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• USA日記（２２１）

  １０月１日（水）１９７５年Bossの結婚記念日だそうだが、ｔｅｔｙｗｅｓｔたちには関係なし。パーツが揃わないのでウィードオイルに変更した。「バレンシアのウィードオイルがなくなりそうだ」と言ったのに、Ａ山君が先に入れてしまったので本当になくなってしまった。仕方がないので、ノロノロと運転してこちらまで入れに来た。バカらしい限りだ、２人で往復１時間かかった。気分が悪い。Ａ山君は、ときどき何を考えているのかあまりにもボケすぎていてイライラすることがある。最近向こうもしゃべらないから、こっちも無視している感じだ。とにかく何につけても気がきかないのがイラつく原因のようだ。Bossは今日もガソリン代２＄くれて、「自分たちで買い物に行ってくるのね」昨日shed の前にBossが郵便ポストを作った。もう、いちいち持って来るのが面倒くさくなったのか、それともtetywestたちと顔をあわせるのが嫌なのか・・・とにかく面白い。今日Ｍ森君は６＄９９￠で時計を買った。今日から１０月、わりと涼しくなってきた。しかし、こっちの天気はわからない。いつまたあの暑さがやってくることやら・・・・今日２０＄食費に出したので、もう残りの金は２０＄しかない。金欠病はいやだねえ、土産も買わなきゃならんのに・・・まあ、今日は早く寝るぞ。今１０時５分、Ｆ家君と妹にletter を書いた。

  2005年10月01日

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• USA日記（２２０）

  ９月３０日（火）１９７５年昨日から、バレンシアの残りの１０エーカーのドリップシステムへの変更が始まったのだけど、今日はBossのドジでやけに段取りが悪かった。糊がない、パーツが来ていない、ドリップパイプも切っていない、数を２００本ほど読み違える・・・あれで、よくBossが務まってるよ。昨日の昼からなんか、７エーカーのホースを切断して、今日はそれを使ったり・・・やることがいじこいのだ。まあそんなわけで、風邪気味だし、頭が痛いし、昨日ホースを運んだので足の筋肉は痛いし、とにかくひどい状態なのだ。くそったれ。昨夜はどこへも行かず静かにしていて、服装のことで話し込んだら寝たのは１１時半だったから、今日はもう寝るのだ。今日はスクールで眠かったこと、眠かったこと。でも寝なかった。今日は少ない人数でよく頑張っていたから・・・それにしても、午後はマッチを持っていくのを忘れてタバコが吸えなかったので、Mr. Munemitsu ハウスのコンロへ火をつけに行ったり、やることがないのでMr. Munemitsu ハウスのshed へ３回くらい道具を取りに行ったりして、時間をつぶすのに苦労した。今日で今月も終わり。Ｆ家君からletter があったけど、今年は中秋の名月が名実ともに名月で、３４年ぶりとか４３年ぶりとか・・・・とにかくオメデトウ～～～～～。

  2005年09月30日

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• USA日記（２１９）

  ９月２８日（日）１９７５年今、午後１０時１０分。今日は７時に寝て５時に起きたのでまったく昼夜が入れ替わったわけだ。久しぶりのこと。徳島のＴ君と中西部のＴ井君にletter を書いて、後はレコードの整理をして、それくらいかな、やったのは・・・サンディエゴのマップと睨めっこもしてみたけど・・・とにかく、アホみたいに寝てたものだ。また左のあごのところがけんびきで腫れていた。大変なのだ。疲れているのだろう。エルトン・ジョンのコンサートとカリフォルニア・グランプリは同じ２６日にあるみたいだ。ちくしょう、tetywestはグランプリに行きたいのだ。今月もあと２日でおしまいだし、あと５ヶ月でアメリカ生活もおしまいだと考えると早いもんだね。どういうわけか、今月は特に早く過ぎて行ったような気がする。まあ、車を持って好き勝手に暮らしているというのが今の本音で、これは楽しいことだ。なかなか他の実習生はここまでやれないだろうから・・・しかし何かが足りないのだ。そう、女のコ、これがないと生活にうるおいがなくてね。とにかく、あと１ヶ月のうちに何とかしよう・・・さし当たって考えているのはそんなところで、後はまあ何とかなるという気がしてきた。最近グッと涼しくなってきたし、そんなに何でも出来るもんじゃないし・・・とにかく、よくやっているよ、本当に。

  2005年09月28日

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• USA日記（２１８）

  ９月２７日（土）１９７５年Bossが、「weed oil が終わったら仕事をやめればいい」と言ったので、３時頃に終わった。４時半過ぎにエスコンディッドのシアーズへエルトンジョンのコンサートのチケットを買いに行ったところ、もう all sold out だそうで、その後サンディエゴへ行った。まず地図を買って、８月号のサンディエゴ案内に載っていた店を探した。うまく見つかったのは「Boom's」というフォークを生で聞かせる店。ここでは、Duncan Tuck という歌手が生演奏をやっていて、サイモン＆ガーファンクルやブラザーズ・フォーなど、知ってる曲が多かったのでなかなか楽しかったし、自分でもマラゲニヤというレコードも出しているのだ。こういう雰囲気で、１＄２５￠のスクリュードライバーを２杯とコーヒー２杯飲んで、２ステージ観た。２ステージ目はだいぶノッてたみたいだ。その後、ダウンタウンに引き返して「JAWS」の映画を観ようと探したけど、やってるところがなくてpussy cat で「night after night」　と「durty joke」を観た。３＄５０￠。椅子がとても座り心地よくてよく眠れたのだ。そしてサンディエゴを４時半に出発して実習生ハウスへたどり着いた。今５時半を回ったところ。とにかく車を持つとこういう事が出来るのでいいのだ。さすがに明け方は冷え込んで寒かったけど、とにかく無事だった。今日の出費は全部で１０＄くらいかな？安いもんだ。

  2005年09月27日

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• USA日記（２１７）

  ９月２６日（金）１９７５年あ――　疲れた。朝Bossが来て言うには、「今日中にlemon の pruning 終わるね」だって。絶対に終わらないと思ったけれど、何とか終わらせた。今日は、蓄積された疲労がまず右足のスネのところに来て、午前中にけいれん。昼から腰が痛くて、今は足の裏がビーンとしびれているのだ。とにかく一日中歩きっぱなしなのがこたえるよ、相当・・・今日は８６度Ｆと、何とか気温も落ち着きを取り戻した感じ。今ハンバーグとライスと味噌汁とを食べて、最近胃が小さくなった。ご飯１杯でもう苦しいのだ。今夜はどこへも行かないで何もしないで早く寝るのだ。これだけ疲れていては、もう何もやる気がしない。この日記書くのだって精一杯なのだから・・・とにかく、今日なんか又々１日が長く感じられて嫌だった。本当にこっちは季節感というものがない。この頃、仕事中に飲むダイエット・ドリンクがとても美味い。今飲むとやっぱり不味いけど・・・とにかく暑いし疲れるし・・・今ラジオで映画音楽をやっている。かったるい。腹も一杯だし・・・この頃citrus の勉強をやる気が全くしない。もう寝よう。

  2005年09月26日

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• USA日記（２１６）

  ９月２５日（木）１９７５年え―　今ナイト・スクールから帰って来て、スパゲティーをたらふく食べたところで、もう１０時４５分になった。ベトナムの女のコはもう３児の母だそうで少々ガッカリ。メキシカンにも子持ちが多くてびっくりなのだ。みんな早熟なんだねえ・・・さて、今日はホルフェが来たので、日本のコインを１セットやったら喜んでいた。今度メキシコのコイン、１ペソ＝８￠を持ってきてくれるそうで楽しみなのだ。しかし、彼は為替について全く理解していない。１＄＝３００円だと言ったら、「それなら、アメリカで稼いで日本に持って帰ったら大金持ちになる」と本気で考えているようだ。とにかくナイト・スクールは楽しい。ホルフェもスピーキングと友達を作ることがやりたいと言っていたので、いい友達になれそうだ。今日は９２度Ｆで、本当はすごく暑いはずなのに、とてもそんな風には感じなかった。でも、やっぱり疲れたけどね。ベトナムの女のコにEnglish で English を説明するのはとても疲れる。でも、彼女は本当によく英語を知っている・・・参ってしまうのだ。でも、一緒に問題を考えるのは楽しいねえ、やっぱり。そんなわけで、あっ、Ｍ山君からletterがあって、ジャズのレコード大特集をやってくれたので、これで少しは知識が身についてジャズのレコードにも手を広げられそう・・・・よいことだ。もう寝よう。

  2005年09月25日

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• USA日記（２１５）

  ９月２４日（水）１９７５年今日も最高気温は１０６度Ｆ(４１．１℃）。よく続くよ、全く。今日はＭ森君の時計が壊れて、何と半日で３０分も進んでしまった。だから５時に終わるのが実は４時半。「Ａ山君が来ない、来ない」なんてね。買出しのとき写真をもらってきた。グランドキャニオンの写真はいいのがいっぱいあって満足なのだ。それにしても暑いなあ、まったく！！嫌になるよ。今日もレモンのプルーニング。とにかく暑さでまいっている。あ―　暑い暑い。他に何か書くことなかったかな？そうだ、徳島のＴ君からletter が来た。いっぱい書いてあった。彼も一人で悩んでいる。うん、いいことだ！！他に書くことは・・・・頭の芯が痛いぞ。今月の写真代は今までに１３０＄も使っている。よくやってる、まったく。そろそろ日本へ送らなくては・・・本当に１０月になったらレコードと写真をドバッと送るのだ！！M井君とＳ君からもletter が来ていた。とにかく暑さでまいっている。嫌になるぞ！！さあ、どうしよう、どうしよう。コイン・ウォッシュでシーツを洗った。気分よく眠れるかな？あとは大したことはなかった。今日も何とか終わった。９月ももうすぐ終わるのだ。今月は４０＄くらいしか残りそうもない。もっと少ないかもしれない。とにかくどんどん金が出て行くもんだ。土産も買わなくちゃいけないのに金が足りない。どうする？

  2005年09月24日

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• USA日記（２１４）

  ９月２３日（火）１９７５年あ―　何と暑いのだろう。今日の最高気温は何と１０８度Ｆ（４２．２℃）！！！もう８割がた死んでいた。何と暑いのだろう。昼までは８回くらい休んだし、昼からはコーラを２回分持って、それに水を２ガロンほど用意して、シャツを水浸しにしてプルーニングを頑張った。とにかく暑かったの一言に尽きる。今日から秋なんだよ、一体どうなっているんだ！！仕事が終わった午後６時の気温はまだ３５度Ｃもあったのだからね。こんなに暑いのは生まれて初めてだし、チクショウめ、インディアン・サマー！！昨日の山火事はまだ燃えていた。今日も楽しくナイトスクールが終わった。よかった。授業の後半は女のコと一緒に本を読んで、わからないところを考えたりしていたので、時間が経つのが早かった。今日は、ベトナム人の英語の上手いのにビックリして、Ｍ森君が本格的にクラスから逃げることを考えているらしいので、何しろ大変なのだ。こっちはしゃべれないのだから・・・しかし、今日なんかはひたすら黙っていても、言ってることが理解できたからね。何とかなるだろう。明日もこんなに暑いと嫌だね～。あ――　もう寝るぞ！！　あ――　やだやだ。

