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カテゴリ:医、健康、からだ
治療を難しくするものの一つに、被害者意識、というものが挙げられる。
簡単に言うと、あいつのせいでこうなった、という、誰か何かのせいにする、という意識である。
これは大方、だから誰か何とかしてくれ、あるいは誰かが何とかしてくれる、という自らを欠いた物語を夢想させる。依存心をくすぐるのだ。
だが、現実につらいのは自分であり、治るのもまた自分である。 そして、治る過程において、自分に対する観察とそれを踏まえた行動の変化(例えば、ある動きをしたら痛いから、別のやり方をしてみる、といった)が経過を速やかにするとともに、自身を強く、賢く成長させる。
例えば、インフルエンザの原因として、ウィルスばかりに落としどころをあてつけようとするのも、被害者意識の構築を促すものであり、結果、盲目的に人はクスリやワクチンを求める。
かかる人とかからない人がいることをかんがみれば、当然起こりうる疑問、自分あるいは家族がなぜインフルエンザにかかりやすいのだろう?と自分たちに目を向けるには至らない。
ところで、これを少し広く社会的・経済的な視野で眺めてみる。
ウィルスという仮想の敵を用意し、人とウィルスの対立構造を作り出せば、人の被害者意識から依存心が求める産物、クスリ・ワクチンがバカ売れする、という図が見えてくる。
これは、対立構造を作れば、武器が売れる、という戦争の構図と実は等しい。
不便を敵とすれば、家電が売れる、というのも同じかもしれない。
何がいい、悪い、という話では無いのだが、この構図において、問題になるのは、大方の人が、クスリに依存していく人よろしく、弱くなっていくところである。
医療技術は発達しているにもかかわらず、病院に通う人が減らないどころか、増えている、という現実が物語っている。
社会保障や保険制度があって、一見弱くても誰かが助けてくれるようなシステムに見えるかもしれない。が、気をつけなければ、依存心を煽られて、知らず知らず搾り取られていくことを、現代の日本に生きるならば知っておいた方がよい。 ☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
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Last updated
2018.01.25 16:04:36
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