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「以前お世話になった吉沢良子(仮名)です」 「今日で全部完済しました!」 電話口から嬉しそうな声が聞こえてきた。 「吉沢さんですね、覚えていますよ、よかったですね」「お子さんは元気ですか?」 私にも熱いものがこみ上げてきた。
数多いお客様のなかでも彼女のことは鮮明に覚えている。 4年程前のことです。例に漏れず、多重債務に陥り来所された。 お子様2名の母子家庭、一人は体が不自由な子で車イスでの生活。 しかし彼女の顔は、そんなことには無関係のように明るかった。
任意整理か自己破産か? どちらにしても、ひとつのネックがあった。 車イスはローンの支払い中だった。 「任意整理なら車イスは引き上げられないとおもいますが?」 私の何気ない一言が彼女を傷つけてしまった。 彼女の顔は見る見るうちに悲しみに代わり、涙をいっぱいに貯め 「そんなことになっては困ります!」「車イスは00ちゃん(お子様の名前)の手足なんです」 なんてことを言ってしまったんだ。子を思う母心を理解できず。大いに反省した。 そして、車イスのローンは除外してし他の債務だけを任意整理をすることになった。
当時の返済予定表を見ると、最長の支払い完了日が23年0月となっている。 1年も早く完済させたのだ。彼女の努力に改めて感心する。 車イスも、もう少し性能の良い物に買い換えるという。このローンは任意整理をしないで キチット払ってきたので組み替えもできるであろう。
母は強し、彼女とお子様の幸せを願うばかりだ。今日はさわやかな一日であった。 マイサイト過払い請求・債務整理の手引き
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Last updated
2010.04.15 06:59:33
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