スペシャルリグ
アマチュア無線機は、ケータイ電話のようなハンディータイプはすべて乾電池や充電式の電池を内臓できるようになってますが、据え置きタイプはほとんどが別途電源を必要とします。車につけるならバッテリーから給電するし、自宅のシャック(無線室)などで使う時は、安定化電源(家庭用の交流電源は不安定なので)を介して電圧や周波数が一定になるようにして使います。マイクが本体と分離できるワイヤレス機などでなければ、「持ち歩機」としては使えません。 で、そんなモービル機をポータブルで使いたいという願いを実現したのが、私の無線仲間が作った(写真)のタイプ。逆光でちょっと見えにくいですが、アルミトランクの蓋裏に操作パネルを取り付け、本体と自動車用のバッテリーをトランクに収納してます。バッテリーは当然充電しながら使いますが、ハンディー機では遠く及ばない長時間運用が可能でしかも出力20ワット。 さて、通常の移動運用にも使えますが、JARL(日本アマチュア無線連盟)長野県支部で防災訓練に参加する時に活躍します。今年の訓練も間もなくです。http://sports.kairairiku.com/ranklink.cgi?id=3526