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2014年12月29日
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カテゴリ:花のある街
 冬になり、落葉樹の葉がすっかり落ちて幹や枝の姿が露になある。公園や街路樹、マンションの敷地内の木々が幹だけになっていたり、横枝がすっかり切り取られていたり、酷いと電柱と思えてしまうような姿も多く見られる。

 赤羽自然観察公園だけの話ではなく、道路の落ち葉の掃除問題や電柱や信号との関係など色々な規則があるのだろうけど、緑化とか自然保護とか、二酸化炭素の排出問題など、公園や街路樹に対して「環境保護」の考え方が全くないのだろうと思わせる状況があちらにもこちらにも。

 そんなとき、「プロフェッショナルの流儀」(NHK)で、ポール・スミザーの庭の作り方の考え方を知る。

 その土地その土地に自生している多年草を中心に、土壌と日のあたり方に注意しながら、肥料も薬液消毒も一切使わず、その植物の生きる力だけを信じて、3年、5年、10年、15年と庭を育てていくのだという。

 肥料や消毒をするような育て方をすると、結局木が病気になって枯れてしまうことになるという。

 私は山村に育ったので、川べりで大きくなった栗や胡桃の樹、畑の中の一本の大きな欅。高山の厳しい環境でも生きている岳樺や這い松。自然の中のこれらの木々は化学肥料や薬剤消毒はされていないのに、あのように育っていく。

 その土地の自然に特性に応じた草花が、居場所を与えられさえすれば、生きて行ける。

 そのためには、その土地の自然観察をして、木や草花がどのような環境で生きて行けるかの知識を蓄えているという。

 都内といっても、板橋や北区といった身近なところで、公園や街を歩くと葉の落ちた木々が多いので、眼を覆いたくなるような姿がこっちにも、あっちにも。

 その木が30年後の姿(大きさ)は、予測できるはず。枝枝を毎年、ばっさり切らなければならないような樹高の高い気をなぜ街路樹に植えるのだろう。日本固有の植物が絶滅危惧種になっているものも多いのに、派手な色の園芸種花を公園の花壇に植えている。公共だからこそ、日本古来の植物を増やすための努力ができないのだろうか。


 都市緑化や公園や街路樹に携わっている方々には、ぜひお願いしたい。

 日本の気候や自然の中で生き続けられる植物の植栽をしていただきたい。

 





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最終更新日  2014年12月29日 22時29分02秒
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