カテゴリ:発達障害
この様な事がまことしやかに語られているそうです。
以下WEBLIO辞書より引用
「アスペルガー症候群やADHDなどの発達障害を抱えた人は、35歳を超えると人生が行き詰まるとする俗説のこと。インターネット上の掲示板などで、コピペの形で広まった。発達障害35歳限界説の根拠として、発達障害者は35歳を超える正社員に必要とされるスキルや人間性を欠いているため、解雇されたり退職に追い込まれたりする傾向があるということや、35歳を超えるとその後の再就職が困難であること(転職35歳限界説)などが挙げられている。」
との事です。みなさんどの様に思われますか?
一見真理の様ですが、私にはやはり俗説の域を出ないと思えます。
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しかし、その流れとは別に「発達障害者への理解」と福祉の制度も進展しつつあります。おそらくこの俗説を語られている方々は、境界層で診断も受けられていない方が多いのではないかと思います。
自身の障害を受容する事は非常にショックで勇気が必要な事だと思いますが、本当に行き詰り、生命の危機を迎えるぐらいであれば、早めに診断を受ける事をお勧めしたいと思います。自分の「特性」や「弱点を知り」つきあっていく方向もつかむ事が出来ますし、様々な制度を利用して「生きる道」も開けていきます。 しかし、制度利用はすぐには出来ません。「精神障害者保健福祉手帳」取得は診断から半年後、「障害年金」受給は診断から1年半後です。その点からも、仕事や生活に本当の限界が来る前に、いち早く診断を受ける事をお勧めしたい思います。 私も発達障害者が生きていける制度や方法について、これからも情報を発信し続けていきたいと思いますので、発達障害に苦慮している皆様に少しでも希望をもって生きていって貰いたいと思います。 関連記事:忍者の才が足かせになる現代。聴覚過敏用イヤホンは何がいい? リンク先:発達障害者である専門職のインディペンデンス
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Last updated
2020.03.22 23:39:40
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