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Shige & Happy の気まぐれ写真日記

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2015年07月の記事

全18件 (18件中 1-18件目)

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もう一つの「鷹の祭典」…(7/30)

「ベアスタ」で対湘南ベルマーレ戦　7月25日、ソフトバンクホークスとのコラボマッチ、湘南ベルマーレ戦を観戦しました。車は新鳥栖駅の広い駐車場に置き、JRで鳥栖駅に向かいました。鳥栖駅は多くの観戦者で混雑していましたが、駅から陸橋を渡って5分という鳥栖スタジアムの立地条件はとても便利です。「盛り上がるサポーター席」(今日はソフトバンクホークスと同じ黄色のレプリカユニホームが配られました)　バックスタンドの1Ｆ、サガン鳥栖サポーター席寄りのＳ指定席をとっていました。この日も好天気でスタンドには正面からの日射しが厳しかったのですが、試合開始時間ごろになるとメーンスタンドの屋根の向こうに日が沈んでいき照明が輝きを増していきました。「キックオフのころ」(ベストアメニティ(株)が命名権を持ち「ベストアメニティスタジアム」といいます)　ベストアメニティ(株)は福岡県久留米市にある食品関連会社で、一部選手を引退後に正規採用するというやり方でサガン鳥栖を支援しています。このほか、福岡県の筑後地方にもサガン鳥栖のスポンサーが多く県外のファンも増えてきているようです。　サガン鳥栖はホームタウン(鳥栖市)の人口がJ1で一番少なく、これまで何度も経営難から存続の危機に瀕しました。しかし、2012年J1に昇格するといきなり5位に食い込みました。　2013年は12位でしたが昨年も5位と健闘しました。しかし、今年は6勝7分8敗(7月25日試合前時点)と低迷しています。今日も、試合開始早々前半3分、DFの連携ミスで失点しました。しかし前半20分にMF水沼宏太(8)選手のシュートで同点に追いつきました。「ドリブルで突破」(左サイドを攻め上がるMFキム・ミヌ選手(10)の動きは際立っていました)　今シーズンのJ1 18チームのうち、1993年の発足以来23年間連続して在籍しているチームは、鹿島、横浜FM、清水、名古屋の4チームだけです。昇格しても1年で降格するチームもあるなかで、サガン鳥栖は昇格後4年目のシーズンを何とか勝ち抜こうとしています。「競り合い」(ロングボールを競り合うMFの鎌田選手(24)と、相手DFのアンドレ・バイヤ(4)選手)(中盤で競り合うMFペク・ソンドン(9)選手、MF永木亮太(6)選手ら)　今日のメイン機材はCanon EOS 7Dm2＋EF70-300mm F4-5.6。ベアスタは観客席とピッチが近いのでこのレンズでほぼカバーできます。しかし、野球場より一絞り分ぐらい照明が暗いのです。ボールの大きさや速さからすれば、それでいいのでしょう。撮影データ：ISO6400、絞り優先(F5.6)オート、マイナス1/3、1/1000～1/1250秒「攻める」(水沼宏太選手(8)のパスに飛びこむ高橋義希選手(28手前)と早坂良太選手(25)選手)　この日の試合ではポイントゲッターのFW豊田陽平選手が負傷欠場していました。そのため、チャンスはあったもののなかなか決めきれない場面が見られました。「シュート」(後半、MF水沼宏太選手(8)のシュートは惜しくも外れる。GKは秋元陽太(1)選手)　結局試合は1対1の引き分けでした。今年再昇格したばかりの湘南ベルマーレから勝ち点3を是非とりたい試合でしたがやや残念な結果に終わりました。　福岡アビスタ、大分トリニータも一時はJ1に昇格したものの現在はJ2に沈んでいます。現在九州のJ1チームはサガン鳥栖だけです。今後のサガン鳥栖に多いに期待しています。　↓ランキングに参加しています。よかったらクリックをお願いしますにほんブログ村

2015/07/30

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とりあえず撮った鳥(22)…(7/28)

ミサゴ　7月24日、ヨット世界選手権大会の写真がうまく撮れなかったので、唐津城の対岸にある東唐津港に行ってみました。時間は17時少し前、レースはもう終わったようで、曳航されてハーバーに向かっているヨットが見えました。「レース終了」(マストから帆を半分だけおろして4艇が連なって曳航されていました)　ヨットも全部ハーバーに揚げられ、決勝レースも終わったようです。そこで河口に見える何種類かの鳥を練習で撮ってみることにしました。見える範囲には少なかったので、飛翔している姿を望遠レンズで狙いました。　しばらく撮っていると、ときおり水にダイビングしている鳥を見ました。それも、足から飛びこんでは飛び上がっています。(単なる水浴びのように見えますが…)(飛び上がったら片方の脚に何か捕らえていました)(何と片脚で20cmほどの魚をがっちりつかんでいました)(大きく羽ばたきながら悠々と高度を上げていきました)　この4枚は急降下からの連写です。魚をつかんでいない右の脚を見たら、鋭い爪が見えています。潮時にもよるでしょうが、夕凪のこの時間は、ミサゴたちにとっては絶好の狩りの時間なのでしょう。(これは別のシーンですが、このミサゴは両脚でがっちり魚を捕らえています)　海のハンターと呼ばれるミサゴですが、川や湖でも魚を補食するそうです。日本では1年中見られる留鳥です。　この日鳴き声は聞こえませんでしたが、「ピヨッピヨッ」「チョッチョッ」と鳴くそうです。見かけとかやっていることと鳴き声のイメージはまったく違う鳥です。　↓ランキングに参加しています。よかったらクリックをお願いしますにほんブログ村

2015/07/28

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風景写真になってしまった…(7/26)

