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  徒"然草 ~づれづれなるままに~  by 整体処 明響庵(めいきょうあん)

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なまはげ侍

なまはげ侍

2024.02.23
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カテゴリ:子ども、教育

(​前回​の続き→)



話を戻して、東京シューレ学園学園長、奥地さんの講演だったが。

 

2007年に創設された東京シューレ学園、そこに至るまでの歩みと、その中で成されている、多様な学びについてお話しいただいた、と記憶する。

 

 

多様な学びについては、前回も挙げたが、かなり「きのくに子どもの村学園」と類似するところが多いようだった。

 

体験・総合学習や、学年混合の時間が多いことや、イベントや行事を子どもたちが実行委員会を組んで、自ら催してゆくことなどなど。

 

子ども中心の教育を目指し、実践されていることは、どちらも明らかであった。

 

 

違うとすれば、東京シューレは、学校に来ても、授業や行事はほぼ参加しない、や、ほぼ登校せず家庭を中心に過ごしている、という子どもにも対応していることか。

 

これは、東京シューレが、子どもの村と異なり、不登校の子どもを基本対象に出発しているからだと察する。

 

もちろん、慣行の学校にも、そういう子どもが当然ひとまずは入学するわけだが。

 

なにせ、不登校の子ども、しかも調査で上がっているだけでも(当然、上がってない人数も相当数あるだろう)、一昨年の時点でおよそ300万人いるのだ。

 

しかし、対応、ということになると、まだまだ、授業や行事に参加させる、登校させる、という姿勢が主流であり、それがかなわない場合、遠巻きにして、当たらず触らず、という場合が多いのではないか。

 

 

それは教員と保護者との関係性によるところも大きい、と察するが、大方の場合、誰しも悪気があるわけではない。

 

私が参観日などで学校の様子を観ている限りでは、現行のシステム上、多様な対応は難しいだろう、と認識している。

 

うちの子どもたちが通う小学校で生徒が一クラス30名超だが、その一人一人に先生が深く力を注ぐ余裕は、残念ながらとてもありそうにない。

 

全員が授業にたとえ表向きでも参加していてでさえ、そうなのだから、現行システム上のイレギュラーに対応する余裕など、ありはしない、と観た方がよく。

 

先生にむやみにクレームをぶつけたところで、何も解決はしない、と考えている。

 

 

このあたり、医療分野においても似たような事例があって。

 

大病院に通われながら、当庵にも来られるクライアントさんからは、病院で担当の先生がPCのモニターばかりで、私の顔を全然見てくれない、といった愚痴を聞くことが少なからずある。

 

もちろん、先生の力量によるところも無いではないが。

 

同じく、システムに問題がある、言うならば、人を大事にするより、生産性や合理性を追求した結果、出来上がっているシステムに、人があてはまらなければならないところに無理が生じている。

 

ちなみに、それらの無理を現実的に表してくれるものの代表が、私たちの身体である。

 

学校や医療に携わる人たち、そのクライアントはもちろん。

 

生産性ばかりを追求する世界に生きる住人たちが表している、草臥れた身体こそがその代償、現実だ。

 

終末、多くが癌を患ったり、認知症に陥ったり、というのはむしろ道理である。

 

 

話を戻して、システム的問題の一部、学級の人数、ということで言えば。

 

東京シューレにせよ、子どもの村にせよ、一クラスの生徒数は、かなり少なく、一クラスに二人の先生(東京シューレ、子どもの村ともに先生という呼び方はなく、それぞれ、スタッフ、大人、としているが)がついている。

 

そのことだけでも、子どもを深く看ることができるため、子どもに関する意見交換も活性化しやすく、親との信頼関係も深くなるのではないか。

 

 

ちなみに、東京シューレは、フリースクールから文科省認定の学校へと昇華しているが、そもそもは「親の会 登校拒否を考える会」発足からのスタートだったそうだ。

 

今回の講師であり、現学園長の子どもたちも、いわゆる登校拒否児(この呼び方は好きになれないが)だったそうで。

 

そんな経緯もあってだろう、学校運営を親と一緒に、という姿勢は、子どもの村よりいっそう強い印象を受けた。

 

(→続く)

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Last updated  2024.02.23 15:44:55
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