仏の座もだんだん花が増えてきて名前に似ず艶やかになってきました。

　



昨日は風邪気味だったので前に医者から処方された風邪薬を飲んで

家でゆっくり過ごしました。


丁度一昨日図書館で本を４冊借りていて
いつもは歴史の本しか借りないのに珍しく小説が１冊。


なぜそれを借りたかと言えば、この町出身の女性が書いた本。

この町で繰り広げられた大正時代から昭和にかけての町の人々の暮らし
を書いたものだった。


思い出にまつわる話だが内容が書かれてまずい人が居た。

そしてこの本が発刊された1984年直後、この町で不買運動が起きた。
この事は先日、ブログ友が帰省の折、お訪ねした時お母様の話に出てきた。


本屋さんの店頭や図書館にも「本を置かないで！」と嘆願したということ。

もうその本は古本としてしか手に入らないと聞いていたが
たまたまその本を一昨日図書館の地元関連書籍のコーナーで見つけた。


大正時代、県で２つしかない公立の女学校が
この町にあった。

その女学校の卒業生で、後に東京の大学に進学した女性が著者。

その人の実家は商店街にあり、本の中に出てくることは

この町のブログを書いている私には、

情報源にもなるし興味あった。



この町は田舎ではあるが、駅前に料亭街があり料亭の数が２０軒あり、芸者の置き屋が十数軒あって、
町では女の子は習い事も踊りや三味線、長唄、琴など当たり前で
結構色っぽい話題もあり旦那衆も長唄などが歌えたり遊び事が半端で無い
まるで大阪の商人の家のような丁稚がいた暮らしぶりも驚き。



苗字まで書いてあるから、近所に同じ苗字がいらして

先代か先々代が丁稚だったのでは？とか

駅前の商店が暖簾分けで出来たなどが分かったり


それに・・・・

私の母方の祖父（かすかな記憶しかない）が、この町の芸者を
囲ってたこともあり、それらを重ねながら興味深く読み終えた。


小説は全く読まない私が読む気になったということは、
噂話の三文記事のような町の話題だということと、

時代の流れの中に町の歴史が分かるからだった。


町ブログで、書店街やあちこちの建物や歴史を紹介する私と
その著者はどこかダブっているような気がする。

不読運動にならないようにしなくっちゃ！。


個人の家にカメラを向けて、ある時は「許可を得てますか？」と
ご近所さんに声を掛けられたこともあって

この先どうしたものかと悩んでいた時、図書館長が
「町にある通りや家を撮ったり大丈夫、苗字を書いたりしなければ良い」
と言って下さってから腹が決まった。


あ～！それにしても相談相手が居なくなったことが残念！。
（今日も書いてしまった）



しかし早いものです。もう３月もと３日で終わり。
良いのかな？こんなに月日が早く過ぎて・・・・



・・・・・・・・・・・・・・・

咳がひどくなってきて朝方咳込んで５時半に目が覚めた。
漢方の咳薬を買って置いたのでそれを朝食の後のみます。

今日は洗濯をせねば・・・




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