ヨット420クラス世界選手権大会　「420クラス・ヨット世界選手権2015」が20日から25日までの日程で唐津湾で開催されました。21カ国・地域から約160チームが参加したそうです。といってもヨットには詳しくなくて、420クラスとは長さ4.2mの2人乗りヨットという程度の知識しかありません。　7月23日と24日に決勝レースが行われるということで午後からヨットハーバーに出かけました。昨年開催されたレーザー4.7級ユース世界選手権は悪天候が多く中止になったレースもあって良いショットが撮れませんでした。今年は天気もいいので期待して出かけました。「風を受けて」(午後３時過ぎ、ヨットハーバーを各国のヨットが出ていきました)「スタート」(どうやらスタートするようですが、コースはかなり海岸から離れているようです)「ターンマーク」(2つ離れて浮かんでいる赤いブイを、各艇は競い合いながらターンしていきます)　以上3点は7月23日の写真ですが、どうも距離が遠すぎてレースの緊迫感が伝わってきません。スポーツ写真というよりも風景写真になってしまいました。　翌7月24日も出かけましたが、やはり海岸からではうまく撮れません。望遠レンズでヨット群を撮っても、会場の大気の揺らぎのためピントがズレたような写真ばかりでした。　そこで、7月24日は風景写真に徹してみました。「唐津湾とヨット」(唐津湾、東の浜、虹の松原、鏡山、唐津の定番観光スポットを入れて撮りました)「唐津城とヨット」(レースが終わってハーバーに戻っている途中、観光レースをしているようです)　国際大会があっているのに、浜辺には見物の人をほとんど見かけませんでした。夏休みには入っているものの海水浴客もいなくて、浜辺はのんびりした光景でした。　市やヨット関係者はこのような国際大会が開催されているということを周知しているのでしょうか。また、大会のルールも分からないので、遠くから見ていても面白くありません。バルセロナオリンピックのヨットでメダリストを出した唐津市としてちょっと淋しいことです。　あとで知りましたが、市内でパブリックビューイングが行われていたそうです。そこでは、レースの様子などが解説つきで紹介されていたのでしょうか。　2020年、東京オリンピックが開催されます。そのときは、唐津の海で練習している若者たちにメダルをめざして欲しいものです。　↓ランキングに参加しています。よかったらクリックをお願いしますにほんブログ村

2015/07/26

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１０年間の相棒との別れ…(7/25)

全国各地を走った熱い記憶を残して　今日(7月25日)、先日名義変更したKawasaki ZR-7Sを、新しい名義人が取りにきました。ほとんどロングツーリングでの走りだけだったから、10年間での走行距離は約2万4,000kmでした。(手元にはもう1台、SUZUKI スカイウェイブが残っています)(新しい名義人は大型2輪免許所持歴は長いが、運転歴は短い初心者)　すでに過去のものとなったキャブレター仕様の空冷4気筒748ccエンジンですが、エンジンも足周りもまだまだ快調です。これからもいろんな道に轍(わだち)を残してくれることでしょう。　↓ランキングに参加しています。よかったらクリックをお願いしますにほんブログ村

2015/07/25

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「不器用ですから」の健さんの意外な素顔…(7/23)