  2005年09月23日

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• USA日記（２１３）

  ９月２２日（月）１９７５年明日は秋分で夏最後の日だというのに、今年の最高気温９５度Ｆをマーク。そりゃーもう暑かったの何の。そのさなか、weed oil を散布したのだ。昨日は、土曜日の夜からリバーサイド→ロス→リバーサイドへ行って、レコードを２７枚買って５０＄以上使った。今日は日本食を買いに行こうと出かけたのだけれど、｢福田屋」は閉まっていた。結局フィルムとコーラを買って、ジャック・イン・ザ・ボックスでタコスを買って帰って、今食べ終わったところ。クライスラーのルームライトの配線が切れたらしくて、ドアを全部閉めてもルームライトが消えないという故障を直していて、電球を取り外したら火傷した。今日は確かに暑さでまいっている。もう１０時半になろうとするのにとても暑いし、山の周りで３ヵ所も火事があって、２ヵ所はまだ燃え続けている。今日はどういうわけか気分がよくない。Ａ山君とは仕事も別にしているせいか、最近ほとんど口をきかない。バカな話もしないし、だいたいＡ山君はいつも寝てるからな・・・Bed room のライトを消した方がいいと言ったのに、まだ点けて二人で話しこんでいる。スキーの技について。暑いぞ、今日は・・・最近letter の数がグッと減って、まあ楽になったのだけれど、少々つまらないのだ。そういえば、今日は車のオイル交換をやった。買ってから２，４００マイル(３，８４０km）くらい走っている。よくやってるよ。何しろ疲れているのだ。

  2005年09月22日

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• USA日記（２１２）

  ９月１９日（金）１９７５年夜８時から、Fallbrook High school で Mision Bay との football game があるとBossが教えてくれたので、観に行った。 game 自体はそれほど興奮するような展開でもなかったけれど、何となくよかった。入場料は２＄。こっちの高校は night game をやるというのは日本とはかなり違っていて自由なのだ。自由といえば、ＩＦＡの石井さんから車を買ったことについての文句が来て、かなり頭にきているみたいだ。一応事情を説明しておかないといけない。しかし、今ごろになってあの手紙もないとは思うのだけれど・・・夜に自由に外出できるというのはやはり素晴らしいことで、Fallbrook High school のブラスバンドは赤と白のユニフォームでとても美しかった。こちら側の応援は女のコが主体なので、かわいいけれどガキっぽいという感じだな。しかし、Mision Bay の方はVisiror でもあり、応援もかなりシラケていたみたい。ゲームは１１対０でFallbrook High school が勝った。そういえば、今日Bossが、「土曜日は５時で仕事をやめればいい」と言ってくれて、予想してなかったことだけにとても気分がいいのだ。これからの adult school も遊びも、そして勉強も・・・・忙しいけれどやりがいのある毎日なのだ。

  2005年09月19日

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• USA日記（２１１）

  ９月１８日（木）１９７５年午後７時から２回目の授業に出た。今日は自己紹介みたいなのをやって、一人、ホルフェというティワナに住んでいたメキシカンの名前を覚えて友達になった。まあ、あそこでしゃべっているくらいのEnglish は何とかわかるので、授業にはついて行けそうだし、文法の方はまだまだ以前のカンが冴えきっているので何とかなっている。可愛い女のコは、ブラジル出身のコがいらっしゃるのだが少々うぬぼれ屋さんなので困ったものなのだ。本日の仕事は、草削りとweed oil だった。今、Ｍ森君に、「洗い物をしたら？」と言ったら、「洗い物なんて知らないよ、オレ！」と言いやがったのでカチンときている。「何だ、てめーは！」と言いたいのだ。この前みんなで、「次の日の当番がwashing する」って決めたろうに・・・！！！そういうルールを守らないとうまくいかないのにね。少々気分が悪くなっても、ここで喧嘩してみようかなんて思ってしまうね。団体生活の中でのわがままだからね。そういう点は本当、気分が悪い。まあ、tetywestはそういうところですぐに頭に来る性格だからよくないのかもね。しかし、やっぱりＭ森君が悪いよ。

  2005年09月18日

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• USA日記（２１０）

  ９月１７日（水）１９７５年今週から買出しは水曜日になった。今日も８９度Ｆと毎日暑い日が続いている。しかし、昼からはいい風が吹いてきたので昨日ほどの疲れは見せていない。それに仕事もは９時間だったし・・・しかし、ソーダ類をアホみたいに飲むので腹の調子がいいわけはない。今日も朝からコーラ２．５本、レモンライム１本、グレープ１本と飲み続けて、腹が出て大変なのだ。それに、どうも食欲がないし、疲れがたまっているのだ。夕食はご飯を炊いて焼きナスと味噌汁とどでかいスモークツナ(半分しか食べられなかった）を食べた。そして食後のデザートにバレンシアオレンジも・・・あ―　それにしても毎日暑いのだ。もうすぐ秋だというのに何てことだ！何かが狂っているのだ。こんなに満腹なのに、まだ喉が渇いてしょうがない。体調に異変をきたしておりますのじゃ。足は疲れてだるいし・・・明日のために今日こそ早く寝ようと心に誓って、寝る前にルートビアを飲んで・・・この頃忙しいので本当に困る。日記やノート類も本当はいっぱい書きたいんだけれど・・・今ソファーの上に寝転がってＭ森君とＡ山君はノートを書いている。-------------------------------------------------ノート by tetywest９月８日　　　Bossの都合で自分達で食料の買出しと洗濯　　　　　　　　あと、Mr. Benson のところへ行ってぐちゃぐちゃおしゃべり９月９日　　　どこへも出ず勉強していた９月１０日　　Fallbrook からSan Marcos→ Escondido のナイトドライブ　　　　　　　　エスコンで生バンドを聴かせる店を発見。１時間ほどそこにいた９月１１日　　Englishの登録にエスコンディッド・ハイスクールへ９月１２日　　ラスベガス→グランドキャニオン→ラスベガス→ついでにリバーサイド　～１４日　　食事をごちそうさん。美味かった、あの刺身！！９月１５日　　エスコンディッド・ハイスクールでクラス分け。９月１６日　　初めての授業に出た（Ａ山君が詳しく書くだろう）９月１７日　　食料の買出しと洗濯どうして夜はこんなにも短いのに、昼はあんなにも長いのだろう！！本当に忙しい。オニのように暑くなってきたのだ、今週は！！もうすぐ秋だというのに、うだるようで今年の最高気温を記録した。ああ、いやだいやだ。一体どうなっているの？この天気。早く雨が降らないかね。そういえばグランドキャニオンの行き帰りはずっと雨だった。久しぶりに雨を見て喜んでいたら、グランドキャニオンだけは晴れていて、もっと喜んだのだった。-------------------------------------------------

  2005年09月17日

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• USA日記（２０９）

  ９月１６日（火）１９７５年今日は最高気温が９０度Ｆになった。死ぬほど暑かった。疲れきってしまった。そして昼、近くで山火事があって飛行機がたくさん飛んでいた。でも１時間くらいで消えたみたい。昼からまた、weed oil 。夕方、ラモナが来て、一緒にエスコンディッド・ハイスクールへ行った。ナイトスクールは今日が初授業。グラマーは楽だったけど会話の方ではイマイチで、しっかり疲れた。早く寝たいね。後の連中はラモナとしゃべくっている。本当、早く寝たいけど、でも何か書かなきゃ・・・と思うのだ。さあて、今日は何があったのだろう？とにかく疲れた。早く寝よう。good　nightハイスクールでは、ギターのクラスに可愛い女のコがいたけど、tetywestのクラスには可愛い女の子なんていないのでつまらないのだ。あ―　疲れた。何とかしなくちゃいけない。よく寝よう。あほらしいことばかり書いているよ。つまらないな。Ａ山君はクラスで大もてなんだって、うらやましいね。　　くそ、寝よう。

  2005年09月16日

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• USA日記（２０８）

  ９月１５日（月）１９７５年暑くて暑くて、その中でスコップ持って草けずりの仕事は苦しかった。でも本当にやっと終わった。そのあと、シャワーもそこそこにエスコンディッド・ハイスクールへEnglish のクラスを受けに行く。今日はクラス分けがあって、Ｍ森君と一緒にクラス３のhigh class になった。Ａ山君はクラス２。明日から火曜日と木曜日は忙しいぞ――――。そして疲れるぞ――――。グランドキャニオンへ行く途中と帰りは雨だった。本当に久しぶりに雨らしい雨にあった。帰りはリバーサイドへ寄って、カジキの刺身をたらふく食ったので、お礼にステレオを直してさしあげた。とにかく明日から第２の目標（第３かな・・・？）に向かってガンバロウ！！昼間は苦しくとも何とかやりぬくのだ。忙しい半年になりそうだが、続く限りやってみたい。Ｋ君にあれを送る準備もしたし、Kim氏にもletter を３枚スラスラッと書けたし、これで後は妹のカセットが到着するのを待つだけ・・・一体いつになったら来るのだろう、もう２週間になるのだ！！今日は疲れたのでもう寝よう。

