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ゆめのとちゅう

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2006.04.27
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カテゴリ:子育て・家族
「気づかない人間に教えることほど、難しいことはない。」
昨日参加した子育ての会での、N牧師の言葉を思い出しました。


家庭訪問週間のため、いつもよりかなり早く帰宅したさと。
5年生ともなると、貴重な貴重な4時限授業の日。
なぜって?…それは友達と遊べるから。

もちろん、時間の許す限りどんどん友達と遊んで欲しいと思っています。
しかも、室内でゲームというのではなくて、公園で野球をするのですからなおさらね。
でもね、中学受験を決めて塾に通い始めた以上、今までとは状況が違うの。
周りの友達は今までどおり遊んでいても、あなたには同じだけの時間があるわけではないの。
どうしてそれがわからない?

「ねぇ、遊びに行ってもいい?」
ひろのお迎えのため出掛けていた私の携帯に、さとから電話がありました。
「え?でも、遠足のおやつを買いに行くんじゃなかったの?それに今日は塾の日だよ。」
「わかってる…帰ってきて、塾に行く前に買いに行くから。」
「だったら、4時には帰らないと…できれば塾に行くまでに、学校の宿題を終わらせた方がいいしね。」
「うん、わかった。4時には帰るから。」

で、帰宅したのは4時半。
近所の駄菓子屋さんに遠足用のおやつを買いに行き、ちょっとだけ腹ごしらえ。
いつまでも漫画雑誌を見ているので、「そろそろ時間だよ」と声を掛ける私。
のそのそと自室に消えていくさと。
…5分経っても出てきません。
いつも家を出ている時刻は、とっくに過ぎています。
部屋を覗くと、まだ漫画雑誌を見ています…。
「いつまでも何してるの!!」

慌てて家を出て行きました。
ところが、10分くらい経った頃にさとから電話が…。
「玄関にお弁当、忘れていなかった?」
「忘れていないよ。どうしたの?」
「じゃあ、ちょっと下(マンションのエントランス付近)を見てきて…置いているかもしれないから。」
「どうして、そんなところにお弁当を置くの?」
「…見てたから…」
「え?何を?」
「カードをしてたから、ちょっと見てたの。」

もう呆れて何も言えなくなりました。
行ってみると、数人の子ども達が地べたに座り込んで、カードゲームに興じています。
その傍らには、確かにお弁当が…。
間に合うかどうかって慌てて出て行ったはずなのに、こんなところで道草食っていたなんて。
一体、あなたが今しなければならないことは何なの?
“したいこと”と“しなければならないこと”の見極めを、そろそろつけて欲しい。
それとも、10歳の子にそれを望むのは無理なこと?

そんなに遊びたいなら、遊べばいい。
受験なんてしなくてもいい。
あなたがそれを望み、選ぶのだったら、無理に受験させるつもりはない。
でも、あなたは「受験する」「塾もやめない」と言う。
だったら、もっと自覚を持とうよ。
受験って自分自身との戦いだって、つくづく思う。

具体的な目標がないから、漠然としか考えていないから、中途半端な気持ちなのかもしれません。
○○君と同じ中学に行きたい…とか、
こんなクラブ活動をしてみたい…とか、
この学校の文化祭に参加してみたい…とか。
入学後の自分を想像させてみると、少しは意識が変わってくるのでしょうか。
お互いに意識を高め合うことのできる友達に出会えると、少しはやる気を出すでしょうか。

いや、そんなことよりも、そもそも「生きる力」「生きるために必要な知識」が欠けているように思えてなりません。
算数の問題が解けたり、漢字が書けたり、山地や平野の名前をすらすら言えたり…そんなことよりも、もっと大切なこと。
そう言えば、今日も学校の宿題を家に忘れていたさと。
あんなぐちゃぐちゃな机の上だったら、忘れても仕方ないかもしれないね。
どうして確かめることができないの?
昨日は家のカギをなくしたと大慌て…でも、よくよく探してみると、ランドセルの底から出てきました。
どうしていい加減な見方しかできないの?

あまりのいい加減さやだらしなさに、私のイライラは大爆発。

でも、それが我が子なのです。
そしてそんな子にしてしまったのは、親の責任。
教えるべきことは教えているつもりですが、伝わってはいないのかもしれません。

もうすぐ塾から帰ってきます。
今日はとてもじゃないけど迎えに行く気になれなくて…でも、こうして吐き出したら少し冷静になれたような気がします。
笑顔で(かどうかはわからないけれど。さとの態度次第?!)「おかえり。」と迎えることができそう。


正しい道を教えるのは親の役目。
何度でも何度でも。
根気強く教え、戒め、正し、導くことを繰り返さなければ。

いつか自分で気づいてくれる日がくることを願いながら…。






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最終更新日  2006.04.27 20:23:59
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