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テーマ:邦画(772)
カテゴリ:邦画
こんにちは、みち太郎8です。 今回は、ゲゲゲの鬼太郎の父親が出て来る映画を紹介していきます。 もちろん妖怪が出てくるんですが、妖怪が居なかったら完全に八つ墓村っぽい雰囲気の映画でした。 子供が見るには重すぎる内容でした。 ラスボスが分かりやすいくらいクソ野郎。 妖怪より人間が怖い映画ですよ。 ネタバレ注意。 フワッと紹介です。 ・鬼太郎誕生ゲゲゲの謎 ![]() 水木役は木内 秀信、ゲゲ郎役を関智彦が声優を務めています。 記者の山田が鬼太郎の出生の秘密を探るために、哭倉村へとやって来ます。 鬼太郎、目玉のおやじ、猫娘にこれ以上進むのは危険だと忠告されます。 トンネルを抜ける鬼太郎達。 目玉のおやじが、70年前の事に思いを馳せます。 山田が鬼太郎の後を追いトンネルを抜けると、廃村がありました。 山田が床板を踏み外すと、地下へと落ちてしまいます。 助けを求める男の声が聞こえ、そちらの方へと向かいます。 山田は、古びた医療器具やベットを写真に収め、幾重にも重なる鳥居を抜けます。 丸い玉が言葉を発しており、それは崖から落ちていってしまいました。 山田の目の前に急に現れる妖怪。 時は、昭和31年。 龍賀一族を束ねる当主の龍賀時貞が死亡。 帝都血液銀行に務めるサラリーマンの水木が新当主とよしみを結び、会社でのし上がるために社長に直談判をして、龍賀一族が住む哭倉村に向かいます。 村へと向う列車にて、白髪で着物を着た男に死相が出ていると言われる水木。 見えないものが見えるという男は、水木に沢山憑いていると言います。 気付いた時には、男の姿は消えていました。 哭倉村へと辿り着く水木。 龍賀一族の写真にあった少女、沙代に出会います。 下駄の鼻緒が切れて、困っている沙代を助ける水木。 沙代の所へ従弟の時弥がやってきます。 最初はよそ者である水木を警戒していた時弥でしたが、野球選手の話を聞かせるという約束をすると打ち解けてきます。 龍賀の屋敷への道を聞いて向かう水木。 水木は屋敷に入ってすぐに複数の男たちに囲まれますが、会社で付き合いのある龍賀製薬の社長で、時貞の長女である乙女の婿、克典が水木に屋敷に上がる様に声を掛けてくれます。 水木は克典に中へと案内され、葬儀の前夜はお籠りと呼ばれる、個室での潔斎があると説明を受けます。 元々龍賀は神職も兼ねていると話す克典。 大広間に通される水木。 分家や龍賀の関係者がズラリと並んでいました。 長女の乙女、次女の丙江、三女の庚子。 乙女の娘の沙代、庚子の息子の時弥。 屋敷に入ってすぐに出会った男は庚子の夫で村長の長田でした。 長男の時麿。 時麿は健康に問題があると聞いていましたが、健在でありました。 白塗りで神職の格好をして現れます。 全員が揃って弁護士による遺言の公開が始まります。 新当主は時麿が指名され時弥を養子にして、時弥が成人すれば変わって当主の座につくように発表されます。 会社の社長は克典のままですが、乙女を会長にして決定権は乙女が持つこととなりました。 遺言の発表によって納得できない者たちが弁護士に群がり、広間は混乱します。 何処からか響く唸り声と、地響きに一同驚いて混乱は静まります。 時麿がお籠りをするように宣言をします。 少年ねずみに離れへと案内される水木。 水木は戦争での経験を未だに悪夢として見ていました。 朝になり、時麿が社の中で殺されてしまいました。 祟りだと騒ぐ村人たち。 長田達が怪しいやつがいたと言って捕まえてきたのは、水木が列車で会った男でした。 その男は祟りを持ち込んだとして首を切られそうになり、水木が止めに入ります。 克典も水木の言う事に同意して止めてくれます。 警察を呼ぼうと言う水木に、乙女が崖崩れがあり警察は来れないと話します。 男は牢に入れられ、その監視をするように言われる水木。 男に名前を聞いても答えない為、水木はゲゲ郎と名付けます。 時弥が水木達の下へとやって来ます。 水木は時弥に将来出来る電波塔の話しを聞かせます。 