  2005年09月15日

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• USA日記（２０７）

  ９月１４日（日）１９７５年９月１２日　実習生ハウス　　７：００pm　　　　　　　Brastow　　　　　　９：２５　　　　Harvey house でコーヒーブレイク　　　　　　　　　　　　　　　　　　９：５０９月１３日　Las Vegas　　　　１２：５５am　　　　　　　　　　　　　　　　　　３：５０　　　　出発　　　　　　　ARIZONA州境　　　５：１０　　　ネバダ州からARIZONA州へ　　　　　　　Kingman　　　　　　　６：１５　　　朝食　　　　　　　　　　　　　　　　　　　６：４５　　　　　　　Seligman　　　　　　　８：３５　　　GAS補給　　　　　　　Gland Canyon　　　　　１０：４０　　　　　　　　　　　　　　　　　　　１２：１０pm　　　　　　　Seligman　　　　　　　２：２０　　　　GAS補給　　　　　　　Hoover Dam　　　　　５：００　　　　オーバーヒート　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　５：３０　　　　　　　Las Vegas　　　　　　　６：４５　　　モーテルへチェックイン９月１４日　　　　　　　　　　　　　　１：１６pm　　出発　　　　　　　Baker　　　　　　　　　３：００　　　　GAS補給　　　　　　　Riverside　　　　　　　５：５０　　　　　実習生マンション　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　９：５５　　　　　　　実習生ハウス　　　　１１：００　　　　無事帰宅通算GAS　７０．８ガロン　４５＄８１￠　燃費は１５．９mpg通算走行距離　１９３２．８km（１２０８mile）という旅行をやって来た。車は快調そのもの。１回フーバーダムでオーバーヒートしたけど、エンジンを急に止めなければ避けられた故障だった。車の調子がいいというのはとても気分がいいことで、ロングランにもかかわらず、運転手が３人いるというのはとても楽だ。３時間に１時間は後部座席で眠れるから。後部座席はtetywestがちょうど体を伸ばして寝そべって、頭がドアのアームレストに当たる広さ。日本の車じゃ考えられないほど広いのだ。初日のラスベガスでは、スロットルと金当てで１６＄すったけれど、２日目にはスロットルで５０＄というのが当たって、結局４＄で３８ドルの儲け。通算で１８＄儲けた。金額の大小にかかわらずラスベガスで儲けたというだけで満足なのだ。グランドキャニオンは、やはりそれほどの感動はなかった。ただそこへ行ったという満足感と、よく走って違う景色が見れたというだけ。それと写真を撮ったのも良かった。ラスベガスではモーテルに泊まると、朝食３回無料、スロットルマシン１＄無料、ビンゴとかKENOなんていうゲーム４＄分くらい出来て、記念品をくれて、元が取れたんじゃないかと錯覚するようなクーポンをくれる。面白いところだ。夜、一人で歩いているとホモに誘われた。最初はホモとわからなかったので、３ブロックくらい話しながら歩いていて、一緒にビールを飲みに行こうと言うのでついて行ったら、おごってくれた。その時、tetywestの膝の辺りをさわるし、しつこく｢エロ映画を見に行こう」と誘うので、「ああ、これはホモだな」とわかった。それで、「tetywestは以前、ネイビーにいたことがあって、柔道は黒帯だ」「それに、I like only girl 」と言ったら諦めたみたいで、気持ちよくわかれた。ロスに住んでいてハリウッドへもよく遊びに行くらしい。気分転換になって面白かった。モーテルは一人当たり５＄８３￠の部屋代。バスタブがある風呂に入るのは久しぶりなので嬉しかった。とにかく、よく走り、よく遊び、そしてギャンブルに勝って気分がいい。行くときより帰りの方が金が増えてるというのは、どう考えても気分がいいよ。もう１１時３５分を過ぎた。寝よう！！

  2005年09月14日

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• USA日記（２０６）

  ９月１０日（水）１９７５年ときどき書くのを忘れるけど、昨日はどこへも出かけなかった。仕事はバレンシアのウィードオイルが終わって、今日からレモンに入った。今日は、Fallbrook へ行って Vista → San Marcos → Escondido のコースをドライブした。Fallbrook は小さな街で、バーが２軒、カレッジへいっぱい人が集まっていた。 Escondido で生バンドをやっている店に入った。Escondido にこんな場所があったなんてとても信じられない。それにしても、あまりうまくないバンドだった。ボーカルが女のコで、ちょっと可愛かったけど・・・ピアノは上手かった、あとはそれほど・・・要するに、ああいう店は女性同伴で行って踊るところなのだ。でも、高級で落ち着いたムードはなかなかいい。こういう店を見つけられるのも、やはり車を持っていればこそなのだ。１時間ちょっといて、ビール１本１＄だけだからね。しかし、これは早く女のコを見つけないと・・・どうもそういう雰囲気なのだ。さて、night school の登録だけど、誰も何も言わない。Ａ山君なんかもろに関係なさそうな態度だし、tetywestも何も言いたくないけれど、でも一応申し込み期間中にやっておいた方がいいんじゃないかと思ってしゃしゃり出るわけだ。若干気分の悪い思いをしながらね。しかし、お互いに無視しあっているなぁ・・・以前に比べればずっと環境がよくなってるから。

  2005年09月10日

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• 映画「パッチギ」のこと

  ２００５年１月２２日に劇場公開された「パッチギ」ですが（香川県で公開されたのは２月上旬）、tetywestは家族そろって高松まで観に行きました。さらにこの夏、再度ＤＶＤで観てしまいました。tetywestはめったに同じ映画を１年に２回観たりすることはないのですが、いや～、何度観てもいい映画です。まず、主人公「松山康介」の年齢がtetywestと全く同じなんです。ですから、その当時の時代背景はそのまま理解できます。高校２年の文化祭のクラス対抗歌合戦で、やはり「イムジン河」を歌った同級生がいました。井筒監督はどの作品でも音楽をとても上手く使いますよね。今回もそうです。「イムジン河」はもちろんなのですが、tetywestが好きなのは、ラストの「あの素晴らしい愛をもう一度」の選曲とそのタイミングです。そして、「たった３５年しか経っていないのに日本は変わったなぁ」という思いを新たにしました。しかし、家族そろって劇場まで行ったのはもっと他の理由があったからです。そう、tetywestの次男が映画に出演しているからそれも、公式ＨＰの作品紹介（THE MOVIE のINTRO）の冒頭の写真にも写っているほど一番いい場面に！！今年の２月のことです。日曜日の夜だったので、映画館はtetywestたちを入れても１０人そこそこの観客しかいませんでした。円山公園でアンソンの送別会が行われているところへ、康介がギターを持ってやってきます。そこでキョンジャとの「イムジン河」のデュエットが始まるわけですが、tetywestの次男はその２人の後ろで通行人としてエキストラ出演しているのです。これもエキストラのアベックが公園を散策しているところへ、tetywestの次男が下手から歩いて登場。アベックの女性に、「すみません、シャッター押していただけますか？」と言われて、「いいですよ」とカメラを受け取り、アベックの方に構えてシャッターを押す。そのあとカメラを返して、お礼を言われて上手へと去っていく。この間、約２０秒・・・？映画のシーンとしては、康介とキョンジャがアップになっているところで、観客の視線は２人の表情に釘づけ・・・のはずなのに、tetywestの家族だけはその後ろの背景の成り行きを必死に追っている・・・というシチュエーションが、今思い出しても笑えます。

  2005年09月09日

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• USA日記（２０５）

  ９月８日（月）１９７５年Bossが昼から家族総出で出かけたので、買い物はtetywestたちで行った。Bossがガソリン代だと言って２＄くれたのだ。Benson氏のところへおじゃまして、今夜中の１２時１５分前だけど、夕食のサンドウィッチを食べたところ。「もう今日だけで、絶対今週は washing dishes はやらないからな！」と思いつつこの日記を書いている。金曜日からずっとtetywestだけがやっていたから・・・でも、こういう小さいことで面白くないことは数々あるので、まあ寝てしまえば忘れるだろう。「農友会だより」は日本農友会批判を始めた。面白くなってきた。何か投稿してやろうかとも思っている。本当は前々から日本農友会に質問は山とあったのだが・・・そんなわけで今日も終わろうとしている。Ｉ谷、Ｍ山君からｌｅｔｔｅｒ があり、買って帰れるのならレコードが欲しいと書いて来た。そろそろ土産のことも考えなくてはいけない。金のあるうちに・・・また少しずつｌｅｔｔｅｒ を書こう。昨日は頑張って７通も書いたから少し楽になったけど。昨日の夜は４時頃までなかなか寝付かれなかったけど何とか１日もった。まあ、みんな勝手にやってればいいのさ。でも自分のやるべきことだけはちゃんとやって欲しい。ノートにしてもいつ書くのか楽しみだよ。tetywestは何も言わないけど・・・今日はもう寝よう。もう１２時だから・・・

  2005年09月08日

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• USA日記（２０４）

  ９月７日（日）１９７５年昼過ぎまで寝て、１時頃Ｍ森君が作った昼飯を食べにゾロッと起きて、食べたらまたみんなbed に入って寝た。今度は５時過ぎに起きて、食器を洗って部屋の掃除をやって、tetywestが作った牛丼を食べて、それからみんな起きている。今、ダイエット・シャスタ・レモンライムを飲んでいる。あまりの安さにダイエット・シャスタ・レモンライムとダイエット・シャスタ・コーラ、ダイエット・シャスタ・グレープ、ダイエット・シャスタ・ブラックチェリーを１２ダースまとめ買いしたのだが、それがいつの間にか６ダースになっている。不味くても少しずつなくなるものだ。citrus に関するdata も、前に各カウンティへ９通出したのが、全部返事が来て、それぞれすごい資料の山。嬉しい悲鳴を上げているのだ。今度はサンディエゴの地図を買って、本格的に探索しなければいけないと思っている。今日はとにかく、あと letter を書こう。きれいな部屋の中は気分がいい。

  2005年09月07日

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• USA日記（２０３）

  ９月６日（土）１９７５年サンディエゴのダウンタウンへ行った。夜７時１５分に出発して、まずtetywestが運転して１時間ほどで到着。すぐに本屋へ入って、Ｍ森君がカラテの本を探したけどなかった。街をブラブラ。ダウンタウンはバー、アダルトbook、アダルトmovie、それにマッサージ（トルコ風呂みたいなの）がわんさかあって、夜の街だ。マッサージをやる店の女のコが名刺をくれたけど、１時間２５＄だって。これならロスまで行かなくても、そういう方面の遊びなら全部そろっている。結局トップレスのゴーゴー・ダンスをみて酒を飲んで、アダルトムービーを３＄で観た。あの手のものは最初は興奮するけど、やってることは同じなので次第に飽きてきてしまうのだけれど、今のところ、これはUSAでしか観れないので、まあいいとしよう。それで、１時過ぎに車へ帰って、ちょっと港の方をぐるっと回って、カレッジ・ストリートを探したけれど見つからなくて、へんな住宅地へ迷い込んでしまった。それで、あきらめて１５号線で帰ってきた。帰り着いたら夜中の３時だった。

  2005年09月06日

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  USA日記（２０２）

  ９月５日（金）１９７５年昼から休みで、ラモナのFarmer's Insurance の代理店で自動車の保険契約。１４８＄だった。さすがに「Farmer's」と名乗っているだけあって、実習生の味方なのだ。仕事では、tetywestはモアをやっている。Ｍ森君はウィード・オイルを散布するマシーンを操っている。Ａ山君はウィード・オイルをトラクターから散布するマシーンをBossが発明したので、それを使っている。Ａ山君のマシーンは後ろのタンクからホースで運転席の左前のノズルまでホースでつないできている。Ｍ森君のマシーンは左右のウィングの中にノズルが組み込まれていて、いずれもタンクからつながっている。仕事に出かけるときは、３台のマシーンが一斉にうなるのだ！！ブルーンバオバオガガガガガ――――――