「あなたに褒められたくて」　高倉健(本名小田剛一)は、2014年11月10日、悪性リンパ腫で亡くなりました。享年83歳。大卒後商社マンを志しますが就職できず、1955年に東映のニューフェイスとしてスカウトされます。　東映の看板スターになったのは、1965年からの「網走番外地シリーズ」のヒットからです。高倉健演じる主人公が、無法な仕打ちに耐えながらも、最後はドスをぶち込んで殴り込みに行き不条理を晴らすという筋書きは、70年安保世代のヒーロー像そのものでした。　高倉健がヤクザ映画から脱却するきっかけとなった作品は1975年の「新幹線大爆破」での犯人役でした。そして、翌1976年(45歳のとき)に東映を退社します。　それからは、大映の『君よ憤怒の河を渉れ(1976年)』、東宝の『八甲田山(1977年)』、松竹の『幸せの黄色いハンカチ(1977年)』と、次々に話題作に出演しました。これらの作品によって、人の生き様を演じる難しさや達成感を感じ、俳優としての新境地を開いていきました。「あなたに褒められたくて」(高倉健が自分について語った唯一の本～集英社：1991年初版、2014年12月文庫版第23版) この本が書かれた1991年(60歳のとき)、高倉健は円熟期でした。月に1本以上のペースで出演していた東映時代と違って、一本一本の映画への思いがとっても重い時期だったようです。　『八甲田山』の撮影のとき、高倉健演じる弘前第31連隊の徳島大尉を、北大路欣也演じる神田大尉が訪ねてくるシーンで、高倉健は机上にちょっと変わったコンパスを見つけます。　　聞いたらやっぱり、小道具さんがその当時の本物を探し出してきて、置いたのだそうだ。　それがキャメラに写るとはかぎらないんですよね。むしろ、写すことなどまずありえない。　しかし、どこでもアップでお好きなように撮ってくださいという心意気ですね。脇腹のつら　いところに拍車が一発入れられた感じですね。　　そのコンパスを見ながら、これがプライドある映画のスタッフの仕事というものなんだな、　と思いました。　　　(P147より)　高倉健のスタッフへの思いはとても熱く、周囲への心配りについての話題は多い。自分が出番がないときでもずっと立っていて、誰が勧めても決して座らなかった。縁の下の人たちの苦労をちゃんとわかっていて、ひとり一人にきちんとあいさつをする人だったそうです。　　その、スタッフたちのほおがげそっと削げていくころ、撮影が終わる。　　映画つくりのファミリーの中に定着していた時が過ぎ、おつかれさまの言葉で終わって、　三々五々やりとげた満足感がやってくるが、燃やした灰のようなものが残る。　　みんなと別れる寂しさがやってきて、また群れを離れてさすらう日々のしんどさを思う　と、仕事はうまくいったのに、なぜか沈んでしまう日が待っている。　　　(P151より)　高倉は、ある人からのお土産「ウサギのお守り」を大事にしていたそうです。空港の売店で買ってきたというが、自分だけに買ってきたものか、何本も買ってそのひとつをくれたのかわからないと書いています。でも、彼はこのウサギのお守りをとても大事にしていました。　ところが、そのお守りを1990年、中国の映画祭に行った時に紛失する。そのウサギの女性となんとかまたなりたいなどと思っていたわけではないがと書いているが、とても落胆しています。　　誰かが持っていったのか。　　あんなものを盗る人はいないはずだから、　　落としたに違いない、　　懸賞金をつけるから捜してください、などと　　同行の人たちに冗談めかして頼んだが、　　ついに出てこなかった。　　そういうことなんですね。　　自分でもどうにもできない心。　　～人を想うということは。　　「愛するということは、　　その人と自分の人生をいとおしく想い、　　大切にしていくことだと思います」　　『幸せの黄色いハンカチ』の北海道ロケ中に、ぼくが、　　山田洋次監督に、愛するということはどういうことでしょうかと、　　その質問に対する答えでした。　　　　　　　　　　　　　　　(P185～P186より)　私生活では、江利チエミとの12年間の結婚生活が離婚という結果に終わり、その後独身を通します。だからこそ、誰かと心通わせたいという思いは強かったのでしょう。この本のタイトルの「あなたに褒められたくて」の「あなた」とは誰のことか。それは最終章に書かれています。　　お母さん。僕はあなたに褒められたくて、ただそれだけで、あなたがいやがっていた背中に　刺青(ほりもの)を描(い)れて、返り血浴びて、さいはての『網走番外地』、『幸せの黄色いハン　カチ』の夕張炭鉱、雪の『八甲田山』。北極、南極、アラスカ、アフリカまで、三十数年駆け　続けてこれました。　　別れって哀しいですね。　　いつも…、　　どんな別れでも…。　(P203～P204)　　あなたに変わって、褒めてくれる人を誰か見つけなきゃね。(P205＝最終ページ)　この最後の章には教師だった母の思い出が書かれています。高倉は、母が亡くなったとき「あ・うん(1989年東宝)」の撮影のために葬儀に参列しなかったのです。　この本は「あなたに変わって、褒めてくれる人を誰か見つけなきゃね」という一文で終わっています。亡き母への追悼の言葉ではありますが、この一文から高倉の死後知られるようになった33歳年下の「養女」の存在が浮かび上がってきます。高倉が2013年に養女にした「小田貴」は、このころには、すでに高倉にとってとても大切な存在だったのではないかと想像されるのです。　私生活がベールに囲まれていた映画俳優高倉健。最期は小田剛一という一人の人物に戻ってあちらに逝ってしまいました。それは彼自身が一番望んでいたことだったでしょう。合掌。　　↓ランキングに参加しています。よかったらクリックをお願いしますにほんブログ村

2015/07/23

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「鷹の祭典」、対千葉ロッテ戦…(7/21)

攝津正投手の復活と主軸の４,５番で打ち勝つ　今年のソフトバンクホークス主催試合「鷹の祭典」は8試合が予定されています。その4試合目(実際は前日の北九州球場の試合が雨天中止となり3試合目)の対千葉ロッテ戦を観戦しました。　今年は「レビリューションイエロー」のレプリカユニホームが入場者全員に配られ、球場は黄色一色となりました。始球式にはソフトバンクのCMに出ている小日向文世さんが登場しました。「変わった衣装で始球式」(裃と袴姿での投球が笑いを誘いましたが、ボールはワンバウンドでストライクゾーンへ)　　試合は両軍無得点で迎えた6回裏、ホークスは4番内川聖一選手のタイムリーヒットで先制しました。さらにその直後5番李大浩選手の2ランホームランが出て1挙3得点をあげました。「大歓声の外野スタンド」(よく見ると、コマーシャルの文字までレボリューションイエローに…)　先発・攝津正投手は7回無失点であとを五十嵐投手に託しました。五十嵐投手は2フォアボールと暴投で2死満塁のピンチを招きましたが、その後と9回をサファテ投手が締めくくりました。「安定しているサファテ投手」(この勝利で、今年の鷹の祭典はまだ負けなしです)　今日のヒーローは内川選手と李大浩選手でした。一ファンの気持ちとしては攝津投手もお立ち台に立たせたかったです。試合が早く終わったので、勝利の花火やアトラクションまで見ました。「ボールも弾む」(グランドから投げ込まれた光るボールが大勢のファンの手の上で弾んでいます)　前回の観戦(7月7日)は1点差の負け試合でしたが、今日は気持ちよく勝ったのでよかったです。25日はJリーグ「サガン鳥栖」の「鷹の祭典」を観戦する予定です。　↓ランキングに参加しています。よかったらクリックをお願いしますにほんブログ村

2015/07/21

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初文庫化された高峰秀子初期のエッセイ…(7/20)

