倖和（サチナゴム）の妄想小説・・・

それは簡単です。インフラが整っていないからです。たとえば充電の煩雑さ一つでも解消されればほぼ一発でEV社会になると私は見ています。車産業のビジネスモデルもがらりと変わるでしょう。100年以上ガソリン車の社会が続いたのですから急には変わりません。例えばスマホが初めて登場したときも世間の反応はガラケーの方が便利で使いやすいというのが圧倒的でした。値段も手ごろで、なによりバッテリーの持ちが全然違いました。

　HVが今は売れ筋だそうです。さすがに税金の関係もあって純粋なガソリン車は売れなくなってきました。PHVも注目されていますがシステムの複雑なのがたたって割高になっています。EVの面倒さとガソリンの面倒さをともに抱えた格好になってしまって、だから売れ行きはいまいちなのだそうです。

　日本ではEVの売れ行きはさらによくありません。値段が高いし充電インフラがまだ十分とは言えないからです。車体が重いというのも問題のようです。タイヤに負担がかかります。
　
　でもHVも必要とするガソリンの先行きが心配です。ガソリンスタンドがうちの近所でまた一つ閉店しました。すごく流行っていたのにもかかわらずです。たぶん老朽化が原因でしょう。新たに資金を投入して継続するメリットがビジネス的になかったのだと思われます。

　老人の自動車事故、特にペダルの踏み間違いによる事故の記事を見るたびにEVによるスマートな運転アシストがきっと開発されると見ています。まず駐車そのものが不必要になると思います。乗り捨てOKで車は自動でそのあたりで待機していればいいのです。駐車場に止める必要が無くなるのです。邪魔になれば自律的に自動運転でのいてくれるでしょうから。もちろん呼べば鉄人28号のように迎えに来てくれます。

　荷物の積み込みも進化したカートと自動車の連携で人の手を借りずともできるようになっているでしょう。店舗で購入したら商品は自動で車に積み込まれるようなショッピングモールもできるかもしれません。充電も床下のところから自動で接続して行えるでしょう。

　これらインフラが充実していくにつれ事故は減り利便性はあがっていきます。EVは車社会の未来そのものです。まだまだ進歩する余地はあります。私自身はとても楽しみにしています。

Destiny 体験版を遊びつくしてみた。
貴婦人の乗馬他　オーケストレーション

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↑ストーリーをつくるのは本当に面白いです。これでオリジナルな漫画かイラストが書けるといいのですが・・・がんばります！
もう一つのアリとキリギリス
by 倖和（サチナゴム）