。

　安易に軍隊を動かすことはできません。戦争は政治における最後の手段であることを考えたら日本は自衛隊をアメリカに差し出しても外交権はしっかり保持しないといけないのです。別の言い方をすれば官僚たちに任せることはできないということです。

　やはり要（かなめ）は経済なのです。民間の経済活動がしっかりしていたら戦争にはまずなりません。いま日本がアメリカの軍事的なパートナーになりつつあるのは戦争のためではないのです。

　いよいよアメリカの力が衰退してきたからなのです。どういう知恵かはわかりませんが日本はうまくアメリカの力を活用しながら平和を守り状況の変化を待ち続けていたのです。アメリカのポチと侮られながらしっかり国を保ってきました。

　誰か黒幕がいたわけではありません。だいたい西洋文明のまねごとをしたために戦争に巻き込まれ敗北したのです。むしろ負けた後のポチぶりを徹底したために復活のチャンスを得たと言えなくもない。イラクやアフガニスタンの汚職官僚たちとは違うのです。

　今の日本に国防に関する国民的な議論はありません。北朝鮮のオンボロ・ミサイルと中国の台湾有事でざわついている程度です。実は日本の国防を強化するチャンスは唯一中国が台湾有事を引き起こし尖閣諸島を不法に占領するときなのです。リメンバー尖閣です。北朝鮮は大丈夫です。彼らはもともと日本を相手にはしていません。拉致被害者問題がトゲになっているだけです。

　もし中国が尖閣の付近で日本の巡視船でも沈めようものなら今までの日本の歴史から見ればあっという間に国論は一つの方向にまとまるでしょう。一気に自衛隊の国軍化、核武装までいきます。世界有数の軍事国家の誕生です。そしてそのまま戦争に勝とうが負けようが本格的に国運は衰退していくはずです。

Destiny 体験版を遊びつくしてみた。
貴婦人の乗馬他　オーケストレーション

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↑ストーリーをつくるのは本当に面白いです。これでオリジナルな漫画かイラストが書けるといいのですが・・・がんばります！
もう一つのアリとキリギリス
by 倖和（サチナゴム）