「まいまいつぶろ」　この本の初版は1955年6月、松山善三と婚約を発表(同年2月25日)して挙式した直後のころです。だから終章は「結婚まで～2月26日」となっています。この日付けはつまり婚約発表の翌日なのです。そして、「～3月26日」の結婚式の日で終わっています。「まいまいつぶろ」(高峰秀子のまだ読んでいない文庫があったと、つい買ってしまった～河出文庫 2015年4月)　婚約から結婚までの慌ただしさには高峰も相当まいっていて、マスコミの強引さには正直に腹立たしさを書いています。しかし、前年の1954年に代表作とも言える「二十四の瞳」で映画賞を総なめにし、女優として人気絶頂のころでしたからマスコミの騒動ぶりも想像されます。　この婚約発表は、「二十四の瞳」の木下恵介監督が混乱を避けるためマスコミ各社に事前連絡して記者会見の形で行いました。この形が、その後の芸能人の婚約発表のさきがけとなったといわれます。　高峰の初の著書は1953年の「巴里ひとりある記」で、これは彼女の2冊目の随筆集です。しかし、高峰は5歳で子役デビューして、31歳で結婚するまですでに数多くの映画に出演していました。　子どもの頃から大人社会を見聞し、多くの著名人と交友がありました。だから、高峰の人物評や世相評には鋭い切れ味があります。歯に衣着せぬあの高峰調は最初のころの本から健在だったのです。　この文庫には思ったよりたくさんの珍しい写真が一杯載っていました。貴重な若いときのスチール写真もあります。そのうえ、自筆のカットもたくさん載っています。特に「縁の下の力持ち」の章で14人の裏方さんを描いたカットは秀逸です。　ロケ・マネージャー、録音係、スチールマン、スクリプター、床山さん、結髪部、美術部、衣装部などなど。　「これらの人々の力が少しずつ寄り集まって、1本のフィルムになる。その中には私の小さな力も入っているのだと思うと、何だか楽しい。と同時に私は身体中に大きな責任を感じるのである。この人たちの努力をむだにしてはならない。一生懸命やらねば、と。」　亡くなった実母に変わって女優の道をつけてくれた養母は、高峰が人気女優となってからはその収入の大半を浪費し寄生していた。ただ、このエッセイでは「養母＝叔母の平山シゲ」については何も悪口雑言は書いていない。このエッセイが出た時点ではまだ書けなかったことなのだろう。　「わたしはこんな人に支えられて仕事をしている」の章で平山シゲが登場します。　「　平山シゲ　　　この人には生まれてこの方、心身共にずっとお世話になっている。公私こもごもシャムの双生児の如くついてまわって、高峰秀子をはげましたり、けとばしたり、ヒスを起こすとパリ行きをけしかけたりする。が、ともすると彼女は、女優という台の上から、私をひきずり下ろしたがるヘキ(癖)があるので用心が必要である。」　このエッセイは、自分史の面ではとても抑制した筆調になっています。しかし、1975年(高峰51歳のとき)、「週刊朝日」に連載した「私の渡世日記」ではこの養母の行状についても、感情を抑えながらも痛快に書き放っているのです。　没後5年、相変わらず爽快な読後感を残してくれる「デコちゃん」のエッセイに出会いました、　　↓ランキングに参加しています。よかったらクリックをお願いしますにほんブログ村

2015/07/20

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ハンディ短波ラジオ…(7/19)

懐かしくて買ってみました　NHKのラジオJapanが受信できる短波ラジオを探していました。海外に行ったとき、短波で日本語放送や外国の放送局を受信できたら面白いなと思ったのです。　ラジオもインターネットで聞く時代で、短波放送は過去の遺物になった感もあります。しかし、東日本災害からの復興にあたって小さな地域FM局が運用され電波の有効性が実証されました。電離層反射を利用する短波放送は、理論上は地球の裏側からの電波も聴けるはずです。　電機量販店のラジオコーナーに行ってみました。でもそこには「CDラジカセ」か「通勤ラジオ」ぐらいしかありませんでした。「短波ラジオ」と銘打っていも、ラジオNIKKEI(ニッケイ)に対応しているものしかないようです。　ところが、先日(7月15日)ホームセンターにいったら10バンドの短波放送が聴けるハンディ短波ラジオがありました。それもたったの2,050円です。シンセチューナーでなく、ダイヤルで周波数を合わせるアナログチューニングというところも面白いなと思い、思わず買ってしまいました。(FMは108.0MHzまでのワイドバンド、SW(短波)は3.80～21.95MHzまでの10バンド) 大きさはスマホよりもちょっと小さいぐらいです。電源は単3乾電池2本。AC 3V入力ジャックもありますがアダプターは別売りです。ネジ3本緩めると後ろのパネルを開けることができました。(下のレバーでバンド選択、右上ダイヤルで選局。パネルにはバンド別に大まかな周波数を表示) (MADE IN CHINA です。中国娘さんたちが一つ一つ手作業で半田付けしたのでしょうか)(AM用アンテナが小さいため、国内の地方局でもほとんど入ってきません)(バリアブルコンデンサ(バリコン)を回すための糸が巻かれ、なかなかレトロな雰囲気)　うーん、これぞ「ラジオ少年」御用達という感じです。しかし、実際上は気持ちよく聞こえるのは地元FM局だけです。夜になると、中国語と韓国語(朝鮮語)でにぎやかになります。ロッドアンテナにFM用のワイヤーアンテナをつなぐと感度がアップして入局数も数段と増えてきます。 RADIO JAPAN(NHK WORLD)の日本語放送は時間を区切って放送しています。22時ごろになるとアジア向けの9750MHzがかなり強く入ってきました。ただ、夜はAMでもSWでも中国や北朝鮮からの日本語放送が日本の局に強い電波をかぶせてきます。　中国や北朝鮮はかなり政治的色の濃いメッセージを発信しています。聴いていてこれらにまともに反応するわけではありませんが、日本にいながらにしてなかなか深刻な気分になります。　この製品はホーム電機から3月24日に発売になったばかりです。MADE IN CHINAですがメーカーは日本の会社なのです。安いモノですがシンプルなだけにそう簡単に壊れるものでもないようです。　　↓ランキングに参加しています。よかったらクリックをお願いしますにほんブログ村

