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フリーペーパー「ゆるゆる新聞2023年」で連載させてもらっている「身体という自然に添う」。
あれよあれよという間に暮れが迫ってきて…何だか気忙しい今日この頃。
据え置きにしていた年賀状の作成もそろそろ…と、昨年の年賀状を出してきて、友人・知人を思い浮かべました。
一年振り返ってみると、今年は縁者、特に私の人生において、影響の大きかった方の訃報が相次ぎました。
自然農の川口由一師、整体関係の先生がお二人も。
著名な方では、坂本龍一さん、ムツゴロウさん、谷村新司さん。
そして、先月には循環農法の赤峰親方まで…。
いずれの方も、大きな影響を与えていただいた、師と呼べる存在。
御方々に通ずるのは、一つには、時に革命的とさえ呼べるような、壮大な創造性、クリエイティビティを発揮されていた、と。
時に先日、子どもたちも連れて、里山に囲まれた梅園の剪定作業へ。
それこそ、お亡くなりになった赤峰親方にご紹介いただいた梅園です。
私と妻が梅を剪定する傍ら、子どもたちはツルでリースを作ったり、枝も使って鞭を作ったり。
それぞれに、旺盛な好奇心と、そこから創造性を発揮し、遊びます。
この創造性というのは、未だ他の動物では発達が乏しい。
人において突出した能力であり、生きる力。
これはおそらく誰しもに授けられており、特に子どもが小さいうちはそこここに見受けられます。
それが発揮されることで、環境に影響を与え、また自らも育ってゆく。
自身の足元から環境を変える力、社会を築いてゆく力が私たちには備わっているのです。
そういう、元来自らに備わった力を十全に発揮、発達させ、周りの発揮・発達をも導く。
生きる力、生命をますます活かす存在こそ、「師」と呼べるのではないか。
そうして、どうにも息苦しさの濃くなる現代社会を眺めてみますと。
医療にせよ、教育にせよ、人の生きる力を活かす本来の役割を果たせているだろうか?
医学に人をあてはめようという現代医療、既存の社会にあてはまるように人を育てようとする教育。
補助の役割すら逸脱し、生きる力を逆に抑えてしまっているのでは?
医「師」、教「師」の役割や如何に?
また、親子にあっては、親は子に対し、少なからず「師」の要素を発揮してみては。
自らの行動が社会を築くことを忘れ、社会にあてはまろう、子どもをあてはめよう、と小さくまとまるのは寂しい。
鍼灸「師」然り、仮にも「師」というならば、自らの役割と現実を見据え、自身も周囲も活きる社会の実現に向けて、行動する気概がなくては。
…と逝去された師の後ろ姿を仰ぎつつ、来年へと向けていざ走らん、2023年「師走」であります。
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Last updated
2023.12.20 09:28:47
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