時貞と時麿が亡くなり、次は自分の番だと怯える時弥に今は科学の時代だと、心配いらないと言う水木。 水木は将来は病気も貧困もない国になる筈だと時弥に話します。 時弥が部屋へと戻って、ゲゲ郎に何故此処に来たのかと聞く水木。 聞けば牢から出すと誓うと自分の目的を話すゲゲ郎。 妻を探しに来たと言うゲゲ郎。 役に立たないと思った水木は牢を開けることなく眠りにつきます。 水木が目が覚めると牢の中で眠っており、ゲゲ郎の姿はありませんでした。 外にゲゲ郎を探しに行く水木。 下駄の後を追うと、温泉に浸かるゲゲ郎がいました。 誰かと話している様子に見えましたが、誰もいませんでした。 これからゲゲ郎を開放してもらうように頼みに行くから、隠れているように言うと納得してくれるゲゲ郎。 着物を着用する際に、腕に勝手に巻きつく組み紐。 先祖の霊毛で編んだものだと話します。 屋敷に近付くと、屋敷の中に見慣れない男性がおり疑問に思っている水木に沙代が叔父の孝三だと話します。 ある禁を犯してしまった考三は心を無くしてしまったと話す沙代。 村の湖に浮かぶ島に近付いてはいけないという禁を犯し、近付いてしまった結果でした。 沙代は東京の話を聞きたがり、水木と一緒に東京に行きたいと言います。 沙代と水木が二人でいるところに克典が通りがかり、二人の仲についてからかいます。 水木に話があると言うので、ついて行きます。 克典にゲゲ郎の事を話すと、処遇は任せると言います。 時麿を殺したのは、身内だと思うと話す克典。 長田家が怪しいから協力して欲しいと言い、水木に血液製剤Mを渡します。 薬の原液はこの村で作っているも、克典は薬の製法を知りませんでした。 会社を乗っ取られる前に、製造方法や場所を探って欲しいと頼みます。 協力することを約束する水木。 戻る途中で、ゲゲ郎が船で禁域へと向かっているのが見えました。 水木もねずみの助けを得て、島へと上陸します。 島にある鳥居を潜ると、耳鳴りの様な音が水木を襲います。 島の中を進み様相の変わった場所へと出ると、そこには大きな穴がありました。 窖からの叫び声を聞いた水木は鼻から血を流し、頭を押さえて呻きます。 周りを怪しい影に囲まれてしまいます。 襲われそうになった水木を助けるゲゲ郎。 様々な妖怪が現れ、撃退しながら水木を背負って逃げ出すゲゲ郎。 ゲゲ郎は船に飛び乗り、かっぱ達の協力で向こう岸に辿り着来ます。 水木が意識を取り戻すと、次は丙江が亡くなったと村人が叫んでいました。 丙江はかなり高い木の天辺に突き刺さった状態で発見されます。 人間の仕業ではありませんでした。 水木はゲゲ郎に島にいた者達の正体を聞くと、妖怪だと言われ、ゲゲ郎達、幽霊族も妖怪の様なものだと話します。 それを聞いた水木は、事実を受け入れられず、ショックで倒れてしまいます。 意識を取り戻した水木はゲゲ郎の事を尋ねます。 ゲゲ郎は幽霊族は昔からいたが、人間が増え、生活圏を奪われていき、人間に狩られて遂にゲゲ郎と妻の二人きりになってしまったと話します。 水木は自分が探しているMの事を話します。 Mという薬を飲んだ不死身の部隊がおり、その部隊のお陰で、日清、日露と勝利をおさめることが出来たと噂があったと言う水木。 その薬を量産する為に在り処を探している水木。 手を組まないかとゲゲ郎に持ちかけ、二人は妻の行方と薬の行方を探す為に協力する事にします。 島に渡る手段を考える水木。 結界の封印が解けかけた窖から、怨念の力が漏れ出していると話すゲゲ郎。 正体は妖怪狂骨で、井戸に打ち捨てられた恨みがある死体が狂骨になる、窖を井戸と見立てていると説明します。 結界がある為、依代がなければ島からは出られないはずだと話すゲゲ郎。 水木は窖の秘密を探る為、沙代から話を聞きます。 一緒に東京に連れて行って欲しいと、それをかなえてくれるなら知っている事を話すという沙代。 戸惑いながらも、了承する水木。 屋敷の地下に島に通じる道があるが、どこにあるかは分からないと話します。 孝三から話が聞きたいと頼む水木。 何とかしてみせると言う沙代。 ゲゲ郎と墓場で酒盛りをする水木。 