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カテゴリ:医、健康、からだ
整体にせよ、学校にせよ、どうなん?と思う先生に共通することの一つに、支配することが好き、ということが挙げられる。
もちろん、この「支配することが好き」、は、当人の意識にはのぼっていないことが大半だろう。
潜在意識下に内在しているから、当人も知らず、行動がそちらへ向く。
自分では、教育や指導に熱心に取り組んでいるだけ、と錯覚していることが少なくない。
「支配することが好き」には、自身の価値観を人に押し付ける…一つには、人は皆異なる、という実感が育っていない、幼児性の高さ。
他には、自分の弱さを覆い隠そうとする、劣等感、不安の表れ。
といった要素が内在している。
この「支配」は、受ける人によってはむしろ心地よく錯覚されるところが曲者だ。
しかし、その害は、次第に、自らの力を発揮できなくなってゆく、という極めて重大な点にある。
自ら治る力(自然治癒力)、学ぶ力、考える力、想像する力、創造する力…生命に本来備わり、発達させてゆく力、生命力の発揮が損なわれてゆく。
極端に言えば、麻薬の中毒、依存の過程と似ているのではないか。
考えてみれば、日本の歴史、特に大戦以降は、華々しい高度経済成長の水面下で、密やかに侵略が進められ、今に至っている。
依存を深めることで、骨抜きにして支配する手法は、アヘン戦争の例において顕著だ。
しかし、アヘン中毒では支配後の生産能力まで低下させてしまうため、日本の侵略はより巧妙に行われてきた、と推察する。
当の日本人が侵略され、支配されながらも、その自覚を伴わない程、巧妙に、である。
従って、こんな話をしたところで、ピンと来ない人の方が多いことだろう。
被害妄想と笑われかねないのは承知の上で、こんなことを書き綴っている。
問題をとらえ、考えてゆく能力、想像力、抗う行動力…生れ落ちた瞬間から、生命力を削がれてゆくシステムに翻弄されている。
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Last updated
2023.12.24 10:25:53
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