  2005年09月05日

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• USA日記（２０１）

  ９月４日（木）１９７５年昼に、　Insurance company から letter があって、「your application は not acceptable」だそうだ。 There is no reason 。保険会社が客を差別するなんて頭にくるのだ。それで、Ｍ森君とＡ山君がラモナまで彼らの加入している保険会社を聞きに、今行ったところ。だから、Bossに頼んで明日は昼からＯＦＦにしてもらった。で、なぜtetywestがここに居るかというと、今晩リバーサイドからＦ浪君が果樹班のノートを持ってくることになっているからなのだが、本当に来るのだろうか。来なきゃ、ぶっ殺してやるからな！！でも、こうして一人になってここに居るのも、落ち着いてていいものだ。久しぶりだもの・・・今日は暑くて、すごく口の中がカラカラになった。胃の調子が悪いのか、口の周りにデキモノが出来ていて困ってしまう。とにかくバカにした会社なのだ。ところで、Ｍ森君とＡ山君は大丈夫なのだろうか？こんな日は歌でも歌って、letter でも書くのがいいのか、それとも勉強でも少々やるのがいいのか・・・とにかく日記を書いてしまってから考えよう。今日は昼からＭ森君と離れたので少々楽になったが、依然変化なし。ごまかしごまかし、これはしょうがないね。そう、Ｙ沢君からletter が来て、「年上の人だ」とわめいているのだ。まあ、tetywestもガンバラなくてはいけません。とにかく、今日も無事終わったし・・・

  2005年09月04日

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• USA日記（２００）

  ９月３日（水）１９７５年とても眠い。夕食はバーベキューチキン。今日は１日ウィード・オイルで暑かった。今日は何もする気がしない。とにかく足がだるい。先月のオーバー・ワークは１８＄５７￠くらい。２人とも何もしゃべらないのでtetywestも何もしゃべらないが、まあどうでもいい。早く寝るのだ。何か、３人の仲がまたおかしくなってきているのだ。やはり予想通りだ。もう、勝手になるようになればいいと思う。そんなことを考えるのは、今とても面倒くさい。お互いの自覚だからね。それにしても、やはりうまくいかないもんだよ、世の中は・・・そんな気がしてとにかく面倒くさい。すべてがこの一言に尽きる。考えることも、何かをすることも面倒くさい。疲れているからだろう。よく眠れば何とかなるかもしれないが、明日は一人で仕事が出来そうだ。Ｍ森君とは２日も一緒にやると、もう角が立ってくる感じで、tetywestもすぐムカッと来る方だし、Ｍ森君はなおさらだからな・・・まあ、それも本当にどうでもいい。眠い。疲れた。それだけ・・・・Good night ７時２５分

  2005年09月03日

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  USA日記（１９９）

  ９月２日（火）１９７５年昼から仕事はＯＦＦで、tetywestたちで車の登録に行って、一週間分の買出しと洗濯をやった。ｔｅｔｙｗｅｓｔだけは免許の実地試験で、合格した。何といっても最高点で通りたかったが９６点だった。評価に「Excellent driving 」と書いてくれた。気分が良かった。CALIFORNIA DRIVER LICENSEそして、夜 Fred のところへ遊びに行って、また、いろんな歌を歌ったし、ミセスもいっぱい歌を歌ってくれた。子供たちは例によって（？）いなかった。いつものことなのだ・・・ホントは残念。でも、Fred のところはいつも楽しい。いい人たちだから・・・だから１０時に帰ってこようって言ってたのに、もう１１時を過ぎてしまっている。そんなわけで、本当にもう寝なくては。あ、家からletter があって、この前のBossの件について書いて来ていた。やはりtetywestを信用してくれていると思う。あの手紙が早く着けばいいのだが・・・そういえば、今日BANK でチェックをキャッシュに換えた。とてもいい経験だった。ああ、いいなあ・・・外出は。気分が和やかになるのだ。今からは目的を持って外出しなくちゃいけないと思った。それにしても、もう寝なくちゃ。明日はFull に働くのだから。

  2005年09月02日

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• USA日記（１９８）

  ９月１日（月）１９７５年夕方、仕事が終わってからオーシャンサイドへ行った。とてもいい波だった。そして、女のコもいたけど、ついに声をかけられなかった。やはり、マリーン(海兵隊）は女のコを見ると、成功するしないは二の次みたいにすぐに声をかけるので、少しは見習わなくちゃ・・・と思った。オーシャンサイドにもアダルト・オンリーの店があってbookを買ったけど、fuckシーンは無しだった。でも、これはカンサスのＫ君に送ってやるのだからこれでもいいのだ。後で買ったニュースペーパーの方はもろfuckだった。そのあと、野菜のＮ野氏のアパートへ行った。こっちへ来て初めてマージャンをやって、Ａ山君と並んでトップだった。今１２時になろうとしていて、Ｍ森君が「ラーメンを作ったので食べよう」と言いに来たので、食べた。美味かった。今日は夕食抜きだったのだ。食後に洗い物をやった。Bossは昼からいなかった。でも、もうBossも気軽に外出できるようになったわけだ。もちろんtetywestたちもだけど・・・・今日は少々睡眠不足だけど、明日は昼から休みだから（免許をとりにいくので）少しくらい夜更かししても大丈夫なのだ。本当に毎日よく頑張っている。

  2005年09月01日

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• USA日記（１９７）

  ８月３１日（日）１９７５年朝はゆっくり寝て１１時起床。１１時半からRiverside の連中に会いに行ってきた。今、午後１１時２０分。無事に帰ってきた。Riverside は日曜日も少し仕事があって、今日もイリゲーションのチェックをやるというので、ついて行った。「日曜だけは駆け足でチェックをやる」のだそうだ。メキシカンのピックアップにも付き合ったし、ウェンディという可愛い女のコのいる家へも遊びにいった。夕食もご馳走になって・・・それにしても、グーズマンのhouse はきれいだった。ＴＶでは衛星放送で日本の｢ベスト３０歌謡曲」が観れたけど、知らない歌ばっかりだった。でも、久しぶりに解放感を味わった。やはり、自分の好きなところへ好きな時に行けるのは最高なのだ。この味はなんとも言えずいいもんだ。アメリカの３９５号線はとても走りやすい道だ。そしてアメリカは車なしの生活は考えられないということもよくわかった。とにかく、このくらいの外出ならそれほど疲れないし、いいなあと思う。ただ、３人でいると英会話は全くダメだ。どうしても、誰かが話すだろうと思うし、３人でしゃべってしまうから・・・もっと積極的にならなくてはいけないと反省している。まあ、８月も今日でおしまいだ。いい体験が出来た。９月に一層の発展を夢見て、おやすみ。明日の朝の当番はｔｅｔｙｗｅｓｔだから・・・

  2005年08月31日

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• USA日記（１９６）

  ８月３０日（土）１９７５年Bossが、「今日は５時で仕事を終わればいい」と言ったので、ゆっくりとオイル交換をやった。６缶入った。オイル交換をしているとき、Mr. Munemitsu がやって来て、オイル交換の時期とかメインテナンスの仕方を話してくれた。今日はラモナに招待されて出かけたのだが、前にも増してひどいところに住んでいた。Ｆ島君はすごい汚い２階だし、トレーラーハウスがニワトリ小屋の中にあるので、太陽も当たらない。とにかく人間に住むような場所ではないのだ。こうして自由に他のtrainee を訪ねられるのも車があればこそ・・・しみじみと嬉しさを感じる。ヘッドライトの調節をやったので夜もずっと走りやすくなった。Bossが、「Take off 」と言ったので、明日はゆっくり寝ていられるのだ。もう１２時近くになっている。ラモナまでは３３マイル（５３km）くらいで、約１時間かかるのだ。やはり、あのSnake Road を運転するのは恐ろしい限りだ。でも、今日も無事だった。３９５号線へ入ったらすごくホッとした。「ニューオリンズまでは車で行けない」とみんな言うのだけれど、どれくらい距離があるのだろう？２日で行けるのならtetywestは車でいきたいのだけれど・・・一度調べてみよう。

  2005年08月30日

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• USA日記（１９５）

  ８月２９日（金）１９７５年仕事は昨日と同じ。夕方、クライスラーのエンジンチェックをやったら、バッテリーはＯＫだ。しかし、ラジエターの水とエンジンオイルがなかったので、K-mart へエンジンオイルを買いに行った。ついでに、ドライバー、スパナ、プラグレンチ、それから懐中電灯も買って１０＄ちょっと。明日はオイル交換をしなくては。それから、ヘッドライトのロービームがやけに低かったので直した。これはK-mart から帰ってから・・・そしたら、Bossの家のバックヤードのライトがパカッと点いた。よっぽど気にしているらしい。この前初めて買った日もそうだった。とにかく夜の外出は初めて。エスコンディッドの夜は全くどうしようもない感じがする。人が少なくて面白くない。ラモナのＦ島君とＫ崎氏にBirthday Card と車の中の置物を買った。まあ、こまめに手入れをしてやればあの車、何とか半年持ちそうだ。それでも、こういう風に思い立ったらすぐに出て行けるのが車の利点なんだよね。７時２０分から９時４０分くらい、２時間２０分の外出だったけど、エスコンディッドの街まで１５マイル（２４ｋｍ）だった。明日はラモナ、明後日はRiverside、かな・・・may be 。今日は早く寝よう。-------------------------------------------------お元気ですか、皆サマ。この前の手紙で非常に深刻なことになっていると書いたので、さぞ心配しているだろうと思いますが、この２週間で実にいろいろの事があったのです。あの晩、Bossと話をして、次の日にBossがtetywestたちの実習生ハウスへ来て、「君たちの言い分はよくわかったから、車を買ってもいい」と言ってくれたのです。どうして車を買うことまで話が進んだかというと、これは家のほうには一言も書いていないので、びっくりしたことと思いますが、「せっかくアメリカへ来て、この山の中に閉じこもって１年間生活したのでは、アメリカへ来ている価値が半分しかない。実習は実習で真面目にやるけれど、夕方６時以後寝るまでの時間はtetywestたちの自由な時間だから、もっと有効に使いたい。例えば高校で夜、外人のための英会話教室を開くので、それも行きたいし、友人の一人もつくりたい。しかし今の状態ではそれが出来ないから、まずBossがそういうのに付き合ってくれないのなら、自分達で自由に外出できる手段を持ってもいいはすだ」と言うのです。それと、あまりにひどい干渉に少々外へ出て気晴らしもしたいというのもあったのですが、とにかく８月２７日、ちょうどここへ来て半年目に車を買いました。これはBossが見つけてくれたので、６４年型クライスラー３００というモデルです。エンジンはＶ８の７０００ｃｃくらいの大きい車です。個人から買ったので、程度は良いみたいで、６９５＄でした。もちろん保険もその日に入って、半年で１３８＄でした。対人と対物で５０，０００＄までの保険です。Bossが言うのには、「もし、事故を起しても、君たちには金がないのがわかっているから、これくらいの保険をかけておけばまず大丈夫」とのことです。免許は２６日に取りましたが、あとの２人は合格でtetywestだけまだ不合格なので来週取りに行きます。車の使用法については、３人でじゅうぶん話し合ったし、あまり遊び本位の使い方だけはしないようにするつもりです。これは今まで７年間許さなかった車の所有を許してくれたBossに対する責任でもありますので。それはそうと、この車、オートマチックでクーラー付きの超デラックス車なのです。まさか、こんないい車にアメリカで乗ることになるとは思っても見ませんでした。日本へ帰ったらもうHONDA　Z なんかおもちゃみたいで乗れないのではないかと心配です。とにかく、４０代のオッサンの乗る車なので、実に優雅に運転しています。アメリカは道路がいいのと、日本ほど交通量がないので、事故はよっぽどのことがないと起こらないようです。無理さえしなければ。それに３人で運転できるし、お金も全部ワリカンですから、金が足りなくなって送ってもらうようなことだけはしないつもりです。こっちで溜めたお金を日本へ持って帰ってもつまらないし、それだけの金があればこっちでもっと有効に使えると思うので、こっちで稼いだ金は全部こっちで使うつもりです。もちろん、少しくらい土産だけは忘れません。でも、車を買って保険に入っても、まだ２７０＄くらい残っているし、もうすぐ８月分のお金が２２０＄くらい入ってくるので大丈夫です。あ、それからBossとの仲は以前よりずっとよくなっています。車も買ったことだし、もう出て行くことはないでしょう。ご安心を。どうも、この前の手紙はお騒がせしました。ひとつ心配が消えたら、また、車などを買って余計に心配させてすみませんが、今日はこのへんで。　　　　　　８/２９-------------------------------------------------