戦争から戻った水木は、戦地では意味のない命令によって多くのものが死に、戦争の指導者たちは隠し財産で贅沢三昧、弱者として食い物にされないような力を手に入れることを誓ったと話します。 ゲゲ郎は人間が嫌いで憎んでいたが、妻は人を愛しており、常に人間と共にいたと話します。 水木にいつか、自分より大切と思えるものに出会うと言うゲゲ郎。 水木とゲゲ郎は考三と会います。 考三が持っていたスケッチブックには、ゲゲ郎の妻の絵が描かれていました。 妻の行方を問い詰めるも、何も覚えていないと言う考三。 長田が現れて、考三は本当に何も覚えていないと言います。 考三はゲゲ郎の妻に惚れて一族を裏切り、彼女を助けようとして失敗して、陰陽師の一派である裏気道の術によって心を壊されてしまったと話します。 裏気道という集団は、幽霊族を狩っており、それが長田達の正体でした。 長田の手下たちに囲まれて、攻撃を受けるゲゲ郎。 手下達を蹴散らすも、長田が操る強力な力を持つ狂骨に敗北してしまいます。 捕まってしまうゲゲ郎。 乙女の前へと連れて来られ、妻を解放してくれるように頼みます。 しかし、解放する気はなく丁度いいから子供をつくれと言われてしまいます。 血液製剤Mは、幽霊族の血によって作れていた事に気付くゲゲ郎。 妻の血を使われている事に憤るゲゲ郎でしたが、術によって縛られており、ボコボコにされてしまいます。 水木がそれを止めようとしますが、脅されて東京に帰って何もしゃべらない様に言われてしまいます。 ゲゲ郎は工場へと連れて行かれます。 また唸り声と地震が村を襲い、乙女は時弥に当主を継承させる儀式を急ぐように指示を出します。 乙女が呟いた、沙代と時貞の子供がちゃんと生まれていればという言葉を聞いてしまう水木。 龍賀の女は当主に身を捧げる義務があるという言葉を聞いて水木はショックを受けて、吐いてしまいます。 お前たちは人間じゃないと乙女に言った事で、長田に殴られ気絶してしまいます。 土蔵に放り込まれた水木は、沙代の命で時麿の日記を持ってきたねずみに助け出されます。 時麿の日記を読み、内容は頭に入れたと日記をバラバラに破ります。 ねずみはしばらく人間界はうんざりだと姿を消します。 水木の前に沙代が現れます。 庚子まで死んでしまった、早く東京に逃げようと言う沙代。 水木はそれに同意して手を繋ぎ、一緒にトンネルを抜けようとします。 地下の工場へと運ばれるゲゲ郎。 工場では生きた人間に幽霊族の血を輸血し、屍人となった人間の血を取って精製してMを作っていると説明する乙女。 村の外から人間を攫ってきて利用していたのです(水木が乗って来た列車にいた人も屍人にされている)。 抵抗できない様にゲゲ郎の手足を切り落とそうとすると、水木が現れて銃を撃ち斧をはじきます。 沙代を人質にしようするも、手が震えているのに気付く乙女。 仲良くなったことだと笑い、水木が時貞との関係を知っている事を暴露する乙女。 絶望する沙代。 水木は乙女たちのせいで、沙代が妖怪に取り憑かれて何人もの人を殺めてしまったと言います。 水木は沙代に憑いた、時麿たちの霊と妖怪が見えるようになっていたのです。 沙代は、時貞と同じようにしようとした時麿、水木に真実をばらすと言った丙江を、邪魔をしようとした庚子を殺したと話します。 全てを終わらせると自分に憑いている狂骨の力を解放する沙代。 長田の持つ狂骨の力は全て、沙代の狂骨に吸い取られ、周りにいた屍人たちの恨みの力も全て集めます。 手下たちを食い殺していく狂骨。 乙女も殺されてしまいます。 沙代は直接、水木の首を絞めて殺そうとします。 長田が最後の力で、沙代を刺して息絶えます。 沙代は最後は骨も残らず燃え尽きてしまいます。 長田の力が無くなり解放されるゲゲ郎。 水木とゲゲ郎は窖へと急ぎます。 窖の底へと辿り着くと、そこには大きな桜が赤い花を咲かせていました。 時弥の姿もありました。 しかし、時弥に被って時貞の顔が見えます。 時貞が魂移の術を使い、時弥の体を乗っ取ったのでした。 多くの狂骨の姿もあり、それは幽霊族の怨念でした。 結界は、呪詛返しで幽霊族の恨みを幽霊族に帰すとものでした。 