カテゴリ:子育て・家族
遅れ馳せながら、年少さんも終わりに近づいた頃に文字に関心を持ち始めたひろ。
関心を持った時が、教え時。 ちょうど、塾に通い始めたさとが公文式の教室を辞めることになったので、後を引き継いでひろを通わせることにしたのでした。 文字なんて、わざわざ習いに行かなくても親が教えればいいじゃないかって思いもありました。 でも、教室では正しい鉛筆の持ち方や力の入れ方など、文字を書く際の基本中の基本をまずしっかりと指導してくれます。 理想的な筆圧で線を引くことから始めます。 ついつい文字を読む・書くことを急いでしまうところですが、それは二の次。 最初のステップをいい加減にしてしまうと、後に修正しようと思ってももう正すことはできません。 さとが、そのいい例。 さとは、年少になったばかりの頃から文字を覚え始め、見よう見まねで文字を書いていました。 でも、どんな鉛筆の持ち方でどんな書き順で書いていたかってことに親が無関心だったため、小学生になってからどれほど苦労したことか。 5年生になった今でも、書き順はめちゃくちゃだし、鉛筆の持ち方だって変。 何度言っても、直りません。 さとの二の舞はさせたくない。 それにひろは左利きなので、文字を書く時は右に直したかったってこともあるし。 体験教室を経てこのたび正式に入会したのですが、おもしろいくらいこちらの思惑通り。 すごく意欲的にひらがなを覚えたし、字を書く時は自然に右手に鉛筆を持ち替えるようになったひろ。 教室に通い始める前にも何度も注意していたのに、その頃は全く持ち替えなかったんだけどな。 鉛筆の持ち方もだいぶ良くなってきています。 でも、まだ力も弱いし、持ち方も書き方も固定していないので、長時間書いているとだんだんと鉛筆を持つ手の形が崩れていくのですけどね。 この1ヶ月ほどの間で、目を見張るほどの進歩。 ものめずらしさもあるのか、本人にやる気があることも背中を押していると思います。 「勉強している」という意識が、兄ちゃんに少しでも近づけた喜び・満足感に重なっているようですしね。 いずれ“飽きる”時期がくるとは思うのですが、今の“嬉しい”“楽しい”という感覚を忘れないで欲しいと願っています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006.04.05 17:33:04
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