カテゴリ:歴史や史跡の旅に関するジジイの考え
丹波亀山城(京都府亀岡市)でのできごと。
現在、ここは宗教法人大本の敷地内にある。 中に入るまでの手順は実際に行った方々のブログなどを見て 大体わかってはいたけど、実際入るのには緊張した。 受付で見学希望の旨を伝えると、快く応対してくれて、 別の建物でお祓いを受けるように言われた。 なんか法話みたいのとか聞かされて、2~30分 かかるのかな~と思ってたけど、 本殿みたいなところの前で、 靴を履いたまま立って、おじさんが幣をさっと一振り。 はい、おしまい。 あとは自由に見ていいですよ~って感じで、拍子抜け。 いや、ありがたいんだけどね、 本当にこれだけでいいんですか?って感じで。 お祓いを受けたところには賽銭箱が置いてあって、 「お気持ちで結構です」 みたいなことを言われたんだっけかな~。 で、友達と相談して、拝観料として 2人で野口英世さんをいちまい。 まあ、一般的な拝観料程度。 それまでは、お賽銭って自分の中ではごく少額のものだと 思っていた。 奮発しても3ケタにいくことはめったにない(笑)。 けど、それをきっかけに、ちょっとお賽銭の考え方が変わった。 丹波亀山城へ行ったのは、まだほんとにかけだしの頃だったけど、 旅の回数を重ねるごとに、超マイナーなスポットへも 多く行くようになった。 石碑しかない城跡だとか、誰々ゆかりの小さな神社だとか。 拝観料を必要とするようなところは、全体の1~2割くらいじゃ なかろうか。 だけど、そーゆー小さなところを回るほどに、 「見させていただいて、ありがとう」 って気持ちと、 「少しですけど維持費にお役立てください」 って思いから、どんなところでも拝観料としての額を 納めるようになっていった。 神社仏閣だとか、城跡にお宮があって賽銭箱があるところは もちろんそこに納める。 なんにもない所は、仕方がないので、 近くにある神社とかの賽銭箱に入れてく。 だいたい、石碑しかないようなところだってさ、 まず石碑を建てるのにお金がかかるわけだし、 その後だって草刈りだとか、維持に手間がかかってるしね。 石碑そのものに価値があるわけじゃないし、 石碑を見に行ってるわけじゃないけど、 土地勘のない人間にはひとつの目印にはなるから、 やっぱりありがたいと思うんだよね。 そんな訳で、普段の生活で大きなコインが手に入ると、 取っておく。 で、旅に出る時に持っていく。 じゃらじゃら。 大抵は途中で使い果たして、ワンランク下のコインになってくけど(笑) お金にルーズなタチなので、きちんと勘定したことはないけど、 現地では結構拝観料として使ってるかな~。 でも、史跡を愛する人間が維持管理を支えていくのって、 当たり前のことだと思うんだよね。 次の世代へも伝えていくために。 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年12月19日 22時29分15秒
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