照星
(写真)は、左が上下二連のミロク7000、右がベレッタ391の銃身。どちらもリブ銃身(一粒弾のスラッグ弾じゃないものを撃つのに適した銃身)。ちょっと見えにくいですが、左と右で大きな違いがあります。左、手前に白い小さな点がありますが、これ中間照星っていいます。中間というくらいですから、その前後にも何かあるわけで、前の銃口側にあるのを照星、後ろの機関部近くにあるのを照門といいます。これらが一直線になった時、狙いが定まってるってことになります。あ、照門はこういう点じゃなくて、V字型だったりして、本当に門のような形ですが、リブ銃身の銃には普通、ありません。それと、照星もリブ銃身は仁丹を乗っけたような点ですが、スラッグ銃身だと超小型の直角三角形の三角定規を、短辺を銃口側に向けて長辺の部分で銃身に張りつけたような形をしてます。 で、私はずっと射撃の時、中間照星のない右のベレッタで撃ってました。銃口先端の照星だけで狙えるので、私は素早い照準ができると思ってます。実猟銃にはこの手のタイプが多いみたいです。ところが射撃銃は照星と中間照星の二つで照準します。左の上下を買ってから射撃はほとんどこの上下を使ってます。ところが、上下に替えたらトラップ悲しいくらいに当たらなくなりました。最近、その当たらない愚痴を何度か書いてますが、思うに、照星だけで照準する撃ち方に慣れすぎてしまい、中間照星と照星の二つで照準できないでいるみたいです。それは多分、頬付けや肩付け(銃の構え方)にも影響していて、このスランプになってるんじゃないかと―。