“それ”がいる森 ※ネタバレ注意
こんにちは、みち太郎8です。今回は、ホラーだと思ってみていましたが、結構早めにホラーではないと分かる映画を紹介していきます。実際に福島県にある森を題材にしています。この場所が分かると、映画の内容が分かるかも知れません。正直、子供向けというか、かなりチープな映画です。見終わった頃には、なんだコレ?と思うかも。ネタバレ注意。フワッと紹介です。・”それ”がいる森主演は嵐の相葉マナブです。ヒロインは松本穂香です。auのCMで先生役をしていますね。ホストクラブから金を奪った男女が、福島県の天源森(リアルでは千貫森)に金を埋めようとやって来ます。金を埋めていると奇妙な音がし、何者かに襲われてしまいます。主人公は天源森の麓で、長尾という男性と共に農家を営んでいました。育てているオレンジを収穫していると一本の木が、かいよう病という病気になっていました。すぐに他に広がらないように対処を行います。主人公の息子のー也が、急に主人公を訪ねてやってきました。家出して来て、ここで暮らすという一也。勝手に家に入っていきました。連絡を受けて、夜遅くに妻の爽子がやって来ます。主人公は三年前に爽子の父親である義理の父に東京の家を追い出されて(主人公のお陰で会社の業績が回復した嫉妬)、福島にやって来たのでした。爽子は一也に中学受験の為に勉強をさせますが、成績が伸びず、サッカーをやめさせて無理矢理勉強させた事で、一也がキレてしまいました。爽子も一也との関係に悩んでおり、預かって欲しいと頼みます。一也の担任の絵里が転校初日の為、家まで迎えに来てくれました。一緒に登校する一也と絵里。同じクラスの翔太に目の敵にされる一也。体育の授業のサッカーで同じチームになった裕志と仲良くなる一也。立ち入り禁止になっている天源森にある手作りの秘密基地へと案内してもらいます。秘密基地で遊んで仲良くなる二人。帰路を急いでいると、途中で銀色の巨大な物体を発見します。自衛隊の兵器か何かと話していると、カラスがけたたましく鳴き出しました。怖くなった二人は急いで家へと戻ります。学校で天源森で見た銀色の物体についてクラスメイトに話す裕志と一也。クラスメイトは信じず、翔太が嘘だと言います。本当だったら何でも言うことを聞くという翔太に、一也を仲間にすることを誓わせます。証拠の写真を取るために、再度、天源森にやって来る一也と裕志。森の中を探し回るも、銀色の物体は見つかりませんでした。危険な空気を感じ取り、帰ろうとしているの奇妙な物音が聞こえて振り返ると、何かが横切っていました。裕志がそれを連写し、二人は逃げ出します。途中で裕志が何者かに捕まってしまいます。裕志を探すも見つからず、走っていると転んでしまい、気を失ってしまう一也。主人公は絵里と携帯のGPSを使って天源森で一也を探し出します。一緒にいたはずの裕志の姿はありませんでした。家で目覚めた一也に裕志の事を聞くと、叫び声を上げて怯えた様に暴れる一也を主人公は落ち着けさせます。裕志を探す為の捜索隊に参加する主人公。天源森の中を呼び掛けながら探し回ります。絵里は森に行ってはいけないと厳しく指導すれば良かったと後悔していました。森の中を捜索中に、大金の入ったバックと人の頭部を発見します。更に地面に何かが置かれていた様な、ポッカリと大きな円形に土が沈んでいる場所を発見します。その場所を見ると、地面には煙が燻っていました。警察の捜査が入ることになります。見つかった死体はホストクラブを襲った犯人だったことを告げられる主人公達。野生の熊に襲われたんじゃないかと言う警察。主人公が丸い焦げ跡の様なものの事を指摘すると、どうせユーチューバーだろとマトモには取り合ってくれませんでした。鑑識達が、焦げ跡からガラスがある事に気付き、火山噴火か隕石くらいしかこんな風にならないと話していました。森の中で子供の靴が見つかりました。主人公は一也に何があったのか聞きますが、覚えてないと言われてしまいます。一也がクラスに入ると、翔太に掴みかかられます。熊に襲われたんだろと言われますが、あれは熊じゃなかったと言う一也。夜、オレンジを育てているビニールハウスの入り口が開いており、誰か居るのか調べに入る主人公。何もないのに安堵した主人公。外を照らした時に、人間ではない何者かの姿を見てしまいます。急いで外へ見に行くも、何の姿もありませんでした。