カテゴリ:社会
2005年2月、インフルエンザ治療薬「タミフル」を服用後に自宅マンションから転落死した愛知県知立市の中学2年生泰野皓平君(14)の両親が、薬の服用と異常行動の因果関係を認めず、副作用被害の給付金を不支給とした行政独立法人・医薬品医療機器総合機構(東京)を相手取り、不支給処分の取り消しを求めた訴訟を東京地裁に起こすことが分かった。
異常行動のと因果関係を正面から争う訴訟は全国初めて。 2005年2月5日夕方、泰野君は、前日に発症したインフルエンザのため、タミフルを服用。 約1時間半後、自宅マンション9階から転落して死亡した。 両親は同年6月、同機構に救済を申し立てたが、2006年7月に「判定不能」として給付金の不支給を決定。厚生労働省に再審査を申し立てたが、今年4月に棄却された。 提訴起源は棄却決定から6ヶ月間で、今秋までに提訴する。 ================================================================== インフルエンザの薬は、「タミフル」の他に「リレンザ」がある。 この事件にはいくつかの問題点がある。 ●「タミフル」の副作用 飛び降り、奇行をおこしすい。15歳以下は禁忌となっています。精神系統にきやすいのです。 予防接種前に発熱や感染症などをチェックする「問診表」があり、本人との診察の後、予防接種を受けることになっています。 つまり、医師が判断して予防接種が決まるのです。 ●このことについては、責任は問われないのでしょうか ●上記にあげた副作用があることを予防接種時に説明したのでしょうか 明らかに「タミフル」の副作用と考えられても、医薬品医療機器総合機構をはじめ、日本医師会は認めません。 何と説明するでしょうか 「タミフル」を摂取した人、全員がそうなったわけではないし、証拠がない。 こう言われてしまえば、それ以上何も言えません。結局、被害者や被害者の家族は泣き寝入りするしかないのです。 医学の世界でよく使う「エビデンス(医学的根拠)」。東洋医学、漢方などを「エビデンス」がないと否定します。 この「エビデンス」って何でしょうか 薬を使用するのに都合の良い「エビデンス」です。 対象者を変えたり、対象人数が変われば、「エビデンス」は変わっていきます。 突然死。現在日本で年間約50人。 「予防接種」がなぜ自費なのか考えたことはあるでしょうか 病気でない健康体に外から異物を注入するのです。 その結果、「インフルエンザ」にはかかりにくくなるかもしれませんが、体内全体に与える影響を考えたことはありますか 自費=保険適用外の任意によるもの。 最終的に問題が生じても、 自ら選択して予防接種を受けたのであって、病院(国)は強制していない。 「100%全面的に病院(国)が悪いことにはならない。発作が起こりうる可能性があったのなら、予防接種を控えるべきだったのではないか」 と反撃されるかもしれません。 もし、今回のような事件があっても、「保険適用」なら国の責任を問われる問題です。 C型肝炎は、主に輸血などによって感染します。 これは、医療行為だから国も無視するわけにはいかないのです。 「子宮頚ガンワクチン」も同様です。 任意の「予防摂取」を受けなければならないのか もう少し慎重に考えていく必要があると思います。 いつもご覧くださりありがとうございます 医学 2位 統合医療 9位 認知症 50位 にほんブログ村 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年05月30日 22時23分25秒
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