マクロで撮ると2
また、高さを合わせるのを忘れちゃったので、写真がズレてます。簡単な昆虫写真その2は、(写真)の死んだセミ。チョウの類いは羽を畳んだまま死ぬので、羽の表を撮ることができませんが、甲虫は好きな場所に置いて好みのライティングで思う存分撮れます。それも、マクロレンズならではです。そして、これらの虫は死んでても、死んでるように見えないところがすごい。そこいくと、鳥や獣の剥製は、どんなに素晴らしい仕上がりでも決して生きているとは思われないところが悲しいじゃありませんか。 で、2枚の写真は露出の違い。左はニコンマクロ105ミリF2・8で開放撮影、右はF16まで絞ったところ。開放で撮ったのが目と頭の一部にしかピントが合ってないのに、絞って撮ると羽の先までクリアーに写ってます。これが明るいレンズを絞って撮るってことですね。開放で撮るとちょっとファンタジックで芸術的ですが、生態写真には向きませんね。高山植物なども、図鑑のように撮るならある程度絞って撮り、全面にわたって鮮明にすることが大事です。しかしセミってこうやって見るとグロい顔してますねえ。ミンミンゼミだと思うんですが、このまだら模様の頭、ちっちゃいからいいですが、人ほどもあったら夢に出てきますよ(笑