2015/07/19

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今年もまた田舎から…(7/18)

「田舎から吹く風コンサート」　地元の交流文化センター「サライ」で18日の18時30分から開演されました。出演者は「千葉和臣(海援隊)と重音楽部」、地元出身のフォークヂュオ「ケイタク」、県内を中心に各コンサートで活躍している歌手の「和嶋和代」、地元のゴスペルグループ「ワンボイス」のみなさんです。　出演もほぼ同じメンバーなら、聞いている人たちもほぼ毎回同じという、アットホームなコンサートです。今年のコンサートも、去年と同じ田舎の風が会場に吹いていました。「ケイタクと千葉和臣」(敬太と卓也でケイタク。結成15年というが、息の長い地道な活動をしている)「千葉和臣と重音楽部」(千葉和臣は63歳。パーカッションとアコーディオンを加えて「重音楽部」と洒落ている」「和嶋静代と千葉和臣」(和嶋さんは今回も心に響く歌声を聞かせてくれた。アンプを通さない生の歌声を聴きたい)「ワンボイス」(昨年は音響関係の不備があった、今年はマイクは入っていた)　身近に音楽にふれ音楽を楽しむ場として、こういう小さなコンサートは貴重な機会です。しかし、もう今回で7回目というこのコンサートは出演者も観客も毎年ほぼ変わっていない。このままだと回数を重ねる分だけ、出演者も観客も1年ずつ歳を重ねていく。　今後のことを考えれば、それを打開するアイデアが必要だろう。幕間にでも小中学生の合唱やバンド演奏とか保育園児の合唱や合奏などを取り入れていく発想はどうだろう。　そうすると、観客層も子どもの保護者から祖父母まで広がっていく。そして、音楽を楽しむ年齢層も若返っていくと思うのだが…。　↓ランキングに参加しています。よかったらクリックをお願いしますにほんブログ村

2015/07/18

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ストローの巨大トルネード…(7/16)

新装なった県立美術館で　今日は県立博物館で開催されている県写真協会の公募展を観に行きました。200点余りのA4～4切サイズの写真が展示してありました。スナップが多かったようですがどの写真もストレートが多くてアマチュアらしさが感じられました。「写真協会の公募展」(デジカメの普及で写真愛好家が増えているのだろうか、予想より観覧者が多かった)　どの写真からも、ファインダーをのぞいている作者の気持ちが伝わってくるようでした。高校生の部の作品を観ていると、写真に興味を持ち始めてころの自分を思い出していました。　隣の県立美術館では地元出身のデザイナー吉岡徳仁展の作品展が開催されています。前衛アートのようでしたが、観覧無料というので立ち寄りました。「新装なった県立美術館」(博物館も美術館も旧佐賀城内にあるのだが、平地にあるためやや存在感に欠ける)　　美術館は最近リニューアルされ、その記念として吉岡徳仁(TOKUJIN YOSHIOKA)の「トルネード」と題した作品展が行われているのです。メインは膨大なストローを使って構成したアートでした。「台風のイメージ？」(ストローにしてはちょっと太目だから、何かの工業原料なのかもしれない)　３つの展示室にあふれんばかりのトルネードが構成されていた。1本1本は引き抜けるようになっているようだ。きっと手作業で制作していたら何年もかかるだろう。では、どうしたのか。　想像するに、搬入できる範囲のパーツを構成し、展示室で組み立てる。あるいは、このストローを吐き出す機械を使って作りあげる。うーん、よくわからない。「トルネードの中のイス」(ところどころに、ガラスや何かの結晶で作られたイスが置かれていた)　彼の作品はニューヨーク近代美術館、ポンピドーセンター(パリ)、アルバート博物館(ロンドン)など国内外の博物館などでパーマネントコレクション(永久所蔵品)になっているという。　不思議なものを見た。それも具象的の典型である写真展を観た後だったので、より印象が強かった。それに、使われたストローについて、何百万本とか何トンとかの数量が説明されていないので、そのことがまたより想像力をかきたててくれた。　吉岡徳仁展ートルネードは県立美術館で8月2日(日)まで開催中。　↓ランキングに参加しています。よかったらクリックをお願いしますにほんブログ村

2015/07/16

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再び「アザメの瀬へ」…(7/15)

時間帯を変えて、視点を変えて　前回(7月2日)訪ねたのは午前中でしたが、今日は午後3時ごろから撮り始めました。ハスは朝花が開いて午後は閉じるので、ちょっと見にはつぼみがたくさんある状態に見えました。　花の最盛期は過ぎているようで、前回来たときよりも蜂の巣状の花托(かたく)が増えていました。それはそれでちょっと姿が面白いのであれこれ動きまわって撮ってみました。午後になると西側の山にさえぎられて陽が陰ってきます。だから露出を落とせば黒いバックが得られますが、ハス田には入れないし足場が限られているので、アングルが難しいです。　↓ランキングに参加しています。よかったらクリックをお願いしますにほんブログ村

2015/07/15

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「遊べる軽」SUZUKIハスラー…(7/12)

