コンサバトリーの改装計画
「逍遙館」をどういう建物にしたいかと考えたときに、真っ先に思ったのが「コンサバトリー」を作りたいということ。※コンサバトリーとは、ガラスで囲まれたガーデンルームのこと。イギリスでは植物のための温室として発展し、やがて生活空間の中に取り入れられるようになりました。ガラス越しに太陽光を取り入れた屋外と屋内の中間的な空間を言います。建物のどの部分にそのようなガラスの空間を作るか?最初自分が最上階に住んで屋上に作ることを想像したのですが、諸事情を考えるとやはり1階が自分たち家族の部屋となり、コンサバトリーも1階に作ることに・・・。小さな土地に賃貸スペースと希望であったパティオ(中庭)を取り込むと、必然的に玄関と一体化したものが出来上がりました。イギリスのように居間と庭を繋ぐ贅沢な寛ぎのスペースとは程遠いのですが、エントランスを通る住人の方に、他の賃貸住宅とちょっと違うステキな空間になってくれればと考えています。そんな「コンサバトリー」なのですが、居間との境が開いているため暖気や湿気がどうしても温度の低い方へ流れていきます。冬は寒暖の差が著しく、そのためせっかく広くとった窓が水滴とくもりで真っ白になってしまいます。部屋を暖めれば暖めるほどその現象はひどくなるのです。当たり前ですよね・・。こういうものなのか?と数年我慢していたのですが、北海道電力の二度にわたる値上げで重い腰が上がりました。「冬に向けて、電気代節約とコンサバトリーの正常化を目指そう!」そこで頼りになる友人「札幌にある花と未来のアンティークgentle tree・木工部quack factory(あひる製作所)」の持田さんの登場です。9月・10月と打ち合わせをして、コンサバトリーと居間との境にドアを取り付け棚の上の開いている空間にはめごろし窓を入れることになりました。丸二日かかりましたが、ようやくコンサバトリーの改装が終わりました。こんなかわいいドアがつきましたよ。コンサバトリーと居間の間に空間がなくなり、長年の悩みだった冬の結露とさよならです。持田さん色々とありがとうございました。|逍遙館倶楽部代表|「逍遙館」のカードはこちら!100年住宅「逍遙館」のブログを読ん頂きありがとうございます。 入居を考えられているみなさん、こちらをどうぞ! → 逍遙館公式サイトブログランキングに参加しています。マークをポチッとお願いいたします!