カテゴリ:カリー探偵団
昨年度の人間ドックはちとショックでした。
胃は毎年それなりの不具合があるもんだけど、 今年はさらに不具合が増えていて、その上食道の不具合まで増えている・・・ 胃カメラの後の先生の説明でそれを聞いて寝耳に水だったわたくしは思わず 「ええっ、食道ですか!? 去年までは何も言われなかったんですけど・・・」 「いや、以前からあるにはあったんですよ。 言わなかっただけでね。 ホラ、心配しちゃうでしょ?」 そういや、確かにそういうことは書いてあったな。 でも別に再検査も指示されなかったし、大したことないと思ってた。 今年は少し症状が進んだみたいで病名がついたんじゃないかと思うんだけど、 ネットで調べてみると不安をあおるようなヤバいことしか書かれていない。 えええ~、不安になるから言わなかったってナニ!? 知ってればそれなりに対処したかもしれないのに、 ちゃんと言ってよ!! と憤慨もしましたが、これ以上ひどくしないためにはどうしたらいいのか 読んでたら、まず酒・タバコはよろしくないと。 まあ、この2つはいつだってやり玉に上がるのだ。 誰だって別に健康のためにタバコを吸ってる訳じゃないさ ![]() あとは胃の内容物が上に上がりやすくなってるので、 食べたらすぐに横にならないとか、上半身を起こすような形で寝るようにするとか。 う~ん、横になってお菓子を食べながら本を読むのが長年の習慣だったんだけど、 これは改めねばならんな・・・ それから、胃酸を過剰に分泌しないように刺激物を避けろと。 甘いものとか、辛いもの・・・ 辛いものは基本的にダメだから問題ないなと思ったら、カレーがあった ![]() ううむ、確かに朝からカレーとか、胃に負担かかりそうだしな。 しかし、わたくしの食料箱には常に沢山のレトルトカレーがスタンバっている。 彼らを一体どうしたらいいんじゃ・・・ 普段、胃周辺の症状はなにもないわたくしですが、 ドックのあとしばらくはストレスもあってかあまり調子がよくなかったので 少しカレーを控えておりました。 ま、そうは言っても当面は探索をやめるつもりはないので、 もうしばらく探偵団シリーズは続くかと思います。 それでは、紹介に入ります。 まずはご当地カレーの類から。 ![]() これは長崎の長崎歴史文化博物館で入手したものですが、 博物館のショップにはこれの他、あと1つか2つご当地カレーがあった。 早速手に取ってみたものの、正直どうにもそそられない。 てか、お値段と説明文から想像した味がイマイチ見合ってなかったのだ。 しかし、1つも買わないってのもな~・・・とさんざん悩んで パッケージで選んだのがコレ。 伊東マンショ・千々石ミゲル・原マルティノ・中浦ジュリアンの 天正少年遣欧使節団がプリントされた、その名も「天正夢カレー」。 表面には「大村町おこしカレー」とあり、さらに 【昔から変わらず手間ひまかけて大事に育てた長崎県大村市産「黒田五寸人参」。 生でも果物のように甘いこの人参を一番美味しい時期に収穫し、数量限定で こだわりのカレーにしました。】 とある。 う~~~ん・・・ 箱をひっくり返すとこちらにも何やら書いてあり、 【長崎街道大村宿カレーマップの店とは 「子供たちに伝えたい季節の行事とふるさとの心」をテーマに、子供たちと一緒に 野菜づくりやカレーづくりを行い、ふるさとの食を考え、理解を深める食育活動を 行っている街おこしの会です。天正夢カレーは、「大村はカレーの街」を合い言葉に、 地元食材を積極的に活用して生まれたカレーです。】 とゆー訳で、天正少年遣欧使節は毛ほどもかすらないことが明らかな 大村の町おこしカレーでございます ![]() いやせめて、彼らの肖像画を使うんなら、彼らが食べたカレーの再現に チャレンジしてみましたとか何とかって理由が欲しかったな。 でも彼らは日本では確実にカレーを食べたことはないだろうし、 ローマまでの道中でも恐らく口にはしなかっただろうからな・・・ そもそもカレーに縁のない彼らを使うことに無理があるんで、 伊東マンショたちがこれを見たら 「おお、神よ・・・ なんだか得体の知れないモノに僕たちの顔が使われちゃってますう~」 と嘆くんじゃないか、とか色々と頭の中でツッコミを入れて笑ってましたが、 結局買いました。 大村には行ったことないのでどの位カレーの店があるのかは存じませんが、 説明文を読むに、たぶんフツーの美味しさのカレーだろうなと思って しばらく放置しておりました。 が、レトルトにしては意外に賞味期限が早かったので食べてみたところ、 フツーだけど結構美味しかった。 これには、「全然期待してなかっただけに」というオマケの言葉も付きますが ![]() さて次はこちら↓。 ![]() 前回、正月に豊後人の義兄がカレーを買ってきてくれたことを書きましたが、 その第2段がこのカレー。 義兄は由布市の出身なもので、両親などは湯布院にも連れていってもらったり してますが、湯布院の誇る由布岳はこんな山らしいです↓。 ![]() 由布岳よりは温泉の方が一般的には有名かもしれませんけどね。 で、肝心のお味ね。 ビーフカレーなので、ぶっちゃけ目だつ特色なんかはないのですが、 かなり美味しかったです。 湯布院牛ってのは聞いたことないけど、結構「ブランド牛使用のカレー」でも 平凡な味になってしまってるものって割と多いのに、ナイスファイトってカンジかな。 それから、これも前回書いたイオンでの四国物産コーナーでゲットした第2段↓。 ![]() このインパクトのあるパッケージ。 ぱっと見、ウルトラマンのカレーかと思った。 どうやらこの巨大スプーンを持っているのが「カツオ人間」らしいけど、裏には ![]() がいる。 