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柴楽日記

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2024.05.29
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前回の続き。

今回は悲しいお知らせがあります。
本日、ナツマリの娘であるリンが脳梗塞によりその生涯を閉じました。

結ナナそしてハルのロードワークを終えて帰宅したところに、リンパパさんの娘さんが珍しくクルマでお見えだな・・・、と思いつつ後部座席に視線を移すと静かに横たわるリンの姿。
娘さんや妻の言葉や表情を汲むまでもなく、押し寄せる悲しみの前にしばし言葉を失くしてしまいました。

娘さんの御話によると、これまで家の中では一切排泄が見られなかったリンが今朝は初めて粗相してしまい、外へ出るための催促に娘さんの寝室にやって来たとのこと。
求めに応じて外に出すとそのままトイレを済ませ、玄関に戻ったものの敷居を上がり切ることなくそのまま力尽きた様に倒れ込んでしまったというリン。
異変を察知した娘さんがそのまま病院へ連れて行くも、リンの身体は既に手の施しようがない状態となっていたとのことでした。

小さな頃から優しく我慢強い子でもあったリン。
母親のマリに似て最後までご家族の皆さんに迷惑を掛けまいとするこうした健気な一面もまたリンらしいなぁ・・・、そんな思いを巡らせながら娘さんの御話を伺っておりました。

いつも明るく活発な子であったリン。
少し振り返ってみても、リンとの楽しいエピソードがつい最近の出来事であったかの様に脳裏に溢れてしまいます。

ナツマリの娘として、きょうだいであるモモそしてトラとともに誕生したリン。

目が開く前から、匍匐前進で育児スペースから這い出ることもたびたびだったリンに手を焼く母親のマリの姿が今でも脳裏を過ります。(楽)

マリの育児のもとすくすく育ち、庭遊びデビューを果たすと、3きょうだいの中でも特に好奇心が強く活発な子だったリンのお転婆ぶりが大きく芽を出すこととなります。(笑)

いたずらっ子のトラも度々お手上げ状態に陥ってしまう程の足腰の強さと運動能力を発揮していたちび子の未来が楽しみでもあったあの頃が懐かしく思い出されたりもします。

ご家族のもとへと旅立った後もよく我が家に遊びに来てくれたリン。

温和で人懐っこくて愛されキャラなリンの一面はお父ちゃんのナツ譲りだったりするのかもしれないですね。(楽)

こちらは1歳を過ぎた頃のリン。

食習慣に改善点が多々あり、度々、見直しのお願いをしておりましたが、そんな思いに反比例する様にカロリーの摂取度は上がり、年齢とともに代謝のペースが緩やかにあるにつれ、遂にその半年余り後にはすんごい出で立ちで私たちの前に現れたちび子にただただ仰天させられたことが思い出されます。

それでも他の面々同様に、若さ故の輝きを放っていた様に感じられたリン。

オーバーウェイトをものともしない俊敏さとパワーで再会したナツマリやきょうだいとのひとときを元気に楽しむ姿には目を見張るものがあった様に感じられました。(楽)
ただその後、リンが5歳を過ぎたあたりから体の重みに膝が徐々に悲鳴を上げ始め、再会したファミリーとの庭遊びにおいてもかつての様な動きが儘ならなくなる等、そうした輝きにも陰りが見え始める様になります。

それでもトラとともにナツマリのもと、群れのムードメーカーとして、ちびたん達に世話を焼きながら、確りと取りまとめ役を担ってくれていたリン。(頼)

こうして姿かたちが変わってしまった後も以前と変わらずリンの周りに楽しい輪ができる様子を眺めていてもまた、リンの強さや優しさみたいなものはナツファミリーの未来を担っていく世代へと受け継がれている様にも感じられてしまいます。

こちらは4年前の一枚。

また何処かで3匹のちびまろが元気に揃って再会する日が来るのを楽しみにしていましたが、こうした光景を目にすることができなくなるのはやはり寂しいものがあります。

こちらはリンと最後の対面を終え、娘を見送った後のナツの様子。

普段通りに穏やかに番を務めている面持ちからはナツの心情を窺い知るのは困難なものである様に思えてしまいます。

今年は例年より早く咲き始めた感のある紫陽花。
この田舎町では既にあちらこちらで見頃を迎えた紫陽花の姿が見られます。

お昼前に花を携え最後の別れを告げに向かうと、紫陽花に囲まれ安らかな表情をしたリンの姿がありました。

11歳9ヶ月という若さでこの世を去ったリン。
ちび子の来し方を振り返ると、本当に最後までよく頑張って生きてくれたと思います。
そんなリンの頑張りを支えたのは、ナツマリ譲りの心身の強さに加え、ママさんから管理を引き継ぎ食事面から運動面に至るまでその生活習慣の改善に努められた娘さんご家族のリンへの愛情の深さも大きかったのでは?と感じております。
ご家族の皆さん、リンのことをこれまで家族の一員として大切に育てて頂き、本当にありがとうございました。家守をしっかりと務めるリンの姿を見ていると、リンもまた皆さんからたくさんの愛情を与えて頂き、そして家族の一員としての役割を認識しながら最後まで幸せな犬生を全うしたのではないかと思っております。

リン、生まれてきてくれて本当にありがとね。
そして楽しく素敵な時間をありがとう。
この空の下でリンの大好きなファミリーの面々が精一杯生きていく姿をマリと一緒にこれから見守ってあげてね。





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最終更新日  2024.06.19 23:31:58
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