つい遊び心が出てしまって　軽自動車は普通車に比べると機動性は抜群です。でも、直進走行時の安定性は劣ります。極端な言い方ですが、加速時はいいが、巡行時にはちょっと真剣にハンドルを持つ心構えが必要です。　パワステが効き過ぎるのですね。もう少し重い味付けにしてくれたらよかったのかもしれません。でも、ハスラーは「Sエネチャージ」になってアイドリングストップ時からの再起動のショックが軽減され違和感を感じさせない点はよく出来ています。　レクサスNX200tに試乗したとき、信号停車でアイドリングストップしたら、ブレーキの踏み方が少し弱かったようで「ブレーキを強く踏んで下さい」と表示が出たのには驚きました。再起動時のセルモーターのショックも予想以上に大きいかったです。まあ、余談ですが。　本題に戻ります。納車の数日後、追加オプションを発注してしまいました。カメラ機材を積んで出かけるに最適なクルマです。愛犬がいたなら、愛犬と一緒にどこまでも山道を走りたいクルマです。2015年のRJCカー・オブ・ザ・イヤーに選ばれたもの、そんな遊び心が評価されたのでしょう。　だから、もう少し遊んでみたくなりました。そこで追加したオプションは次のようなものです。「フォグランプ～消灯時」(このフォグランプは点灯していないときには青色、点灯したら黄色に発光します)「フォグランプ＋バンパーガーニッシュ～点灯状態」(フォグランプ取付のためバンパーを交換する必要があったのはちょっと無駄な出費だった) フォグランプはフロントのイメージを変えてくれます。今回の追加オプションでは一番目立つものです。オートライトシステムに連動し、スモールランプが点灯したらフォグランプも点灯するのです。フォグランプが29,376円で、バンパーガーニッシュが11,448円でした。「サイドターンランププレート」(何もない状態だと、ターンランプが点灯しないとその存在に気づかない)　上級タイプはドアミラーにターンランプがついています。でも、このGタイプはフロントサイドパネルに白くて小さなターンランプがむき出しのまま。その周りをメッキのワッカで飾るオプションです。言われないと誰も気づかないでしょうが、価格もたったの3,726円(左右2個で)なのです。「ドアバイザー」(最初はバイザーは値引きサービス品目についていると勘違いしていた)　ハスラーは窓が何といっても広いです。それもカーブしてない平ガラスだから、日射しよけのためにバイザーは必需品です。4枚一組でたったの12,906円だから軽自動車は何でもコストが安いです。　これらのほか、「LEDルームランプ(前席、後席)」をつけました。室内はずっと明るくなるし、ドアランプがないけど夜間の乗り降りに不自由を感じることはないようです。価格は10,422円で、カー用品店で買えばもっと安かったろうが、ディーラーとのお付き合いもあるので純正にしました。　あとは、「リモート格納ミラー(ドアロックと連動)」です。スイッチでの電動格納は出来るが、これはドアがロックされているかを目で確認できる点がいいのです。価格は36,936円で、今回の追加オプションで一番高かったが実用性は一番高いかもしれません。　取り付けのため5日間は代車暮らしでした。ディラーのメカニックも忙しいようです。今回追加したオプションは総額で10万円を超えましたが1割ほどサービスしてもらいました。　↓ランキングに参加しています。よかったらクリックをお願いしますにほんブログ村

2015/07/12

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小型２輪車の名義変更…(7/10)

車検とったばかりですが　KawasakiのZR-7Sは5回目の車検をついこの春とったばかりです。しかし、かねてからの打ち合わせ通り名義変更することにして、今日(10日)、県庁所在地の陸運支局に出向きました。　用意したのは、譲渡相手の住民票と委任状、印鑑です。それともちろんバイクの車検証も持って行きました。車検証の名義を変えるのが主目的なのですから。　陸運支局に着いた時間は12時半という悪いタイミングでした。案の上、窓口には「午前の部の受付は終わりました。午後の受付は13時からです」というプレートがありました。「登録、名義変更窓口」(小型2輪車(251cc以上)は、普通車と同じ窓口になっていました)　時間外でしたが、最近のお役所はサービスがとても向上しています。机上で書類を書いているとすぐに応対していただきました。驚いたのは名義変更のための書類を自動販売機で購入するようになっていたことです。それも書類代は何とたったの20円です。断然機械設置費用の方が高いと思いますが…。　なにはともあれ、手続きは約20分で終了しました。そして、新しい名義人の名前の車検証が交付されました。任意保険が7日で切れていましたので、このタイミングの名変はちょうどよかったです。「なぜか、正面に牽引車」(ここは陸運支局正面。駐車場はたくさん空いているのに、よほど急ぎの用だったのか…)　　新車販売が月末に集中するからか毎月末の登録窓口は混むそうです。今日は短時間でできてよかったです。しかも、名変にかかった費用は交通費プラス20円だけでした。バイク屋さんに代行してもらえば6000円ぐらいはとられるでしょう。「本州最北端、大間崎にて」(10年間、日本各地を走って苦楽をともにしてきたバイクなのです。～2013年7月31日)　実は名義変更先はごく近くに住む親類なのです。実勢価格よりもかなり安い、今回かかった車検代金だけで引き渡すことになっています。　バイクは引っ越し名義も変わります。ただ、「乗りたい時はいつでも乗る」って言ってます(笑)。　↓ランキングに参加しています。よかったらクリックをお願いしますにほんブログ村

2015/07/10

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「ワンランク上」という言葉に人は弱い…(7/9)

