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カテゴリ:三国志・中国史
蜀書読了しました。
演義と大筋では同じ流れだし、この巻から読み始めるのが一番楽そうですね。 「誰?」な人の伝が延々続くこともないし。 蜀には専門の歴史官がいなかったと正史のあとがきかどこかに書いてあったのですが、夢占いや予言は盛んだったようで、怪異ネタに困ることはありませんでした。 でも漢の正統を名乗るなら、龍や鳳凰やら甘露やら、瑞兆をもっと出してもよかったと思います。 〔後主伝〕 出征の記録だけで、本人の行動がほとんど書いていないので、暗愚かどうかはこれだけではわからないです(何も事績が書いていない=無能という見方もできますが) 黄皓もあちこちに名前が散見されるのですが、伝が立てられているわけではないので、どういうひどいことをしたのかわかりにくい。 あと、演義にあった誕生時の瑞兆(北斗星を飲み込む夢を見たってやつ)は記載されていませんでした。 〔諸葛亮伝〕 独立して伝が立てられてるなんてやっぱりすごいことですよね。 ヘンな流れ星が気になって、出師表どころじゃなかったけど。 〔劉彭廖李劉魏楊伝〕 魏延の次が楊儀なのが編集の妙なのかも。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014年12月02日 11時18分57秒
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