城北公園 菖蒲園
6月のある日、天満橋での所用が早く終わり、かばんにコンデジが入っていたので市バスで城北公園 菖蒲園に行ってきました。城北菖蒲園は、昭和39年5月に開園した回遊式の花菖蒲園で、面積約13,000平方メートルの敷地に、江戸系・伊勢系・肥後系の三系統の花菖蒲、約250品種約13,000株を栽培しています。 江戸系は、旗本の松平左金吾(菖翁)(1773~1856)の時代から江戸地方で収集改良されてきた品種の総称で、 色彩、花形、草勢ともに様々で、他の品種に比べて性質も強く高性だそうです。 肥後系は、幕末の頃、松平左金吾(菖翁)の手から肥後の藩主に渡った品種が改良されたもので、群生美よりは個々の草姿、花容が重視されるため、男性的で、花が大きく豪華な感じです。 伊勢系は、江戸中期から伊勢松阪地方で改良されてきた品種で、草丈は低く、花茎は葉とほぼ同じ高さまでしかならない。 優雅で清楚な趣があり、女性的で繊細な感じなのだそうです。閉園時間間じかで駆け足での撮影となりましたが、まさに都会のオアシスという感じで優雅な花に癒されることができました。