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カテゴリ:子ども、教育
5歳の次男が「耳が痛くて眠れない」と転げ回っていたので、夜中手当てした。 手当て、と言っても、別に特別なものを用いるわけではない。 私の整体の基本、文字通り、手を当てるだけだ。
いや、手を当てるだけ、というと誤解を招くか。 ただ、肉体的に接触するわけではない。 手を当てて、子どもの全身の様子をつぶさに聞き取る。そして、その変化の波についていく。
手を当てるところは、遷りゆく。 耳から始まり、背中(胸椎5)、お腹(臍部)、腰(腰椎2)…。 そのうち、子どもは寝息をたて始める。
翌朝には、耳の痛かったことなど無かったが如く、元氣に幼稚園に行った。 病院に連れて行けば、おそらく中耳炎と診断され、ありがたくない抗生剤などいただくに至る。が、私はこの調子で、子ども4人、今のところ病院に連れていったことはほとんど無く(一度だけ骨折した際、確認に連れて行った)、クスリも飲ませずに済んでいる。 子どもは、おおむね大人と違って、素直で、頭がやわらかく、変化も早いから、整体の効果がわかりやすい。
こんな話を幼稚園のお母さんにすれば、いいわねぇ…、と羨ましがられはするものの、どうやったら、とか私にもできるか、とはならない。きっと、この手当てを特別なもので、誰でもできるものではない、と思い込んでいるのだろう。
しかし、私の整体は、生命体どうしの感応、という、生き物ならば誰もが持ちえる、極めてありきたりなところに端を発している。レベル、精度を問わないのであれば、それこそ誰でもできるようにはなる。というか、知らずやっていることすらある。
子どもはクスリが「ただ」だから、とちょっと子どもの調子が悪いぐらいで、病院に走るお母さんもいるようだ。しかし、そのことが、子どもの自然治癒力を削ぎ、場合によっては成長を遅らせることを考えると、何とも痛ましい。
おせっかいはどうかと思うものの、思った以上に子どもが気の毒な状況に陥っている現状を聞くので、私が役に立てることはないか、と考えた。もちろん、ちょっとぐらいで病院に行くな、というのはたやすいが、おそらく、それでは何も現状は変わらないだろう。病院に行く前に、子どもをうちに連れて来る、という手も当然ある。だが、もっと生産的な方法は、やはり、親がまずうちの整体を受ける中で、身体のこと、手当のことを学ぶ、という図式だ。
今後、整体処 明響庵は、そういう身体教育機関としての側面を強くしていくことを考えている。
対象が授乳中のお母さん、即ち子どもを育てていく人ですから、上に記したような目的の入口としても、なかなかいいイベントだと思います。ご都合が合えば是非足をはこんでみてください。
https://ameblo.jp/akahcannohoppe/entry-12391591761.html ☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
整体処 明響庵(めいきょうあん) http://meikyoan.jimdo.com/ ご予約・お問い合わせ0836-39-6275 ☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
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Last updated
2018.07.19 17:05:52
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