もみじの永観堂
南禅寺から永観堂へ向かいました。ここも紅葉まっさかり。赤、黄のコンビネーションが素敵ですね。永観堂は正式名を禅林寺といいますが、承暦時代(1077頃)、貧しい病人に徳を施した永観律師が住職となり、その徳を慕っていつしか永観堂と称されるようになったそうです。「おく山の岩がき紅葉散りぬべし、 照る日の光、見る時なくて」(古今集)この歌は、平安時代初期に、永観堂(禅林寺)を創建された弘法大師の弟子真紹僧都の徳を慕って、自分の別荘を寄進した藤原関雄が詠んだ歌だそうで、仁寿三年(853)の草創以来今日まで、”モミジの永観堂”として、幾多の文化人達の筆や口にもてはやされ、親しまれてきました。銀杏の黄色い絨毯も素敵ですね。でも、この季節は人手も山手線のラッシュ並みなので覚悟して訪れてくださいね。永観堂HPはこちら