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2006.06.05
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カテゴリ:カテゴリ未分類
昨日の日曜日は、「子ども文化コミュニティ」というNPO主催の、ドイツのミュンヘン
市で20年間にわたり活動されている「ミニ・ミュンヘン」の紹介シンポジウムがあっ
た。
講師としてドイツからヴォルフガング・ザッハリアス夫妻をはじめとして総勢6名の
活動家と、主催者側から九州大学大学院人間環境学の南教授、九大USIの遠藤さん、子ど
も文化コミュニティ主宰者の高宮さん、九州産業大学美術館の緒方さんの4名を加えた
「遊びに学ぶまち」というタイトルの催し。

ドイツのメンバーから発表された「ミニ・ミュンヘン」という試みはすごく感銘を受け
ました。

7歳から15歳までの子どもだけで運営する「小さな都市」で、夏休み期間中の8月の
3週間を使って活動される仮設都市。

近年はミュンヘンのオリンピックスタジアムを使って、館内いっぱいに様々な都市の機
能となるような、たとえば病院やお役所、銀行や商店、タクシーの運転手やコックさん
や花屋さん等々。

それらの職業の模擬体験を、かなりリアルに行うところがいかにもドイツらしい。

そんなときの子どもの表情は、かなりしっかり者の顔つきをしている。

労働の対価として、「ミミュウ」という単位のお金を受け取ることができ、そのお金で
お菓子を買ったりで実生活のいろいろな価値を学ぶことができる。

この「ミニ・ミュンヘン」が1980年代に出来たということも大きな驚き。

環境や福祉やエネルギー対策など、なにかにつけて生活先進国のやることは、スピード
も、規模も違う。

この子どもをテーマとして、ただ可愛いだとかで甘やかす日本の親の経験者としては本
当に気持ちが引き締まる思いで講演会を拝聴した次第。


福岡市でも、来年開校予定のアイランドシティの「小中一貫校」も諸事情で小学校だけ
の先行開校ということですが、この7歳から15歳の一番多感な時期の体験としては、
この「ミニ・ミュンヘン」プロジェクトは親子のためのモデル事業です。

タイトルの「遊び」から「学ぶ」という発想を、もっともっと大切にしたい。





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Last updated  2006.06.05 19:15:25
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匿名。@ Re:福岡デザイン専門学校の卒業制作展のごあんない(02/06) コメントが少ないようだが 都合の悪いコメ…
Kimiko@ Re:デンマーク北欧マンス(10/22) ポスター展行きました。感動しました。 …
春うらら@ Re:1)ダーウィンという概念(02/12) 当たり前になっているダーウインの名だが…
kwhats@ Re:転倒の顛末(12/14) 気をつけてくださいね。 まだまだ長生き…
模索のひと@ Re:寄り道の楽しみ(04/23) 人生の醍醐味は、寄り道にある

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