前にも触れたことはあるけど、航空会社によっては客室乗務員は空港までの交通費が出ない、又は一部しかもらえないのである。

月に何度も往復する空港と自宅の間の交通費は合計するとかなりの額になる。

なのでただでさえ給料が少ないスチュワーデスは少しでも交通費を削るために、ある場所にマメに通っている：


金券ショップ☆


ここに行けば各社の株主優待券が手に入る。

例えば上野から空港までの運賃が１０００円ぐらいなのが、７００円の株主優待券を手に入れたら３割もセーブできたことになる♪

私はもう何年もこの仕事をしてるけど株主優待券を使うという発想すら浮かばなかった。
つい最近同僚が「株主優待券が余ったから買わない？」と言うので、
「へ～！○○ちゃんって株主だったんだ！」とすごいな、と思ってたら、
「アホか？」と顔をされながらも、親切にその仕組みを教えてくれた。

みんな賢いな～

今からでも遅くない！と思ったらどうやら思ったほど簡単なことではないらしい、この株主優待券を手に入れるのが。

第一、乗務員は（少なくてウチの会社では）狙っているチケットはほとんど一緒。

密かな優待券ゲット作戦が繰り広げられているみたい（笑）。

ポイントは３つ：

１．まず株主優待券が出回る時期を狙う。

会社によってちがうのかもしれないけど、例えば毎年６月と１２月に株主宛てに優待券が送られてくるとする。
その直後から金券ショップに姿を見せ始める。
乗務員は見つけたら１枚とか２枚買わず、あるだけ全部買って行くので、
このタイミングを逃すともうあきらめた方がいい。

２．穴場的金券ショップを探す。

スチュワーデスが多く住んでいる空港周辺はみんなこまめにチェックしているのであまり期待できない。

３．穴場的金券ショップを発見したらマイ・金券ショップに登録し、誰にも教えない。

これは聞いたとき本当に笑ったのだが、そこまで必死なバトルが繰り広げられていたとは、びっくり（笑）。
１０００円→７００円というチケットを見つけたらラッキーと思うけど、誰か４００円で売る場所を見つけたらしく、
どんなに仲のいい子にも教えないのだとか（笑）。
すごいな～

こう書くとせこいと思われそうだが、毎回自腹切ってる私たちからすれば必要な手段なのかもしれない。

見習おう♪


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