  2005年08月29日

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  USA日記（１９４）

  ８月２８日（木）１９７５年今週初めて１０時間の仕事をしたので疲れた。向こうの４０エーカーのブラックスケールと亜鉛、マンガンの葉面散布。カンサスのＫ君にletter を書いた。そして、ラモナが２人でやって来た。土曜日にBirthday Party をやるので招待してくれるのだそうだ。今日は夕食をご馳走してあげた。ラモナは、今引越しの最中で、金がないのだそうだ。こっちも金がないのだけど・・・車は、今日はエンジンもかけなかった。窓を少し開けてやっただけ。いいもんだね、あそこにああやって車があるというのは・・・Mr. Munemitsu が来て、「いい車だね。これならサンフランシスコまで行けるよ」とおっしゃった。どういう意味なのだろう。でも、６ヶ月間故障しないで欲しい。本当に、それだけは予定外の出費になるから。今日は静かにしている。明日も、 May be 静かにしているかもしれない。そろそろ女のコの具体策を練らなければならない。オーシャンサイドか、エスコンディッドか、ヴィスタで。とにかく、あの車は心の余裕の象徴なのだ。そんなところ、今日は・・・

  2005年08月28日

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  USA日記（１９３）

  ８月２７日（水）１９７５年ついに車を持ったぞ！！！！！６４年型クライスラー３００。値段６９５＄。それも、「For Sell 」の個人から買ったので、昨日見た車なんかよりはずっときれいで程度がいいのだ。早速ウィンチェスターとロモランドへ行ってきたけど、乗り心地はいかにもアメ車という、ふわっとしたローリングが最高。でも、さすがに夜走るのは怖い。対向車のライトがまぶしくて何も見えなくなるのだから。ラジオはリア・スピーカー付きだし、フロントシートはセパレート・リクライニングで、クーラーも付いている４ドアハードトップ！！エンジンは、これぞアメ車というＶ８気筒の４１３ｃｉｄ（６７６９ｃｃ）、３６０馬力。走行距離は９４，０００マイルくらいだけど、時速５５マイルで走っても早さを、いや速さを感じさせないからね。メーター類も見やすいし、アンメーターの針の振れが少し気になるけど・・・本当にあの車がtetywestたちのものだとは、まだ信じられない。すごいことなのだ。とにかく嬉しいという一言に尽きる。ちょうど、ここへ実習に来て６ヶ月目の今日だったというのも何かのめぐり合わせなのだろうか・・・それに、あの車を探してくれたのはBossだったというのも・・・１ヶ月前にはとてもムリだと思ったけれど、ついに本当に、ついに実現したんだ。やった、やった。今日は手放しでとにかく嬉しいのだ。保険のことをBossに訊いたら、「事故が起きたとき、お金持ちはたくさん保険が必要ね。You たちはお金持ってないから一番安いのでいいよ」と言うので、半年で１３８＄の一番安いのを申し込んだ。ああ、自分で外に出られる喜び！！今日はそれを噛みしめながら寝ることにしよう。本当に嬉しいのだ。tetywestたちのクライスラー３００！！

  2005年08月27日

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• USA日記（１９２）

  ８月２６日（火）１９７５年今日は朝からDAY OFF で、Bossにエスコンディッドまで乗せて行ってもらってDriver's license の試験を受けた。ペーパーテストは３人とも合格。実地試験はBossのギャラクシーの助手席に試験官が乗り込んで、街を１０分ほどドライブするだけ。Ｍ森君とＡ山君は一発で見事合格して、tetywestだけが落ちた。２way の道を１way と間違えて左折したのだ。日本の感覚で小回りで・・・後は左側レーンを走っていた。少々気分が悪いのだが、あとで自分で少し運転したら慣れた。だから、まあ次は受かるだろう。合格すると、事務所で写真を撮影して、正式な免許証が届くまで仮の免許証を発行してくれる。だから、合格したその日から運転できるのだ。午後はBossのギャラクシーを借りて、エスコンディッドとVista で車探しをやった。エスコンディッドではFord やTOYOTAのディーラーを回ってみたけれど、１０００＄以下の車は置いてない。それ以外の中古車屋はどこも変なところで、５９５＄とか３５０＄とか５００＄とか・・・ほとんどジャンク。でも、予算優先だからそんなのでもいいけどね。Vista では程度のいい古いワゴン車（６４年型）が５９５＄だけど、マニュアル車。いろいろ一長一短があって、どれが一番いいとも言えないけれど・・・本当に困ってしまうのだ。でも、もうそろそろ決めないと・・・あ―、本格的に外に出れるなんて嘘みたいだ！！嬉しいな。ついに全てが実現しそうだ。この夏はとてもいい夏で終わったみたいだし、秋から冬にかけてしっかり頑張ろうと思う。しかし、体がだるい。どうしてだろう？特に足がだるくて仕方がない。困ったものだ。最近仕事をまともにやっていないからだろう。明日からは、体を休めつつ仕事をガンバロウ！！

  2005年08月26日

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• USA日記（１９１）

  ８月２４日（日）１９７５年昨日と今日は、Hollywood。例によってGazzarri's でロックを聴いて踊ったし、リトル・トーキョーで１０＄出してスシも食った。Bossが前々から言っていた２世週祭であったけど、そんなのには行かなかった。ハリウッドではＬＰレコードを２１枚買った。３６＄くらいかな・・・とても満足している。持って帰るのが少々重かったけど。ニューポート・ジャズ・シリーズ７枚、ジミー・ヘンドリックス３枚、シカゴ４枚、ステッペンウルフ１枚、グランドファンク２枚、Ｔ・ＲＥＸが１枚、エルトンジョン１枚、スリー・ドッグ・ナイト１枚、フィフスディメンション１枚。日本じゃとてもこれだけ買えないもの。なにしろ、レコードを買いたい。今日買えてよかったのだ。しかし、どうやって日本へ送るかが問題ではあるのだが・・・今日はcooperative extension から３通返事が来ていて、ベンチュラ・カウンティからはcitrus のList も来ているので、本格的に勉強が出来そうでとても嬉しい。やはり、何かをやってみるものだ。ラモナは明日が引越しだそうだ。車を買ったら、金不足になるのは目に見えているのだ。どうしてかというと、もう今月も２００＄くらいしか残らないのだ。これからレコードや土産やそんなものも買わなくてはならないし、とても金が足りそうにない。でも、車があれば本当にいろんなことが出来そうで楽しみなのだ。

  2005年08月24日

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• 蝉の声

  ツクツクボウシの鳴き声が耳につくようになると、もう夏も終盤です。朝晩は次第に涼しさが戻ってきて、しのぎやすくなるでしょう。さて、昨日中国は甘粛省の友人と話していたときのことです。「セミが鳴くと夏も終わりですね」「中国でもそうなの？」「そうです」「日本じゃ、セミは『ジージー』とか『セッセッセ』とか『ミーンミーン』とか鳴くけど、中国では何と鳴くの？」「中国では、『ジーラジーラ（zhîliäo）』と鳴きます。ですからセミのことを『ジーラ』と言います」「どんな漢字？」「『知ってる』の『知』、『了解』の『了』です」「なるほどね、それはどんな意味？」「わかったという意味です。中国では『セミのような人』という言葉があります」「どんな人のこと？」「勉強の態度が良くない人です」中国のセミは、木にしがみついて夏中、「わかった、わかった、わかった、わかった、わかった、わかった、わかった、わかった、わかった、わかった、わかった、わかった、わかった、わかった、わかった、わかった、わかった、わかった、わかった、わかった」と鳴いているのだと思うと、なにやら可笑しい。

  2005年08月23日

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• USA日記（１９０）

  ８月２２日（金）１９７５年今、２３日のａｍ1：00。　今日は夜、Ｆ浪君の親父さんが弟と一緒に来て、面白かった。なんというfamily だ。親父さんを見ていたらＦ浪君がああなるのも無理はないのだ。写真を４枚あげた。それで、バカなしりとり歌合戦なんかをやっていたけど、さすが休みの前日のゆとりだね。明日はゆっくり寝て、ロスへ行くのだ。今日も奥歯が痛かったけど、仕事はやった。Bossはこのところおとなしい。この部屋の雰囲気もずっと明るくなったが、ふっとＩ田君の家で夜中ずっとＭ子としりとりをやったのを思い出した。懐かしいなぁ・・・どうしているのだろう。もうこの頃はあまり思い出さないようにしているせいか、こんな気分になったのは久しぶりなんだけれど・・・それにしても、アメリカでアメリカ人と恋をするというのは大変だろうな。特に言葉の面で・・・もう一度あの頃にかえりたいような・・・でも、たぶんもう帰っては来ないのだろう。ずっとそういう気がして、半分以上諦めているから・・・さすがにもう眠い。寝ようか。明日は、羽根をのばすんだ。Bossが Fartilizer Hand book を持ってきてくれた。