妻の行方を聞くゲゲ郎に、桜は妖樹血桜といい幽霊族の血を吸って赤い花を咲かせていると話す時貞。 桜は今も、妻の血を吸っていると言います。 水の下にある桜の根には多くの幽霊族の亡骸が絡みついていました。 水木とゲゲ郎は根元を探して回ります。 水木は血を吐いて倒れてしまいます。 時貞が桜をこれ以上傷つけない様に、ゲゲ郎の妻を出してきます。 ゲゲ郎と妻は、再会を喜びます。 ずっと血を吸い取られ姿の変わってしまった妻。 更に妻は子供を身ごもっていました。 時貞はMを増産出来ると、喜びます。 それに怒るゲゲ郎。 時貞はしつけが必要だと狂骨を使い、ゲゲ郎に攻撃します。 狂骨に負けたゲゲ郎は桜に囚われてしまいます。 諦めろと言われるゲゲ郎、しかし、自分と相棒は諦めが悪いと言います。 フラツキながらも、斧を持って時貞の所まで歩く水木。 水木に会社を持たせてやると唆そうとする時貞。 そんな言葉に耳を貸さず、狂骨を操る頭蓋骨を破壊する水木。 これが無ければ狂骨が暴れて国を亡ぼすと言いますが、水木はそれを笑い飛ばします。 狂骨は時貞をかみ砕き、飲み込みます。 最期に肉体は失われ、団子の様な状態で吐き出されます。 苦しみは未来永劫続くと言うゲゲ郎。 暴れ出した狂骨がゲゲ郎に襲い掛かろうとします。 妻のお腹の中にいた、子供の泣き声を聞いた、囚われていた幽霊族達が動き、その髪がゲゲ郎の持っていた組み紐に力を与えて狂骨を押さえ込みます。 力を得た組み紐は、ちゃんちゃんこに変化しました。 もうすぐ結界は崩れ、狂骨が外へと出てしまうと話すゲゲ郎。 妻を水木に託し、ゲゲ郎は狂骨を押さえ込むと言い、二人を逃がします。 必ず生きて帰って来るように言う水木。 妻を連れて逃げます。 全ての狂骨を受け止め、体が崩壊していくゲゲ郎。 現代に戻り、狂骨に追いかけられる山田。 鬼太郎が助けに入り、ちゃんちゃんこで狂骨を押さえます。 この狂骨で最後の一体で、残っていた狂骨は時弥でした。 自分の事を忘れないで欲しいと話す時弥。 鬼太郎がそれを受け止めると、時弥は成仏します。 山田が何があったのか教えて欲しいと、必ず書き残し語り継ぐと言うと、目玉のおやじが水木の出会いからを語ります。 生き残った水木。 村の外で消防団に発見されます。 ゲゲ郎の妻の姿はなく、水木は記憶を失っており、髪も白く染まっていました。 誰かといた様な気がするのに、何も思い出せませんでした。 エンドロールで、水木は霊魂に誘導されるようにある場所に辿り着きます。 廃屋にはお岩さんの様な姿の女性と、全身が包帯で覆われ体が爛れ落ちている男がいました。 男に追われて逃げ出す水木。 もう一度、思い立ち廃屋へとやって来る水木。 前に見た男女共に亡くなっており、水木は女性を埋葬します。 水木が去ろうとすると、墓の中から赤ん坊の泣き声が聞こえ、土の下から這い出してきます。 赤ん坊を見た水木は、化け物の子を生かしておいたら災いが起こるかも知れないと、赤ん坊を殺そうとします。 その時に、赤く咲く桜と男の姿が水木の頭をよぎります。 水木は雷鳴轟く中、赤ん坊を抱きしめます。 それを見つめる死んだ男から生れ出た目玉のおやじが見つめてエンドです。 これは面白い映画でした。 鬼太郎が生まれるシーンは有名なので知っていましたが、こんな壮大な物語があると感じ方が変わりますね。 最後があまりハッピーな終わり方ではないのも上手い脚本ですね。 これは何度見てもいいですね。 人気なのがよくわかりました。 最初はただのミステリーで、いつ妖怪出てくるんだと見ていましたが、がっつり妖怪でした。 しかし、人間が一番恐ろしいといった内容でしたね。 これはおススメなので、一度見てみて下さい。 映像もキレイですね。 狂骨がもっと恐ろしい感じでもいいかもしれない。 あんまり怖い絵ではなかったですねー。 では、また次回。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.05.23 00:15:15
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