カテゴリ:旅行記
せんだってから桜が満開ではないですか。家でPSPしてて気がつかなかったよ。
この辺はいい桜が多いのだけど、いわゆる三多摩地区に住んでいるのならばJAXAの桜の枝ぶりには舌を巻かなければなるまい。 幹が太く、立派な桜。非常に恰幅がよろしい。そこいらの桜並木は伸びた枝をバスバス切られてしまうのだけど、ここの桜だけは伸び放題なのだ。凄みがある。 さすが宇宙研究の本丸、はやぶさがんばれ、と願わずにいられない。 今日通りがかったら、「お花見にどうぞ」と書かれた看板が立ってて、門扉が解放されている。 三多摩に住まう男児なれば、せめて一度はここの桜を鑑賞してガイアの息吹を感じてみたい、ああん。毎年のようにそんなふうに思っていたのに、まさか解放されてるとは知らなかった。不勉強だなあ。 宇宙航空に関する研究施設なので、メカニカルでエネルギッシュでパワフルな設備がいっぱいある。広い敷地でとくに近隣の迷惑とか考えなくていい中で育った桜がもりもりあるわけで、ガスタンクと桜満開のすごい写真が撮れたりする。 どうスかこのカッコイイ字面と桜並木。近所の人たちはゴザをひいて完全にお花見。子供とかマジで走り回ってる。広いので、鬼ごっこもし放題なのだ。 ちょっと探すと実相寺テイストの風景もある。電気と桜は相性がいいよね。 JAXAは、昭和なかごろの大学みたいなところなんだね。背の低い研究棟が散らばっている感じ。ときどき見えるデカイ変電設備とかガスタンクとかラジエーターが宇宙らしさを感じさせる。 ちょっとした屋台ステーションなども出ていて、学園祭っぽくもある。いやどっちかというと町内会ノリなんだけどね。 手ぶらで来ても大丈夫。宇宙焼きそばとか隕石フライドポテトなどを食べながら無重力缶ビール。やっぱりビールは外で飲むものだ。ロボットアーム焼き鳥は売り切れていたので来年の課題。 とにかく樹が丈夫で元気がいい。公園や桜並木だと、根っこが弱っていたり、植樹されたばっかりで樹が若かったりするもんだけど、ここの桜は花の勢いも密度も宇宙レベルだ。きっと未知のバイオテクノロジーとか未知の宇宙線や電磁波の影響とかオゾンとか、とにかくなんかそんなのだ。 人が少なくて敷地が広いからですね、常識的に考えて。 JAXAが花見で解放されているのは満開シーズン日曜日の10時~15時半。今年はきっと今日で終わりですね。また来年。はやぶさがんばれ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[旅行記] カテゴリの最新記事
|
|