  2005年08月22日

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• USA日記（１８９）

  ８月２１日（木）１９７５年最近、仕事中もやけに眠いし、疲れていると思っていたのだが、朝起きてみると左奥歯がけんびきのために腫れている。仕事中は腹が痛くなった。これは休んだ方がいいと判断して、昼からベッドで寝ていたらだいぶ楽になった。昼、仕事を始める時なんか、とても立てる状態じゃなかったのだ。これも、この２ヶ月間張り詰めてBossの当たっていた気持ちが、ホッとほぐれたからだろうと思う。自分でも、このへんでひとりで祝うのもいいんじゃないかと思って、ひたすら寝ていた。考えてみれば、日曜らしい日曜は１ヶ月間無かったのだから、そんなに強くない体だし、参るのは当然かもしれない。それに睡眠不足もたたっているのだ。まあ、そんなわけで今日も終わろうとしている。昨日、各カウンティのcooperative extension へ９通、資料を送ってくれるように手紙を出したし、また前のように少しずつやる気が出てきたことは確かだ。とてもいいことだと思う。トラレ郡の資料を訳した。昨日もＭ森君と話したのだが、Bossがここまで認めてくれた以上、それに答えられるように一生懸命やらなければならない。そして３月に帰るときは、胸を張って出て行けるように・・・今からが大切なんだ。

  2005年08月21日

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• USA日記（１８８）

  ８月２０日（水）１９７５年昼休み、「さあ、起きて仕事に行くか」と、ソファーから立とうとしたときBossが入ってきた。やけに興奮していて、「Mr. Munemitsu とも相談したけど、ボクも車はあったほうがいいと思うのね。でも、農友会と仲悪くなりたくないので、ＯＫとは言わないが、勝手に買うならいい」と言った。「免許も取りに行かしてやる」とはっきり言った。記念すべき一瞬だった。ついにやったのだ。今まで、このために全ての力を注いできただけに嬉しかった。そしてBossを見直した。タイミングよく、ウィンチェスターが夕方に来て、免許の問題を５種類とも置いていった。このうちどれかが実際に出るのだ。だから、残る問題は実地に乗ることだけだ。でも、意地でも１回で通りたい。これが今のtetywestの正直な感想。今日は、バーベキュー･チキンをtry して、オーブンで温度２２０度くらいで５時間で実にうまく出来た。これからも、これでできそう。レパートリーがひとつ増えて嬉しい。仕事は今日も１日ウィードオイル。朝から扁桃腺が腫れ気味で首が重かった。でもいい日だった。自由というのはいい。いつでも出たいときには外に出れる状態であるということだけで、tetywestは満足なのだ。どこへ行きたいかなんてまだ考えてはいないけど、これでナイトスクールにも行けるのだ。とにかく、これは革命だ。人間としての革命に成功したのだ。満足だ。努力しただけのことはあった。本当に嬉しい。

  2005年08月20日

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• USA日記（１８７）

  ８月１９日（火）１９７５年昨日の今日だから、Bossの機嫌がいいわけはないのだが、こっちはずいぶん気が楽になった。今日は、Bossと話をしたのは仕事のことと、Ｍ森君にletter が来たと持って来ただけで、仕事中も一度も現れなかった。ただ、今まで（８時過ぎ）実習生ハウスの周りでガキどもがギャーギャー騒いでいたけれど。まあ、第一日目としてはこんなもんじゃないかな・・・という感じだ。昨日、リバーサイドの星さんに車のことを頼んだので、早く見つけてくれればいいのだけれど・・・今日で、mite のスプレイはグレープフルーツまで一応お終い。昼からはweed oil のバレンシアの仕事だった。毎日よく歩くので少々だるいけれど、もう慣れたし、暑さも峠を越えた感じだし、何とかなるだろう。また少し勉強を始めてもいいと思っている。気分が落ち着いてきたから・・・この分だと、何とか持ちそうだ。それじゃ・・・ああ、今日仕事中にイミグレーションが来たのだが、日本人だと言うとさっさと帰ってしまった。つまらないな。-------------------------------------------------早いものでもう半年過ぎようとしています。この半年を振り返ってみると、自分なりに一生懸命やって来たと思って感心していますが、今、ちょっと実習生３人とBossの間がまずくなっていて、昨日も３回目の和平交渉にBossのうちへ行ってきたのです。tetywestとしても、なるべくならBossとは仲良くやりたかったのですが、どうも５月頃からBossに対する信頼感というのがなくなって、Bossがとてもつまらない人間に見えてきたのです。もう少し詳しく書かないとわからないと思いますが、これは実習生３人で何度も討議して達した結論なのです。つまり、一番よくないのは、実習生というのを自分達family の奴隷みたいな考え方をしているということです。２回の研修中には、合鍵を使ってBedroom まで引っ掻き回すし、仕事が終わった後も家の周りをうろうろして監視する。ここは山の中なので、外出も当然出来ませんが、ときたまBossが連れて行くときには、さも連れて行ってやるんだという態度をとる。ここは自由・平等の国アメリカですよ。仕事中にどうしろこうしろと命令するのは、tetywestは当然だと思うし、一言も文句は言いませんが、仕事が終わった後の時間までどうしろこうしろと言われたのでは、やはり腹が立ちます。学生時代、試験場時代に自由というものにあまりに慣れすぎたせいか、また、アメリカという国はみんなが自由なのに、tetywestたち実習生だけそれが得られないからか、とにかくイライラた高まってきて、この前はそれを全部 Bossに吐き出したら少しは気分がすっとしましたが・・・２世という人の考え方の狭さ、人生に対する見方がすごく偏っているところなどが目に付いて、どうしてもBossの家庭へ入っていけないのです。また、Bossの方でも、外見的にはニコニコしながら、結局tetywestたちを押さえつけるようにするので、なおさら、「それじゃ、誰が行くもんか」という風になって、どんどん悪くなってきたようです。tetywestももう２０＋○歳にもなって、自分のやっていることには自分で責任をもてると思います。もちろん何をやるにしても、それだけは頭に入れています。だから、もし農場を変わることがあっても、それは仕事が嫌だったからとか、Bossに気に入られなかったからではなく、一生懸命考えた結果、そして、ここでやれる全部をやりつくした結果だと信じて下さい。まあ、そう思っていても、なるべく農場は変わりたくないし、ここで一年間頑張るつもりですが、とにかく今そういう状態にあるので連絡だけ。体の方は元気です。　　　　　　　　　　　８/１９-------------------------------------------------

  2005年08月19日

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• USA日記（１８６）

  ８月１８日（月）１９７５年朝、昨日に引き続いて気分の悪い顔をしていたら、ついに向こうのグレープフルーツのところでBossが気分悪いのの最高潮に達したらしく、「ＧＯ　ＨＯＭＥ！」と言った。この言葉はホストファーマーにとってtaboo words だということはさんざん聞かされていた。それで、夜買い物から帰って、「話があるから」とBossの家に行き、今までのことを全部ぶちまけてやった。土曜日のことも、研修中に部屋の中へ入ったことも、tetywestたちを干渉することも・・・ただ、部屋に入ったことだけは最後までシラをきり通した。Bossもよほどこたえたのだろう。今日のところはおとなしく聞いていた。車のこともよっぽど念を押したのだが、いつまでこの状態が続いてくれるかは疑問だ。しかし、言いたい放題言って気分がスッとしたことは確かだ。これでまた前のようなことになったら、もうダメだと諦めることが出来る。とにかく、やるだけはやったという感じだ。昨日はテメキュラのブラジリアンが２人、ウィンチェスターとラモナと一緒にやって来て、ラモナは泊まっていった。ブラジルの話を聞くのも面白い。コーヒーのこととか政治のことなどよくしゃべる。たまにはブラジル人と話すのも面白いと思った。それにしても、今日は記念すべき日だった。だが、本当にいつまで続くかは疑問だ。Bossの態度はコロコロ変わるから・・・もう寝よう！！

  2005年08月18日

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• USA日記（１８５）

  ８月１７日（日）１９７５年バレンシアのイリゲーションチェックとweed oil を１０時間やった。果樹班の研修の記憶が新しいうちに、８月１２日の夜、ＩＦＡの石井さんと話をした日本農友会の批判について書き留めておこう。まず一番頭にきているのは、我々から農友会へ収めた２０万円の行方。名目は渡米費用だったのだが、ＩＦＡの話では、「そんなものは一銭ももらっていない」と言う。渡航費用（航空運賃）は全て、我々から集めている１５５＄/monthの中でまかなっていると言うのだ。そして、サンフランシスコでサインをしないようにと言うことについても、結局実習生をだしに使ってＩＦＡへの嫌がらせをやろうというつもりらしい。どうしてこんなに関係がこじれたのかの経緯については、まず、ＩＦＡが日本から独立しようとしたことに端を発する。つまり、理事のうち２人が日本人だったが、日本の干渉をやめて欲しいということで、この２名が退いた。ここにはもう少し他の要因も絡むらしい。それまでＩＦＡは日本からの実習生だけと言ってもいいくらい日本中心でプログラムが運営されていた。ところが現在では、フランス、韓国、ブラジル、チリ、アルゼンチン、ルーマニアと実習生を派遣する国が増え、そのため日本中心のプログラムはいろいろと矛盾が生じてきたらしい。そこで独立ということになったが、その嫌がらせとして、「さあ、日本がこのプログラムに協力しなかったら、ＩＦＡはどうなるか見せてやろうじゃないか」というのが、農友会のハラらしい。我々にサインはさせない。農友会の取り分を多くするため、当然１５０＄だった渡航の小遣いも１０５＄に減らす。そして、今年からは何と農友会は派米実習生負担金６５万円という、とんでもないことをやらかしたということになった。石井さんの話では、これは派米実習生を３分の１に減らすための策略だという。つまり負担金を３倍にすれば、実習生は３分の１しか集まらず、困るのは実習生のｆｅｅだけで運営しているＩＦＡだというわけ。農友会は一向に困らない。なるほど。次に、農友会の組織が旧態依然としていることが取り上げられた。農友会は会員が年々新しくなるため、ボロがバレないとたかをくくっているのか、ただ人員を集めてアメリカへ送り込むという、この１つのことしかやっていない。２４年間何の進歩もないというのだ。真に日本の農業のためを考えるのなら、もう少し他のこともやってもいいではないかという。たとえば、いつか種牛の買い付けをＩＦＡと日本の農家とでやったという。これは商社のかなり強い妨害にあったのだが、それでも３分の２の値段で輸入することができたという。何でも商社を通せば２倍以上の値段に跳ね上がるのだという。このようなことを農友会のプログラムとして行えば、それだけでも日本農業のためになるではないかという。また、日本からの視察団の世話をやるだけでも、実習生からの１５５＄を集めなくていいくらいの利益は上がるというのだ。とにかく、日本では学生団体は農友会と手を切って直接ＩＦＡとの交渉に入っている。３ヶ月実習生もそのプログラムの１つだ。このへんで、我々はもう少し農友会の矛盾を暴き、このプログラムを見つめなおす時ではないだろうか。

