建築家のお仕事(25)住環境を演出する照明
住環境を演出する照明 夜のひとときは大切だ。昼疲れた体と頭と心を休める時間。その中で照明の果たす役割は大きい。ただ慣れてしまうので気が付かないだけ。私は暖かみのある電球色が好きだ。照明器具の種類も山というほどあるが、ランプの光色の種類も意外と多く、重要な役割がある。よく使われる40w蛍光灯を電気ショップでよく見てみるとわかるだろう。6種類もある。蛍光灯の光色の種類三波長発光形蛍光灯 - EX 昼光色(6500K) - D 昼白色(5000K) - N 電球色(2800K) - L 白色(4200K) - W 暖色(3500K) - WW(温白色とも呼ぶ) ※()内は色温度。昼白色のものについては、演色性を改善した高演色形や色評価用がある。 一般の照明用には昼光色[D]・白色[W]のものが使われているが、最近は住宅や店舗などを主体に三波長発光型(昼白色[EX-N]、昼光色[EX-D]のものが多い)もしくは昼白色[N]に切り替わっている。()内の色温度は他と比較すると、青空が15,000K、曇天の空で7,000K、白熱電球が2,800k、ろうそくが1,920K。温度が高いと短波長が多くなり青っぽい色になる。温度が低いと長波長が多くなり赤っぽい色になる。この色温度とは、照度とは別の基準だが照度とのバランスで選択するべきだ。色温度(K)高:5300以上・・ 涼しさ感、さわやかさ感、活動的な雰囲気中:5300~3200・・・中間低:3200未満・・・ 暖かさ、落ち着いたムード先日、自宅の洗面脱衣室の玉が切れたので、昼光色を選んでつけてみた。昼のような明るさで顔色も肌色もよくわかる。よしよし正解。これをリビングにつけたらきっとくつろぎムードにはならないだろうな。この辺の専門知識のある人は大きな電気屋さんにはいるようだ。「照明コンサルタント」とかその上の「照明士」の資格を持っている人はOKだ。このブログを見ている皆さんも、今度玉が切れたら専門家に相談しながら買ってみたらどうだろうか。きっと部屋の雰囲気が変わるはずだ。 当社のホームページ 人気blogランキングに参加しています。 人気blogランキングへ ↑ クリックしてもらえるとランキングがアップします。今日もクリックして応援よろしくお願いします。