「古田式プロ野球観戦術」　今年1月、古田敦也は日本野球殿堂においてプレーヤー表彰を受けた。今年のオールスターゲームではその表彰式が予定されている。　彼の現役時代の活躍は枚挙にいとまがない。野村克也監督の指導を受け、ID野球の申し子ともいわれた。この本では「球界一の頭脳派」と称されている。「プロが伝授する「本物」の見分け方」(「ワンランク上」というキャッチコピーについ手が出た～朝日新書：2015年4月20日)　自分も含めて、人は「ワンランク上」という言葉に弱い。似たようなキャッチコピーは書店にあふれている。特に新書は、その書名やキャッチコピーによって売れ行きは相当違ってくるだろう。　この本の内容はさておいて、古田敦也が現役選手として「ワンランク上」だったことは、その実績が雄弁に物語っている。かいつまんでふり返ると次のようなことが挙げられる。　守備の面では、入団当初眼鏡をかけたの捕手として不安がられたが、通算の盗塁阻止率は4割6分2厘をマークしている。盗塁阻止率1位を10シーズン獲得したし、1993年の盗塁阻止率6割4分4厘は今でも破られていない。　打者としては、1991年に捕手としてセリーグ初となる首位打者を獲得。捕手としては史上最多の通算8回もシーズン打率3割以上を記録している。2005年には、大学(立命館大学)野球、実業団(トヨタ自動車)野球経験者としては史上初となる通算2000本安打を達成した。　この本は、球場で野球を観戦する時のポイントまとめている。大きく次の4章からなっている。　１　ピッチャーの観方　２　バッターの観方　３　守備の観方　４　監督の戦術の観方　自分も結構球場に足を運んでいるので、書かれていることの多くは自分で気づいていたことだった。しかし、この本から教えられてこともあった。特に捕手という視点からの試合の作り方、勝ち方などには新鮮さを感じた。プロ野球好きにとって、買って損はない本だとは思う。「裏表紙のキャッチコピー」(読んでいて、勝った試合より負けた試合に注目すべき点が多いのだと思った)　そんな古田敦也も監督としての優勝経験はないままだ。まだ50歳だから、これからまた監督として采配を振るうのかもしれない。ただ、殿堂入りした人の監督就任が過去あったのかは知らない。　　　↓ランキングに参加しています。よかったらクリックをお願いしますにほんブログ村

2015/07/09

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ヤフオクドームで楽天戦…(7/7)

七夕観戦、惜しくも敗戦　先発はソフトバンク武田翔太投手、楽天は則元昂大投手でした。ソフトバンク打線は2回裏に内川聖一選手のレフトへのヒットと李大浩選手のレフトスタンドへのツーランホームランで先制しましたが、そのあとの追加点がなかなか取れません。「盗塁を狙った本多雄一選手」(3回裏内野安打の本多雄一選手が2塁を狙うが、明石健志選手の三振で三振ゲッツーとなる)　写真をよく見ると、ショートの松井稼頭央選手はちゃんとベースの一角を空けています。自分とスライディングしてくる相手のケガを防ぐためですね。「結果的にはアウト」(松井選手には、約3ヶ月ぶりにケガから復帰したばかりの本多選手への配慮もあったでしょう)　4回裏、柳田悠岐選手のあわやホームランというセンターオーバーの2ベースからノーアウト満塁と攻め立てました。そして、松田宣浩選手のセンターへの犠牲フライで3点目が入りました。しかし、結果的にはこのあとが続かず、1点とまりだったのがあとに響きました。「柳田悠岐選手のフルスイング」(これだけのフルスイングをしても、打率が3割7分を超えているのはすごいこと)(ホームランテラスのフェンスまであと1mほどの特大の2塁打～センター聖澤諒選手)　先発武田は安定感がなく、安心して見ておられません。5回表にはサンチェス選手、小関翔太選手の連続ソロホームランで1点差にされました。そして、6回にはベテラン松井稼頭央選手に2ランホームランを打たれて3-4と逆転されました。　今日のホークス打線は6安打、最後は楽天の新クローザー松井佑樹投手に抑えられました。3-4の敗戦。しかし、今日は久々に1軍復帰した本多雄一選手が2安打したのは明るい材料でした。　今日の試合は、なかなか安定感のなかった武田翔太投手を8回まで投げさせた工藤公康監督采配の典型的な失敗例でしょう。ピッチャーをなかなか替えないのが工藤流ですが、他球団もうらやむ有力な投手陣を試すのは、2位以下に大きなゲーム差をつけている今をおいてないと思います。　　↓ランキングに参加しています。よかったらクリックをお願いしますにほんブログ村

2015/07/07

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思いもかけないお別れ…(7/4)

恩返しもできないまま　昨日、7月3日の朝刊に信じされない訃報が載っていました。20年ほど前の職場で一緒になり、多くを学ばせていただいたM先生。しばらく入院されていたことは知っていましたが、お見舞いは辞退したいというご意向と聞いていたので、面会は遠慮していました。　新聞の死亡期日は7月2日とありました。私は、先生から7月1日付けのお葉書を頂いていたばかりでした。ハガキはM先生らしい綺麗な文字と整った文章で書かれ、お元気な様子がうかがえたのです。ですから、わずか数行の新聞の訃報記事の衝撃はあまりあるもので、涙があふれとまりませんでした。　1回目のお見舞いのハガキを6月16日に出したら、几帳面な先生はすぐさまご返事を書かれたようで、2日後には6月18日付のハガキが届きました。そこには4月30日から6月7日まで急性心筋梗塞で入院していたことや、現在は1日1日快方に向かっていることなどが書いてありました。　2回目のハガキを6月30日に出したら、折り返しに7月1日付けの返事が7月2日に届いたばかりでした。そこには、自分が出した見帰りの滝の写真のハガキへのお礼と、病状は少しづつ良くなっているようですと書いてあったのです。でも、ハガキが届いた2日には先生はもうこの世の人ではなかったのです。　7月1日付のハガキはこのように書き出してありました。　拝復　何と見事ですばらしい紫陽花と見帰りの滝の、そしてその周辺の写真でしょうか。頂いて『あっ』と感嘆の声を発したほどです。　さすがプロ写真家の域まで学んでおられる〇〇〇〇先生ならではの技術です。今年の私はご存知のように体調不良で、見帰りの滝の紫陽花にはお目にかかれないなと落胆していたところですが、この一枚の写真にて充ち足りました。大満足です。有り難うございました。　私の書斎(ちっぽけな…)に掲げさせてもらいます改めてお礼申しあげます。おかげさまで元気が出て参りました。　このあとには、　6月30日の検診先で家人と会ったこと(それを家人から聞き、私はすぐ写真葉書を出しました)。心臓の中枢の血管を痛めているのですぐの回復は無理のようだが、7種類の薬をもらって自宅で回復に努めていること。次回の検診が7月14日で、その時には超音波検診が予定されていること…。　などが書いてありました。　　　　　　 ※M先生の遺徳を偲び、かつ、ご冥福を祈ってここに紹介させていただきました　これは、亡くなられる前日のハガキです。細かい字で丁寧に書かれています。そして、最後には「ご自愛ください」と、最期の最期まで周りの人へのこころ配りを忘れない先生でした。　3日の朝、M先生宅を弔問しました。お顔を拝見し厳然たる事態を受け止めざるを得ませんでした。言葉は胸にあふれても声にならず、ただこみ上げる思いに押しつぶされる自分がそこにいました。　3日夜の通夜、翌4日の葬儀と、ほんとうに涙の乾く間もない時間を過ごしました。2日間で述べ1500人以上の人がM先生との突然の別れを惜しみました。「M先生のお通夜」(退職後も様々な役職を務められ、周りのことをいつも第一に考える先生でした～7/3)　約20年前にM先生と同じ学校に勤務した職員は、毎年あじさいの頃に集まって当時を懐かしんでそれぞれの近況を語り合っていました。その中で一番元気だったM先生が一番先に逝かれたのです。今年はM先生の体調回復を待って実施しようと、幹事一同連絡を取り合っていた矢先でした。「思い出も一緒に」(昨年の会の写真を一緒に持って行ってもらいました～7/4)　享年80歳。もう一度お声を交わしたかったです。お礼を言いたかったです。　合掌。　　↓ランキングに参加しています。よかったらクリックをお願いしますにほんブログ村