表のは『雄!』と言っているので、お腹のあたりの白いのはふんどしってことか。 裏のには(「ハチキン」というらしい)白いのは高い位置に描かれてる。 女だから胸を隠しとるのか? 下半身は隠さんでええのんか? さらにはちっちゃくこんなのも↓。 ![]() ・・・なんや、ようわからん世界どす ![]() でこれ、税込750円もするんどす。 迷いましたよ、そりゃ~。 だいたい、カツオなんて火を通したら堅くなっちゃうじゃん? クジラの煮付けみたいのを想像して、あんまり食欲をそそられなかったんだけど、 でもカツオのカレーなんて珍しい。 土佐といえばそりゃカツオだからな。 しかし750えんも出す価値が果たしてあるのか? 3つゲットした中でこれが一番迷いました。 で、これまた期待せずにおそるおそる食べてみたのですが、 これがすっげ~ウマかった ![]() 口に入れた途端、 「あっ、カツオ!!」 ってカンジで、かつおぶしのまんまの風味が口いっぱいに広がるの。 裏切られた感は「天正夢カレー」の比ではありません。 カツオは小さいのがコロコロ入ってたな。 それよりとにかく口の中に広がる香りがたまらなくて、ペロリと平らげました。 これ、オススメ ![]() ご当地カレーといえるのかはちとビミョ~ですが、 地元の東武ストアに入っていたのがコレ(300えん)↓。 ![]() 【TOKYO X とは、東京都が長年の歳月をかけて作り上げ、従来の豚肉の イメージをくつがえした柔らかさと旨味が特徴の東京限定発売の貴重な豚肉です。 そのわけは脂肪の質と味が良い「北京黒豚」、筋繊維が細かく肉質が良い 「バークシャー種」、脂肪交雑が入る「デュロック種」をもとに、各々の良い ところを取り込んで改良した系統豚だからなのです。東京X豚肉の旨みが生きるよう カレーソースは多種類のスパイスで煮込みました。】 (裏面の解説より) 東京限定って、柏で売ってんじゃん ![]() あらためて読むとカレーの話じゃなくて豚肉が都内限定って意味なのかな。 そこまで言うなら期待してやろうじゃん ![]() うん、まあ、フツーの美味しさでした。 で、これ↓。 ![]() これはコープで売られていたもので、600えんといいお値段。 しかし、小岩井だぞ・・・ 高いのがネックだが、小岩井ならきっと美味かろう・・・ そう思い込んで買ったものです。 これね、もうさすがの美味しさでした。 名店なら全部が全部美味しいって訳でもないですが、 やっぱり名店は違うなと脱帽しました。 ウソがつけないタチなもので、本シリーズでもあまり堂々とオススメとは 書かないわたくしですが、これもオススメの逸品でございます。 ご当地カレーはここまでで、あとはそれ以外ですが、 まずはこちら↓。 ![]() 「8」で紹介したきのこのホクトさんの姉妹版で、 こちらはその名の通りエリンギ満載のカレーです。 これは味がっていうより、キノコたっぷりがウリなんでね。 キノコ好きにはうれしいひと品です。 マイタケと同じく、こちらもエリンギがいっぱいなので、 満腹感が得られます。 あ~あ、これでキノコカレー食べ終わっちゃった・・・と思っていたら、 少し前からおなじみの東武ストアにホクトさんの別のキノコカレーが入ってました。 今度も2コ並んでいたのでパッケージを替えただけかと思ったら、 まったく別モノのキノコカレーを出していたらしい。 もちろんそれらもゲットして、今はわたくしの食料箱の中で出番待ちです。 そちらも食べたら報告します。 最後はこちら↓。 ![]() S&Bのディナーカレーはまだ最初の頃の「2」で中辛を食べて、 辛口は最近になって食べましたが、それのプレミアム版らしい。 お値段も419えんとお高め。 これもビーフカレーらしいけど、 【国産の仔牛の骨と肉、香味野菜を丹念に煮込んだ国産フォン・ド・ボーを ベースに、国産ソテー・ド・オニオンの甘み、フランス産発酵バターのコクを 加えた上質で深みのある大人の逸品。赤ワインに溶け込み、やわらかく仕上げた 厚切りリブロースと芳醇な欧風ソースとの相性をご賞味ください。】 (裏面の解説文より) とプレミアム感を前面に打ち出している。 フツーのディナーカレーの方は平凡な美味しさだったからな・・・ いや、でも辛口のは美味しかったんだっけか。 それで今朝、朝カレーしたみたのですが・・・ さすがにプレミアムというだけのことはあった。 ソースは風味がよくて濃厚、そして大きめ具材がごろごろ入っている。 フツーの肉系カレーって具はちいちゃなもので、具材の大きさをウリにしたものでも 大きいものは入ってはいるけどゴロンと1コだけだったりで あまり具に満足するものってないんだけど、これはしっかりした中くらいの肉が 沢山入っている。 しかも肉はやわらかい。 さらに、カレーマルシェよりも大きなマッシュルームが2~3コ入っていて、 具の点でもかなり満足感が高い。 ・・・ただ、惜しむらくは、味があとちょっとだけ欲しい。 塩が5~6粒足りない、みたいなほんのわずかな差なんだけど、 もうちょっとだけ辛味というかしょっぱさが欲しいな、って感じの味だった。 とても美味しいのに、とっても惜しい!!みたいな~。 そのちょっとの味が加えられていたら、これも自信を持ってオススメするひと品でございました。 ![]() にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017年04月08日 22時27分43秒
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