淋しい別れがありました・・・(ー。ー;)
どなた様も今日も一日、いい日でありますように・・・! 長い人生いろいろなことがある中で、先日淋しく悲しい別れがありました。 彼とは11年前に中国語講座から始まりました。偶々隣に座ったのが彼だった のです。のっけからざっくばらんに何でも訊いてきて、初めはエライ気安い オッサンだなあと思ったのでした。 でもそれから回を重ねる毎にお互いが分かり、刎頚の友みたいになりました。 以後、梅見会やお花見、紅葉狩りとか飲み会などで交友を深め、それに彼は クラシック音楽に造詣が深く、その点でも意気投合したのでした。 2024年も明け、今年も新年会に始まって春の梅見、お花見、秋の紅葉狩りや どこかである月一回のクラシックコンサートや折々の飲み会で楽しもうと思っ ていた矢先・・・「新年会は胃の調子が悪いので欠席する」と連絡が入り、 結果はまた連絡します、とのことだった。10日ほど経って、更に病院を変えて 精密検査をする。ついてはその結果を報告します・・・とのことだった。 暫しおいて2月末に彼よりメールが入りました。実は再入院して精密検査して いたのは大阪ガンセンターで胃がんが発見されてそれがすでに転移していると の事でした。年齢的にも抗ガン治療を受ける体力もないので断ったそうです。 そしてパソコンや電話など一切の通信を遮断して家族以外のお見舞いはお断 りするので・・・との別れのメールでした。 何とも呆気なく淋しい一方的な別れでした。私はいくつか上の人生の先輩とし て何かと連絡を取り合っていたのです。まさかこのような事態になるとは想像 もつきませんでした。「人間万事塞翁が馬」とは言うものの、この齢になって 一番懇意に感じていた友に終の別れを告げられるとは正に青天の霹靂でした。 たまさか、私がコロナに罹り肘を骨折していた折でもあって、なんかどさくさ の夢の中の出来事のようでした。 今の時代、抗ガン治療を受けなくても何年かは生き延びる人もいるようです。 きっと彼も我々との関係を遮断して後、ガンを克服しないとも限りません。 私も彼の分を、この骨折した肘を一日も早く治して、少しでも長生きして彼に 報いたいと思っている今日この頃であります。