2015/07/04

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初めてのご対面…(7/3)

有明海のマスコット、ムツゴロウ　昨日(7月2日)の午前中は地元の「アザメの瀬」で2000年ハスを撮っていました。そして、午後は干潮時間帯をねらって有明海まで走りました。ムツゴロウを撮影するためです。　ムツゴロウはスズキ目ハゼ科に属する魚で、東アジアの干潟の海によく見られます。体長は10～15cmほどで、初夏の干潮時間には干潟でジャンプする姿がよく見られます。写真愛好家のなかには、そのユニークな姿を撮るためにいろいろチャレンジしている人も多いようです。　これまで、有明海岸には行ってもムツゴロウをしげしげと見たこともなく、写真を撮ろうとも思いませんでした。しかし、折角望遠レンズを揃えたからには一度試してみようということで、小城市芦刈町にある「海遊ふれあいパーク」に行ってみました。「一見彩りのない被写体ですが…」(よく見ると目は濃いブルーのハート型で、体に明るいブルーの斑点がある)　午後3時ごろ、干潟はすっかり潮が引いています。そして、干潟の上に渡された木道の上からたくさんのムツゴロウが見えました。ほんの数mほどのところにもいます。エラをちょこちょこと動かして干潟の上を這い回っている姿は愛嬌があり、まさに有明海のマスコットです。「縄張りを守る」(自分の巣穴に近づいてきたカニに背びれを立てて威嚇しています)　ジャンプ姿を撮るには背景をぼかす必要もあり望遠レンズが欠かせません。2、3匹が集まると互いに背びれを立てて、時にはジャンプして体当たりする時もあります。またジャンプは求愛行動だといわれています。干潟から飛び上がった瞬間がシャッターチャンスです。「かっこいいジャンプを…」(完全に干潟から浮いているジャンプ姿を撮りたかったが、そんなに簡単ではなかった)　タイミングを予測しながら連写しましたが、なかなかうまく撮れません。2時間ほどで8GBのカードが一杯になりましたが、決定版というコマは1枚もありませんでした。　ムツゴロウ撮りは動物写真の入門コースだと思います。またチャレンジしてみたいと思います。　↓ランキングに参加しています。よかったらクリックをお願いしますにほんブログ村

2015/07/03

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見事に咲いています…(7/2)

地元の中学生が植えた2000年ハス　佐賀県内では多久市の聖光寺の「2000年ハス」が有名ですが、最近家の近くの、自然再生事業によって作られた遊水池「アザメの瀬」に植えられたと聞いて出かけてみました。聖光寺から分けてもらった実を、地元の中学生たちが「総合的な学習」の時間に植えたものです。「たくさん咲いています」(これは全体ではありません。40m四方ほどのハス田のほぼ全体に咲いています)　通称「2000年ハス」は「大賀ハス」として国際的にも知られています。植物学者の大賀一郎が中心になって、1951年に千葉市の遺跡で地下6mのところから3個のハスの実を発掘しました。大賀が自宅で発芽実験をしたところ、3個のうちの１個が奇跡的に発芽して翌年(1952年)に開花したのです。「ハスの花と忙しい蜂たち」(貴重な梅雨の晴れ間だと言わんばかりに忙しく飛び交っている蜂たち)　こうした発見の経緯から、このハスは「大賀ハス」と呼ばれています。発見された地層が炭素年代測定法で約2000年前の弥生時代以前のものと確認されたので、一般に「2000年ハス」とも言われます。「清楚に咲くハスの花」(すでに咲き終えて実になっているもの、今が盛りと咲いているもの、これからのつぼみたち)　横位置で一望するのも良いのですが、縦位置で切り取るのも良い感じです。この日の撮影は曇りの午前中でしたが、次回は陽が少し傾いた夕方来てみたいと思いました。　↓ランキングに参加しています。よかったらクリックをお願いしますにほんブログ村

2015/07/02

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