カテゴリ:歴史や史跡の旅に関するジジイの考え
史跡巡りの旅を始めてから、
新しい旅の楽しみがひとつ、増えた。 それは、ふた。 いわゆるマンホールどす。 きっかけは最初の史跡の旅、上田。 上田といえば、みんな大好き真田家のお膝元。 コロコロをひいて てろてろ歩いてたら、 こんなのが道にあった。 六文銭じゃん、コレ!! さらに歩くと、こんなのも。 へええ~、さっすが上田! おもしれ~♪ って思ったのが最初。 でもすぐにふたを探すくせがついた訳じゃない。 本格的に注目するようになったのは、 一人旅を始めてから。 ま~、(いちおう)女性の一人旅ってのは いろいろリスクがあるし、 旅先で出会ういろんな事をわかちあう相手がいないってのは やっぱりさみしい。 夜、一人で宿に泊まるのもこわいし。 寝る前の静かな時に、天井がミシッとかいう時あるでしょ。 あれがダメなんだよ~。 こわいのこわいの。 すごく。 だから、「一人旅、いいよ~」とか言われても 私には無理だと思ってた。 ところが史跡ってのは、 そんな恐怖も吹き飛ばすほどのエネルギーを沸き立たせたので、 こないだまで連載してた名古屋を皮切りに 一人旅の方がメインになった。 一人ってのは話相手もいないし、 思う存分自分の世界に浸れる(浸るしかない)。 道を歩く時も、街並みを眺めたり 何百年も前のことをあれこれ妄想したり。 前後左右を・・・いや、後ろはないか(笑) きょろきょろしながら 回りを丁寧に見るようになった。 その中で、足元もきちんと見るようになっていった。 私の場合、回るスポットはマイナーで小さな史跡が多いけど、 町全体としては、大抵大きな観光資源を抱えてる。 注目しだすと、いろんな柄があって どんどんふたを見るのが楽しみになっていった。 高松に行った時、ふたのことをツイッターでつぶやいた。 そしたら、知らない人から返信が来て、 「manhotalkですね!」って言われた。 ツイッターには「ハッシュタグ」といって、 「#」を単語の前に付けてツイートすると、 そのテーマに関するツイートを一発検索できるシステムがある。 ふたに関するツイッター全体でのツイートを調べたかったら、 「#manhotalk」と入れて検索すると、 同じように「#manhotalk」と入ってるツイートが一覧表示されるとゆーワケ。 manhotalk・・・マンホのトーク? マンホール好きがそんなにいるのか・・・ とマニアな世界にカルチャーショック。 試しに「#manhotalk」で検索してみると、 あるわあるわ。 ディープな世界ってのは、どこにでもあるもんだ(笑) まあ、私なんかはやっぱり史跡関連のが楽しいけどね。 こんなのとか。 これは丸亀。 名産品の丸亀うちわが真ん中に大きくレイアウトされてて、 その中に丸亀の宝、現存十二天守のひとつ、 丸亀城が入ってる。 史跡じゃないけど、こちらは岡山市のふた。 岡山といえば、桃太郎。 ももちゃん、かっわいい 楽しい柄は、デカいふたばかりじゃない。 これは足利市にあった小さいふた。 あゆみくんは市政何十周年とかの記念マスコットなんだって。 ふただけじゃなく、時にはこんな素敵なものもある。 一人旅を始めてしばらくのうちは、 ふたの撮影なんてちょいと恥ずかしかったから、 結構写真に収めてないものなんかもあるんだけど。 いないじゃん、マンホールの写真を撮ってる人なんて、フツー。 今じゃすっかり慣れちゃって、平気で地面に向かって カメラを向けてるけどね(笑)。 お宝を抱えてる町はたいてい素敵なふたをあしらってるから、 皆様もお出かけの際は、ご当地のふたを探してみてはいかが? にほんブログ村 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年11月16日 22時37分37秒
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