18日の『オセロー』鋼太郎さん
18日昼公演を観劇。チケットを譲ってくださる方がmixiコミュに書いてくださったので速攻!メールして、無事受け渡しの運びに。お互い喜ぶ。与野本町で受け渡し。例のパンフ振り回し合図、やはり恥ずかしいよなあ。←自分で決めたんじゃん。さい芸に行く途中なにか食べるものをと、駅前のスーパーでサンドウィッチを。歩いてる途中で何でも屋的雑貨店兼駄菓子屋で飴玉を(安かった!100円だよ)ここでお客さんだった中年のご婦人と、ひょんなことでしばしさい芸で行われた中年劇団員募集時の大賑わいの様子などを、お話聞かせてもらった。私がへろへろと「合間に食べるもの・・・なんかキャンデーないかなあ」とぶつぶつ言ってたら聞きとがめて話しかけてきたのだ。店番のじーさんは完全に私の質問を無視しとる。○さい芸にはずいぶん大勢の人が来て劇場をすごい人が並んでいた。とか私が、さい芸は遠いですねーー、とぼやいたら○遠くからみんな来るけど地元の人はいかない、とか○こないだ、呼ばれて始まる前のお芝居を観た、劇団の人とか取材の人とかが観れるの、とかそ、それゲネプロですね!○出た人の中に知り合いがいて普通の人は入れないんだけど名簿に、ほら呼ばれる人の名簿があって書いてあったの。そしたら前へどうぞどうぞって前に座っちゃったのよ~、とか(うらやましい~~~)さい芸は(チケット代)高いですよねえ、と言うと○(自治体から)補助が出てるから東京でやるよりは安いのよ、とか(安くねーよ)いろいろ聞かせてもらいました。この後、ファミマ?を発見しペプシをゲット! カウンターの上に貼られている『オセロー』のチラシをよほどください、と言おうかと思ったけど劇場にもあるかもと思いとどまる。後で後悔する。みんな、みんな素早いのね、チラシは1枚もなかったよ。1階の案内コーナーにもっと早く気がつけば・・・。で、席を見つけてぼおっと荷物を降ろそうとしていたら、3つ内側の席の男性が私に声をかけるではないか! へ?おお!貴方はゴールドキャットさん! 奇遇だー奇遇だよーー。でも彼も優ちゃんファンだから当然か。いやこんなに近い席になるってのはやはり奇遇だよーー。彼は優ちゃんの主演映画でエキストラ参加したときにお話したりして仲良さんになった方。来月のリブロ握手会となんと!タワレコのトークショーの整理券もゲットしたそうで、とてもうらやますぃ~。さて。ご~~んご~~んと婚礼の祝福の鐘が鳴り響き芝居は始まりまして。鋼太郎さんの力みが無くなっていて声もかすれがなく安心。滑らかな科白。聞き惚れます。優ちゃんよくなっていました。よかった。そりゃね舞台俳優と比べたらさあ。でも優雅さはもって生まれたものだろうなあ。今回は、柳の歌のあとの科白でイヤーゴーに語るところでほんとに泣いてるようにみえたけれど、近眼眼鏡の度が少し合わないので確認できず。双眼鏡で? 観ればよかったなあ。でも手で口をふさぎ方はほんとにそう見えたけどなあ。ベッドでのシーン、良かったです。科白は早さが緊迫感をだしていて思わぬ産物?起きる、手を後ろについて驚く、のけ反る、手をひっぱられる、オセローにすがる? 仰向けになる、首を絞められる、もがく手ばたつく足、痙攣し力尽きる足と手、がっくり右肩がベッドに落ち、死ぬ。顔は右向き、あれ? 左向きじゃなかった? 今回は両手広げてます、いつもだったっけ?で、「私は死ぬの、だれでもない、私が自分で。私の優しい夫によろしく。さようなら」と言ったあと今度は両手をバッドの左に落とす。前回ここで髪がばさっとかかり表情がみえなかったけど今回は比較的みえたほう。発見したエミリア、オセローを罵倒する(やれやれ!もっと言ってやれ、の気分で観客は彼女に同調してます)やっぱり死に方上手いなあああ。儚さを表現させたら日本で一番じゃないでしょうか。オセローの最後の言葉、やはり胸を打つのか涙がこぼれた。鋼太郎さんの切々とした言葉に。オセロー鋼太郎に抱かれた優ちゃんの顔はやはり可愛いですねー。死んでも可愛い。席が上手なので斜め上からの表情しか見えないのだがそれがとても美しいのだ。このシーンの鋼太郎さんの科白も素晴らしかった。幕が閉まり暗くなって、やがて灯りがつき、舞台に残ったからっぽのベッドに今の今まで観た芝居の余韻をみ、ぼおっとなっていると、キャスト登場だ。脇役のみなさん。最後に鋼太郎さん、洋さん、まぶちん、優ちゃん。カーテンコール2回目で鋼太郎さん、洋さん、優ちゃん。あああ。お芝居病み付きになりそう、ほんとに。