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カテゴリ:BLOOD-C
ハチミツとクローバーの第2話を見ました。
ある日、はぐみは授業でヌードモデルのデッサンをする。 竹本は森田と真山に命じられ、はぐみ達の教室に置かれていた騎士の甲冑に入り込む。 『はぐみちゃんが大学に来てから、一ヶ月が経とうとしていた。はぐみちゃんはほんの少しずつだけど大学にとけこんでいるように見えた。でも、僕の右腕が限界です』 すると、森田と真山が悪戯で押した非常ベルが鳴り響き、慌てた竹本は出口へと向かおうとする。 鎧の騎士が突然動き出したことで教室内はパニックに陥ってしまう。 花本は教授の庄田に怒られて落ち込んでいる竹本に、はぐみをホームセンターまで案内してほしいと頼み、竹本ははぐみとホームセンターに向かう。 同じ頃、森田は花本の研究室で、商店街の福引き券の贋作作りをしていた。 あゆみの父で、商店街の自治会長でもある大五郎は、森田の行動を見越して、精巧な抽選券を用意していたのだ。 あゆみはそんな森田の作業を阻止しようとしたその時、花本の机から写真立てが落ちた。 そこには花本と理花が見知らぬ男性と一緒にいる写真が入っていた。 一方、真山は理花のデザイン事務所にいた。 真山がアルバイトをするのはこの日が最後だった。 理花に恋している真山は給料も要らないので、明日からも働かせてほしいと訴える。 「僕じゃ、ダメですか?僕じゃあの人に勝てませんか?」 ホームセンターの帰り、はぐみと竹本は今川焼きを食べ、ゲームセンターに立ち寄り、竹本ははぐみの為にクレーンゲームに挑戦する。 「…僕じゃあの人には勝てませんか?」 「ごめんなさい」 真山は事務所の鍵を返し、意気消沈して帰るのだった。 竹本は全財産を叩いてゲットしたのはおもちゃの指輪だけだった。 「あのゲーム、ちょっと意地悪ですね。欲しい物がすぐ目の前にあるのに手を伸ばしてもとれないから。でもこれは神様からのご褒美ですね。ダメでも頑張った人には幸せの小さなおまけが付いてくるんです、きっと」 「世の中、みんながみんな欲しい物手に入れられるわけじゃないもんね」 「はい、数には限りがありますから。クリームの今川焼きみたいに」 真山は理花のお使いで建築事務所を訪れる。 野宮は真山に厳しかった。 理花の元を訪ねた花本は誕生日プレゼントにワインをプレゼントする。 「あの子に酷いこと言っちゃった…」 「真山くん?」 「うん…」 あゆみははぐみの部屋を訪ね、絵を描くことを辞めたいと思ったことはないかと聞く。 「思ったことないです。辞めたいと思ったこと一度もない」 「そうなんだ…。本当に好きってそういうことなんだろうね」 竹本は段ボールの中から漬物石を見つける。 ローマイヤ先輩が帰ってきて、商店街で特賞を当ててハワイ旅行に行ったことがあるらしい。 「何で俺の部屋に集まるんだよ。たまには一人にさせてくれよ」 「部屋が綺麗に片付いてんのが悪いんだろ」 「俺が悪いんだ?」 「部屋が綺麗やから集まるんとちゃうよ。君の綺麗な心に会いに来てるんだよね」 「先輩、泣いてもいいですか?」 「涙を流すのに許可はいらないよね」 福引で特賞を当てるコツを尋ね、福引は回すだけで楽しいので欲を出したらいけないと教えるローマイヤ先輩。 森田は商店街に福引に向かう。 あゆみの父に抽選券が偽物だと見破られてしまう。 あゆみが言ったスタンプは本物には付いていなかったのだ。 漬物石をはぐみに持ってきた竹本だが、はぐみは既に漬物石の代わりとなるものを花本から貰っていた。 《母さん、ごめんなさい。折角送ってもらったのに全く役に立たなかったわけで…とても重かったわけで…寒さが身に染みるわけで…》 あゆみは花本に理花のことを尋ねる。 「あの頃はいつも笑ってたな。今のお前達みたいに一緒に馬鹿ばっかりやってた。卒業して理花はその写真の左に写ってる原田って奴と結婚した」 「え、結婚!?旦那さんいたんですか?」 「でも、もういない。丁度今日が原田の誕生日、生きてたらな」 理花は夫のお墓の前でお参りをしていた。 「もう止めなよ。もう…あの人のこと止めなよ。待ってたって真山の方振り向かないよ。この世といない人と張り合ったって勝てるわけないじゃん。無理だよ!!」 「そんなの分かってんだよ!!お前なんかに言われなくたって分かってんだよ。でも、どうしようもないんだ。もう俺に構うな。もう俺のこと、見んの止めろよ」 涙するあゆみを遠くから見つめる竹本。 『すぐ目の前にあっても手に入れることにできないものがある。どんなに手を伸ばしても、決して触れることができないものがある。たとえ手に入れることができなかったとしても求め続けた先に光はあるんだろうか。はぐみちゃんが言っていたように、たとえ願いが届かなかったとしても別の小さな幸せがどこかで待っていてくれるんだろうか?』 森田を尋ねてきたお客さんから抽選券を貰う竹本だが、森田に奪われる。 泣いても許さない、と罰として一緒に抽選しに来いとあゆみにいう森田。 意気込んで商店街へ行くと二年連続特賞のローマイヤ先輩が青い車に乗って通っていった。 竹本が5枚の抽選券を一人ずつ回すことを提案するが、既に森田が回し、外れを出していた。 残り一回の福引をはぐみが回し、金色の玉を当てる。 金色は5等で、ゴールドのうきわセットだった。 竹本が皆で海へ行くことを提案し、ローマイヤ先輩に車を借りて海へ出かける。 『季節外れの海はとても穏やかで、僕らがどれだけ騒いでも受け入れてくれるような優しい表情をしていた。僕には必死に手を伸ばして触れたい何かも、泣きたいほど手に入れたい何かもないけど、不意に手にしたこの時間はおまけと呼ぶには十分すぎるほどキラキラと輝いていた』 バーベキューしながらあゆみはジョッキでビールを飲み干す。 夕方になり、片付け始める竹本。 はぐみは指輪をなくしたと言って、竹本と森田は探しに向かう。 酔っ払って寝っ転がっているあゆみを起こしに来た真山はあゆみを負ぶって歩き出す。 「真山のアホ」 「うん」 「真山のアホ」 「うん」 「真山の…アホ…っ…」 「うん」 真山にしがみ付くあゆみ。 「真山…」 「うん?」 「…好き。…っ…好き…」 「うん」 「好き…」 「うん」 「…ぅ大好き」 「うん、ありがとう」 指輪を探す森田と竹本。 森田はいいもの落ちてたと空き瓶の欠片をはぐみに見せる。 月に翳すと光って綺麗で、それを見てほほ笑むはぐみ。 その時、竹本が指輪を拾い、喜んで走ってくるが、目にしたものは森田がはぐみにキスしてるところだった。 「東京じゃボーッとしてたらチューされんぞ」 ドラマ第1話見た後に原作は読みませんでしたが、アニメ版を第1期第2期共に見たので、話の展開を知り勉強しました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
January 16, 2008 11:45:21 AM
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