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カテゴリ:医、健康、からだ
去る5/29、助産院・赤ちゃんのほっぺで開かれたイベント「整体&おっぱいメンテナンス」で整体を担当させていただきました。
身体の面から見ますと、出産は母体の大規模な破壊と言えますし、産後は赤ちゃんという、今まで無かったもの(お腹の中のいたとしても)が存在するようになるのですから、生活も大きく変わる、生活の面でも、日常の大きな破壊と言えるでしょう。
本当に大規模な破壊ですから、再生して落ち着くまで時間を要しますし、赤ちゃんを含め、自分の周囲が変わり、それとバランスしていく都合、身体とて、産前と同じように戻るか、というと、そういうわけにはなかなかいきません。
破壊の瞬間から、再生が始まるわけですが、その再生の途中を今回皆様の身体につぶさに見せていただきました。 迫りくる現実への対応そのものが再生です。対応の内容が積もり積もって、再生の形として体にも表れます。
そういうことを踏まえましても、今回看させていただいた皆さんは、産後ということで言えば、おおむね順調と言えるでしょう。見事現実に対応、適応している証拠ですね。
常々、身体の、生命活動の素晴らしさには感嘆しきりなのですが、今回は特に、母の強さ、逞しさといったものに、身体を通じて触れさせていただいたように感じました。 社会にあっては、産後の不安を煽るような情報も蔓延していますが、世のお母さんにおかれましては、どうかそのようなものに振り回されず(産後においては頭を疲れさせることが大敵です)、ご家族と健やかに暮らしていかれますことをお祈り申し上げます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2017.05.31 16:00:18
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