「湯の里デスク」の優しい時間
旅の途中に蘭越の「湯の里デスク」に立ち寄りをいたしました。「湯の里デスク」とは、田代さんと佐々木さんのお二人が営む家具工房。ミズナラ・ウォルナットの二種類の天然木にこだわり、その自然な色合いを生かした家具を作り続けています。工房があるのは2002年3月に廃校になった湯里小学校。廃校利用の工房と聞いて「北のあずまや」が開催するワンコ運動会をした当別の廃校東裏小学校にある「旅する木」(家具工房&カフェ)を思い出したのですが、実はこちらの方がさきがけでした!「旅する木」のオーナーがお手本としたのも、この「湯の里デスク」なんです。廃校になった小学校って、どうしてこんなに魅力的なんでしょうね。工房主催の田代さんと佐々木さんは主人のお知り合い。今日は、「ヤムヤムも連れてお越し下さい」とのお誘いがあり、お言葉に甘えて工房を見学です。昨年まで工房には「はなちゃん」というわんこがいました。高齢で亡くなったと聞きましたが、まだはなちゃんの匂いがあちこちに残っているのでしょうか、ヤムヤムには分かるのかも知れません。お二人とも中型わんこに慣れているようで、ヤムヤムのこともかわいがってもらいました。工作室を見学したあと、事務所になっている元教室でコーヒーをご馳走になりながら4人でのんびりとおしゃべりを楽しみました。窓からは白樺の木が並ぶ中庭が見えます。おしゃべりと笑い声とコーヒーの香り、ダイニングテーブルの下でいつの間にかヤムヤムは寝息を立て始めました。優しい時間がゆっくりと流れています。「時が経つにつれ、価値を増す」というコンセプトのもと、長く愛用できるシンプルで良質のデザインの家具とクラフト小物たちは生み出されました。「逍遙館」のコンセプトに通ずるその思い。だからなのか今日はじめてお会いしたというのに、ずっと前から知り合いだったような錯覚を覚えます。いつかお二人に「逍遙館」に置く家具をデザインしてもらう日が来ることを願って「湯の里デスク」を後にしました。またお会いしましょうね。|逍遙館俱楽部代表|ブログランキングに参加しています。マークをポチッとお願いいたします!100年住宅「逍遙館」のブログを読ん頂きありがとうございます。 入居を考えられているみなさん、こちらをどうぞ! → 逍遙館公式サイト