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カテゴリ:催し
先週末は「縄綯い会」を催した。
稲わらで縄を綯い、それを使って、今回は鍋敷きを編んだ。
企画から、集客、準備…おおよその段取りはうち(明響庵)がしたものだが、何せ私は縄綯いなど経験がなかった。
一度、正月飾りを作ったことがある程度である。
しかし、やってみたい、という希望は前々からあった。
稲作をしているから、いまや貴重な稲わら、即ち材料には幸い事欠かない。
そこで、今回は周防大島に住んでいる友人・大森農園の大森さんに講師を頼んでの開催であった。
誰かに講師を頼んでの企画開催は初めてだ。
かつて、スタンドアップ・コメディアンの清水宏さんをお招きして、コメディ・ショーを催したことはあったが…それとは、いささか趣が異なる。
その時に比べても、今回、半ば試験的で、構えもこじんまりとしていたものだから、段取りがそれ程難航することはなかった。
試験的、というのも、何せ、段取りする私自身が、経験乏しいことだから、今一つ、イメージが判然としない、ということもあった。
しかしながら、蓋をあけてみれば。
大森さんの名講師ぶりが光り。
私も含め、参加者は皆、初めての縄綯い、はじめのうち、苦戦を強いられるも、根気強く食いつき、その集中を深めていった。
それぞれが集中し、黙々と縄を綯う静かな雰囲気は、どこか瞑想や武道の稽古にもにて、心地よいものだった。
実際、身体と心、意識の一致が起こってくる、という意味で、精神統一的な効果はあるのだろう。
以前「きびる」動作について書いたように、縄綯いや縄を編むのも締める動作の連続。
心身があざなえる縄の如く(とはよく言ったものだ)、紡がれ、締まる、という効果をもたらすのかもしれない。
終わる頃には、皆表情がスッキリとよい意味で締まり、穏やかになっていたように思う。
昔の農家は、冬の間、随分縄を綯ったことだろう。
そうして、冬の間に心身も締め直し、整え、春に向けて作業の面のみならず、準備をしていたのかもしれない。
などと先人たちへの想いも馳せる。
道具や小手先のテクニック、表面的な知識に振り回され、心と身体、頭脳がいささかちぐはぐにばらけがちな現代ではあるが。
温故知新、旧きによきに触れ、未来を紡いでゆく自身を、今ここに締め直す…そんな時間を創りたいものだ。
「縄綯い会」、企画してよかった。
またやります。
今回、ご参加いただいた皆様はもちろんのこと。
講師を快く引き受けていただいた大森さん。
雨天にも応じて、素敵な会場(古民家)を快く貸していただいた、山口佐山の「お米の可能性研究所」中澤さん。
たいへんありがとうございました。
今春初、親子で季節遊び、2月は2/4(日)開催、「田んぼで焚き火&節分」です。
日時:2/4(日)14:00〜16:00 会場:山口市佐山の田んぼ 参加費:一家族500円+飲食代一人300円
詳しくは整体処 明響庵ホームページでお確かめください。
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2024.01.25 11:21:58
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