  2005年08月17日

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• USA日記（１８４）

  ８月１６日（土）１９７５年夜８時頃、気分が本当にムシャクシャして、このままでは絶対に自分を抑え切れなかったし、部屋にいるとまた３人で喧嘩をしそうだったので、ピックアップに乗って新植ランチまで行って、向こうのはずれで声が嗄れるまで歌を歌った。もうやけくそだった。何でもいいから大声で叫びたかった。本当は泣きたかったのかも知れないけど、涙なんか出てこなかった。Bossに対する信頼はもう全くなくなってしまった。あいつは人間じゃない。男じゃない。部屋の中はゴソゴソいじくりまわす。そして、せっかく認めさせて、その場ではニコニコしていながら、もう今日になってそれをなし崩しにくつがえそうとしている。ｔｅｔｙｗｅｓｔは寝ていた。少し眠って、それでゆっくりと免許の勉強なり、自分の好きなことをしたかった。Ａ山君はシャワーに入っていた。そしたらBossが来た。「明日仕事をしろ」と言うのだ。それも、来週の土・日が二世週だからという理由をもう一度持ち出してきた。先週の日曜日のは一体何だ！！あれは何だ！！本当に理由なんてありゃしないじゃないか！！それも一方的に押し付けて来やがった。Ｍ森君が、「免許を取りに行きたいから、week day を１日休みにして欲しい」と言った。そしたら、「来週はダメだ。再来週にしろ」と言った。その理由は、「農友会にtel をかけたけど、何の連絡もないから」だと言う。おとといBossが認めたのは一体何なんだよ！！一体tetywestたちを何だと思っているんだよ！！Bossとtetywestたちで決めたことを、どうして農友会に訊かなきゃ返事が出来ないんだ！！！それにBossは、「免許は取りたければ取らしてやる」って言ったじゃないか。あれは何だ！！本当にBossは、どう言ったらいいか、殴り飛ばしても腹の中がおさまらない。今に見てろ！！もうBossには恨みしかない。今tetywestは最高に怒っている。今Bossが現れたら、何を言われようが喧嘩して、出て行けと言われたら出て行ってやる。もうこんなところに何の未練もない。Ａ山君はさっさと寝てしまった。どうして何も言わずに眠れるんだ！！腹が立ったら腹が立ったと言わなきゃいけないだろう！！しかし、今ｔｅｔｙｗｅｓｔも、誰とも話したくない。この怒りだけは忘れない。今日ほど腹の立ったことはない。絶対見返してやるぞ。覚えてなっ！！

  2005年08月16日

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• USA日記（１８３）

  ８月１５日（金）１９７５年夕食のとき右の耳が痛くなって、まだ痛い。フィールド・トリップは楽しかった。やはり、こじんまりとしているのがいいのだろう。パッキングハウスやランチの見学・・・また、忘れないうちにmemoをまとめておかなくてはいけない。今日は昼からweed oil をやったが、トラクターに乗ったときやけに眠くなって、それからオイルを入れに行ってるとき３０分くらいずっと寝ていた。いい気持ちだった。今日の仕事は８時からだったので、それほど疲れなかったのはいいことだ。それに、weed oil の散布で新しいチップを使ったら、風が吹いても霧が飛ばない。スピードは少々遅くなるけど・・・それに、展着剤を入れると薬液が白い泡になって、どこにかかったかよく見えるのでやりやすかった。Bossはtetywestたちがいない間にいろいろ修理したり研究していたのだろう。Bossは昨日の話し合いの結果についてMr. Munemitsu と話をしてみると言っていたが、今日は来なかった。そうだ、パッキングハウスの女のコにletter を書こう。まだ８時半だもの・・・それから中西部のＫ君にも・・・手帳はあった。よかったね。本棚に入れてあったのを忘れていたのだった。-------------------------------------------------羅府新報高根の花「レモン」　　ＯＰＰ問題で品薄、急騰 【東京１５日共同通信】ひところ安くなる気配を見せたレモンがまた急騰している。大阪中央卸売市場では８月に入ってから１箱（１７キロ入り）１万２、３千円の高値をつけ、店頭ではもうどこを見ても１個１８０円～２００円が相場だ。４月初め、日本で使用が禁止されている防腐剤オルトフェニルフェノール（ＯＰＰ）の検出騒ぎで１個２００円～２５０円に暴騰、その後、検査をパスしたものが順次出回り、価格の方も１個８０円くらいまで下がった矢先の再度の高騰だ。これは、1.　日本の輸入の８割を占めているカリフォルニア産が端境期に入って出荷の絶対量が減った。2.　ＯＰＰが使えないことから、航海の途中で腐るものが増え、出回りの絶対量が減ったーなどのため。市場筋では「新物が出回る１１月までは値下がりの期待はまず持てません。まだまだ上がりそうです」といっており、レモンは当分「高根の花」となりそうだ。-------------------------------------------------

  2005年08月15日

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• USA日記（１８２）

  ８月１４日（木）１９７５年研修から帰ってBossのうちへ車の話をしにいったら、何とかなりそうだ。それにしても、今回もbed room まで入って来て調べてあった。今回の研修はまたいろんな人と知り合いになれてよかったのだ。パッキングハウスの女のコとか、ルーマニアから来ている研修生とか。そしてRiverside に住んでいる１３歳の男の子とか・・・でも、大切な手帳を落としてしまった。モーテルで暑中見舞いを書いたときに入れ忘れたのだ。リバーサイドが見つけて持ていてくれればいいのだけれど・・・車の件！！とにかく、これで道は開けた。後はtetywestたちだけの問題だ。これを何とかしなくては・・・本当に。それにしても、研修は有意義だった。石井さんは予想していた通りきれる人だった。農友会とＩＦＡとの関係についても、だいぶ詳しくわかったし・・・とにかく良かった。もう遅いので寝ることにする。

  2005年08月14日

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• USA日記（１８１）

  ８月１３日（水）１９７５年サンキスト・パッキングハウス見学オレンジ日本向けの箱（日本で作ってもってくるそうである）があった。ビンに収穫されたバレンシアがトレーラーで運び込まれる。ビンの移動、パック後の箱の移動はすべてフォークリフト。1.　腐敗防止剤（オルト・フェニル・フェノール）のスプレイ。ビンのまま　　　日本向けはスプレイをしないとの話であったが・・・本当だろうか？2.　バレンシアはリグリーニングしている。　　色をつけるためにビンのままエチレン処理を行う。・・・約一週間3.　ビンが自動的に持ち上げられ、中の果実をぶちまける。　　ここでは腐敗果が目立つ。特にひどいのだけは、ここで取り除いている。4.　真っ暗な部屋の中で、女の人２人が働いている。　　何をやっているのかと思ったら、蛍光灯（紫色）の中で果実を取り出している。　　これは、腐敗果が、その部分だけ黄色く見えるのだ。　　でも、まだかなりチェックから抜けていた果実があった。5.　ウォッシュ、ワックスを経て選別へ。　　ここは女の人がグレード別に放り込むbox がある。　　かなり適当に放り込んでいるように見える。6.　大きさが機械的により分けられて箱の中へ詰められる。　　オレンジを箱一列分一度にペッタンと吸い上げるシステム。　　右と左から交互に「ペッタン・ガチャーン・スパッ」という感じで、面白かった。　　箱も自動的に送られてくる。7.　最後にふたをしておしまい。8.　あるコーナーで、オレンジのサンプルをナイフで切っている。　　どうしたのかと思ったら、霜でやられたのをチェックしているとのこと。　　果実の中に白い繊維みたいなのが見える。　ネクタリンの収穫メキシカンの時間料金制で、ゆっくりやっている。ピースワークでは果実が傷むから。あまり柔らかい果実は捨てて、硬めのだけ収穫している。Citrus experiment station温室　　柿の台木の研究　　　　　日本の柿の種は良いroot stock なのだが、育てにくいとのこと。　　　　　citrus root stock のネマトーダ抵抗性試験　　　　　７種類のroot stock で７種類のネマトーダについて試験している。　　　　　citrus のウィルス（エクソコーティス）のチェック　　　　　罹病していると思われる芽を接ぐと、葉とか葉柄に徴候が出る　　　　　接木のテープは約２週間ではがすのだそうだ。フィールド　　root stock の気候、収量、病気などの研究。　　　　　　　　約２０年かけて７種類のroot stock を調べている。現在１２年生。　　　　　　　　中央カリフォルニアに適した台木を調べている。　　　　　　　　　　　　　　　　アボカドの試験もやっていた。ネクタリンのパッキングハウス　Cold chain のため、パック後はすべて０度の冷蔵システム。　トラックに積み込むまでCold chain が行き届いていたのには感心した。　トラックは冷蔵車　一度０度まで特殊な風の動きによってパック全体を冷やす。それから出荷する

  2005年08月13日

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  USA日記（１８０）

  ８月１２日（火）１９７５年Viselia 付近は土地が低いために土壌が深く、冬季の温度が低い。－１０度くらいにまで下がる。そのためにウォールナッツなどが栽培されている。柑橘地帯は標高３００フィート位の所にあり、ちょうど逆転層ができる付近なので、冬もそれほど寒くならない。土壌はSANDY LOAM であるが、地下２～２．５フィートくらいのところにHARD-PAN という、とても硬い地盤があるため、新植のときは、これを壊してから木を植える。年間降水量は１０～１２インチであり、それも冬季に集中する。したがってイリゲーションは９～１０ヶ月間、４月から主に９、１０月まで行われる。農業用水は地下水と雪解け水が用いられている。水代は５～１５＄/エーカーフット。夏の最高気温の平均は９５度～１００度である。weed control はケミカルが用いられ、無中耕栽培である。ケミカルにはペリコート（パラコート）が用いられている。イリゲーションシステムは、主にフローシステムとスプリンクラーシステム。しかし、マイケル氏のところではドリップシステムを用いていた。潅水の間隔は２週間。年間１４～２０回のローテーションである。この地方２，０００農家のうち、２０軒くらいは昔からの権利で水代がただらしい。UOTA農場もその一人だという。シトラスの栽培は１９００年代に始まった。１９５０年～６０年代にかけて栽培面積が増えたが、７０年代は変化なし。日本とよく似ている。冬の間は霧が出るので、この地帯は落葉果樹とシトラスが同居するという、世界でも珍しい場所らしい。これは、地形が緩やかな傾斜で、下へ行くほど寒いということも原因のひとつだ。Mike's Farm父と子の経営　８００エーカーシトラス（バレンシア・レモン）と落葉果樹と、綿、麦、オリーブなどの複合経営バレンシア密植園の間伐　　11×22フィート植えの園を一本おきにチェーンソーで間伐していた。ウインドマシン　　１０エーカー当たり１基の割合でランチに設置する　　この地帯はちょうどウインドマシンを付けるか付けないか判断に迷う地帯らしい　　それでも１年に１２～１５日はマシンを回すそうだ　　１台約１万ドル。これで約２°Ｆ気温を上げることが出来るが、逆転層のない年は無駄オーチャードヒーターは燃料の高騰のためほとんど使っていない代わりに井戸水を用いたフロストプロテクションが行われている・・・アルゼンチンでもそうらしい潅水システムは、スプリンクラーとドリップ　　ドリップは人件費節約のために用いた・・・イスラエル製水は地下水をくみ上げている。貯水池に溜めて用いる。地下４０ｍからくみ上げるので、１エーカーフット４０＄くらいになる。ポンプは２００馬力で１分間に１，０００ガロンオレンジのエーカー当り収入は、５０＄～４００＄（net return）２００～３００＄が過去１０年間の平均

  2005年08月12日

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• USA日記（１７９）

  ８月１１日（月）１９７５年昼前にロスに着いた。Broadway まで歩いて、ロースト・チキンとコーラで昼食。グレイハウンドのバスデッポまで帰ってくると、青いスーツを着た、いかにも「日本から来たばかりです」青年が目に留まった。スーツケースを置いたまま、あっちへうろうろ、こっちへうろうろしているのだ。「ちょっと、それじゃスーツケースを盗られるよ」「学生さん？独りで来たの？」その青年は、東京教育大の４年生で、夏休みに一人でロスに来たのだそうだ。まだ、今夜の宿も決めていないという・・・やれやれtetywestたちは、バイセリア行きのバスに乗らなくてはならない。とりあえず、日本語で何とかなるリトルトーキョーへの道順を教えていたら、メキシカンの青年が寄ってきた。彼は、「オレ、日本が好き。だから、どこでも案内してあげる」と言う。「それじゃ、彼に頼んでリトルトーキョーまで連れてってもらいなよ」という段取りになりかけたところへ、もう一人ヒゲの白人のオッサンが話の中に入ってきた。このオッサンは奥さんが日本人で、その奥さんを迎えにバスデッポまで車で来たのだそうだ。サンタモニカか、そのあたりに住んでいるそうで、「ぜひオレの家に来なよ。車もあるし」と言う。ところで、ちょっと引いてこの光景を眺めると、「本当にここはアメリカで、ロス・アンゼルスなのだろうか？」と思ってしまう。まるで葛飾柴又あたりの人情話なのだ。そうこうしているうちに、tetywestたちが乗らなければならないバスは発車してしまっていた。次の便があるだろうと思ったら、バイセリアまで行くのはそれが最終便だった。全く、人の世話に夢中になって、自分のこともちゃんと出来てない・・・・なんてバカなの、俺たち。結局その日本青年は、メキシカンの青年に案内してもらってリトルトーキョーへ行くことになり、tetywestたちは次のベーカーズフィールド行きのバスに乗り込んだ。その前にＩＦＡの石井さんに電話して、迎えに来てもらう段取りもちゃんとやった。ＵＳＡで半年生活してるって事は、これほどの余裕が出来ることなんだと再認識した。ベーカーズフィールドでバスを降り、石井さんの出迎えでまず夕食。皆の待っているバイセリアのモーテルへ着いた頃には、あたりはすっかり暗くなっていた。

  2005年08月11日

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• USA日記（１７８）

  ８月１０日（日）１９７５年何のために今日仕事をしなければならなかったのだろう？Bossはイリゲーションの水をセットしただけで、後は家の中でゴロゴロ。tetywestたちを外出させたくなかったからとしか思えない。リバーサイドとの約束もボツになってしまった。４時に終わったのじゃ、もうどこへも行けない。本当に今日くらい頭に来たことはなかった。weed oil だったのだが、仕事は一応やったけど、本当は全然やる気なかった。全く面白くないのだ！！！とにかく、Bossに対してやけに腹を立てているのだけは事実だ。もう、あんな人間はとことん無視したいのだ。日曜にその辺見渡しても誰も動いていないのに、tetywestたちだけ仕事をしなくてはいけないというのは実に惨めなもんだ。この前、「日曜は、よっぽど忙しくない限り休みだ」と言ったばかりなのに・・・それに、明日から４日間で、また部屋の中へ入るだろうし・・・それも気分が悪いよ。これだけ人種差別されて精神的によく持ってるものだが、最近の日記はBossの悪口しか書いてないな。ちくしょう、明日からBossの目の届かないところへ行くのだということで自分をごまかさなきゃいけない。本当に楽しみにしていたSunday だったのに・・・よくも平気でこんな気分の悪いことが出来るものだ。「もう、頭に来た」その一言に尽きる。Bossはろくな死に方をしないだろう。

  2005年08月10日

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• USA日記（１７７）

  ８月９日（土）１９７５年土曜の夜だというのにくそ面白くないので、「いったい今から何をしてやろうか」と考えている。明日は仕事をしなくてはいけないことになった。Ａ山君は神奈川県人会とやらで、今晩からロスへ行くのだが・・・まだウインチェスターのＴ橋氏が来ないのでベッドの上だ。何にそう腹が立つのかよくわからないのだが、「その腹立たしさをもって行く場所は実習生」ということになるので、とにかくよくない。最近は実によく腹が立つ。気分が悪くなる。それもちょっとした事で・・・昼まで、w lilac rd. の向こうのアボカドにweed oil をやっていたら、昼にBossが来て、途中にもかかわらず、「止めろ」という。理由は、「風が強くなるから」なのだが、その時は無風状態。そんな理由があるものか！！！結局風なんて吹かなかった。夕方の潅水のチェックのときは、Ａ山君がピックアップを運転していて、鎖をかけてあるところを通ろうとした。tetywestは助手席に乗っていたのだが、「そんなに行きたいのなら、自分で鎖をはずすくらいの決意がないと何も出来ないよ」と思って何もしなかったら、そこを通るのをやめた。それで、Ａ山君は気分が悪そうだったが、tetywestだって気分が悪い。結局悪循環だな。予想通り、研修まではダメだった。またそのうち何とかなるだろうとは思うのだが、とにかく今は腹が立っている。今度の果樹班の研修は気分転換だ！！

  2005年08月09日

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• USA日記（１７６）

  ８月８日（金）１９７５年まだ９時だというのに２人ともベッドの中だ。どうも根本的に解決されないものはどうしようもないという感じがしている。したがって本日は、３人の間が実に変な風にこじれるということが起こってしまった。まあ、tetywestにしても面白くないし、他の２人にしてもそうだろう。とにかく原因はBossのことだけではないようだ。要するに問題をBossに集中させてごまかしているわけだ。Ｍ森君にしても、「ちくしょう、あのヤロウーは！！」と思うし、「日本じゃこんなヤツと付き合うのはゴメンだ」という気がする。いちいち理由をつけて、その理由がクソ理由になってなくても、そうせずにはいられない性格というのはイヤだね。しかし、そんな事を言ってもしょうがないのだけれど・・・ｔｅｔｙｗｅｓｔだって、他の２人から見ればイヤな奴だろうね。そういう風に見始めるのはいけないね。とにかく気分が滅入っているね。こういう時は何か目標を立てないとね。自分だけで満足できるものでいいから・・・そう、今日も一発、ドバッと歌でも歌って、欲求不満を少しでも解消してやろうか。とにかく変になりそうだ。負けてはいけない！！

  2005年08月08日

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• USA日記（１７５）

  ８月７日（木）１９７５年気分転換のために毎日何かやることにしている。今夜は星空のロックコンサートだった。でも、歌ったのは主にフォークソング。Ｍ森君が、彼女に送るとテープを持ち出してきて録音するし、とても楽しかった。「東へ西へ」から「今日の日はさようなら」まで、全部で１００曲くらい。かなり疲れたけど・・・コーラ、タバコを用意して、ゴザを敷いて、スポットライトも点けて、よくやったものだ。何だかスカッとした気分だ。こういうのも健康的でいいなぁ・・・自分達でやったのを録音して聴くのも、なかなか面白い。特に会話の部分が・・・何か、３人だけでやるのはもったいない気がするので、誰かに聞かせてあげたいね。Let us be friend forever. Let's believe tomorrow and walk to the way of hope・・・・仕事はきついけれど、逆境に負けてはいけない。常に希望を持って、そう、毎日を充実して生きよう。明日はまた、昼間は死んでいよう。夜に生きていると感じればいいんだ。とにかく何かやろう。今日はとてもいい雰囲気だ。笑いがある。これを忘れてはいけないのだ。毎日毎日に・・・・とにかくもう１１時。寝よう・・・おやすみ仕事はダニ防除のスプレーと葉面散布だった。

  2005年08月07日

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  USA日記（１７４）

  ８月６日（水）１９７５年１つ。Mite control を新植のlemon で開始した。２つ。午後３時３０分から、BossのファミリーとMr. Wilson のファミリーと一緒にオーシャンサイドへ泳ぎに行った。USAへ来て初めて泳いだ。巻き返しの波が強くて、よっぽど自信がないとどんどん沖へ流されていくのでちょっと怖い。それに水が冷たいこと・・・Sunday のbeach ほどではなかったけど・・・だから、少し泳いで後は日光浴とsleeping。目が覚めると、ディナーと言うか、ホットドッグなんかが出来ていて、食べた。Bossは午後になってtetywest達を連れて行くことを決めたみたいだ。気分屋だからね・・・でも、こっちも仕事をしてるよりよっぽっど気分が変わるし、今それを努めてやろうとしている最中だったので、まあ、好都合だった。でも、オキナワヘ行って13ヶ月住んでいたと言うマリーンの男と会話を始めたら、Bossがすぐ帰ると言い出したのにはあきれてしまった。tetywestたちを外部と接触させるのがそんなに嫌なのだろうか・・・そのへんのところをはっきりと訊きたいものだ。tetywestたちは、Bossのfamily 以外の人と会話をしたいのだ！！だから、せっかく海へ行っても後味のわる――いものになってしまった。でも、このところ少しは気分がほぐれてきたみたいだ。Hondaさんに言われて、少々攻め方を変えてきたのかな？しかし、いつの日にか・・・・

  2005年08月06日

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