一也のクラスメイトの麻友が家の中にいると、外から物音がして窓を開けてみると、鋭い爪を持った何者かに連れ去られてしまいます。主人公が誘拐事件として警察が捜査を行っている麻友の家へとやってきました。同じ農家の富樫に話を聞くと、熊に襲われたんじゃないかと言います。町は天源森を一斉捜査を行い、熊の駆除を行う事にします。熊の駆除に成功し、解剖してみますが、二人が食べられた様子はありませんでした。一也は一人で森の中に入ってしまいます。主人公が一也が居ないことに気付きGPSを確認すると、森の中にいることが分かります。森の中で迷ってしまった一也を見つける主人公。一緒に家に帰ります。一也に話しを聞くと、裕志は気味の悪い生き物に襲われて連れ去られたと話します。森に落とした裕志のスマホに何か写っているかもしれないと言います。スマホを探す為に森に入ったと言う一也。一也の変わりに主人公が次の日、森へと入ります。一也が描いた地図を頼りに探す主人公。スマホを発見して、中の写真を確認すると、人間ではない何かが走っていく姿が写っていました。家に戻り裕志のスマホを見つけたことを一也に伝える主人公。何処からか奇妙な呼吸音が聞こえて、一也があいつだ!と言います。一也を家の中へと入れて、主人公はビニールハウスに入ります。武器を手にビニールハウスの中を調べていると、現れる二体の宇宙人(スラっとしたグレイっぽい宇宙人)。宇宙人が近づいて来て、追い詰められる主人公。襲おうとして宇宙人が前にあったオレンジを掴むと、急に唸り声を上げて逃げていきました。主人公は警察に裕志のスマホに写っていた宇宙人の写真を見せて、こいつが犯人だと訴えるも、信じて貰えず捜査本部から追い出されてしまいます。色々と調べていると、主人公は1962年に天源森で小学生の行方不明事件があった事を知ります。主人公は裕志と麻友が宇宙人に連れ去られた事を絵里に話します。絵里に過去に天源森で子供達が行方不明になった時に、二人と一緒に森に行った児玉という人物が卒業生にいないか探して欲しいと頼みます。児玉の家へと足を運ぶ主人公と絵里。事件のことを聞くと、60年前の事件の詳細を見せてくれます。事件があった天源森の写真も残されており、そこには主人公達が見たのと同じ、地面が円形に焼けている写真がありました。UFOの跡だと話す児玉。児玉は過去に森で、宇宙人に二人が連れ去られUFOが飛んでいくのを目撃したのでした。児玉が目撃した宇宙人の絵を書いており、主人公達が見たのと同じ姿でした。帰り際に、絵里に何故子供だけを連れ去っているのかという疑問をぶつける主人公。主人公に警察からキャンプ連れの親子が犠牲になり、両親は殺され、子供達は行方不明になっている事を伝えられます。主人公は一也に事態が落ち着くまで東京に帰らないかと提案しますが、友達を見捨てて逃げろと言うのかと怒ってしまいます。爽子が主人公の下へとやって来ます。最初は宇宙人の話しを信じませんでしたが、写真を見せると信じ始めます。主人公は、オレンジの枝に残った宇宙人の粘液を分析に回して、宇宙人がいる事を証明してもらおうとします。児玉から連絡があり、宇宙人が大きさの違うものがいるのは、子供を捕食して成長したり増殖してるのではないかと話します(子供には成長を促す物質があり)。警察は天源森の犯人捕獲の為、一斉捜査に踏み切ります。子供達は安全の為に、学校での待機を指示します。クラスメイト達が天源森に行って、犯人を捕まえようと意気込んでいるのを止める一也。宇宙人の写真をクラスメイト達に見せます。絵里が教室に入ってきて、子供達に教頭に宇宙人の事を話して欲しいと頼みます。意を決して、宇宙人の事を教頭に訴えるも、取り合って貰えませんでした。UFOが起動すると、町の全ての電気が止まり、通信機器の電波も通じなくなってしまいました。森に入った警察は全て宇宙人に殺されてしまいました。主人公は宇宙人が襲ってくると感じて、急いで一也の下へと急ぎます。田沼が学校の前で警備をしていた駐在に話しを聞きに行くと、すでに駐在は殺されており、宇宙人の姿がありました。急いで校舎へと戻り、教頭に報告します。校庭に現れた宇宙人達の姿を教師全員が目撃します。急いで子ども達を地下へと避難させます。避難中に浩二が宇宙人に立ち向かおうと別行動を取ります。避難中に教頭が入り口の鍵を閉めた所で、宇宙人に殺されてしまいます。全員が体育館の地下へと避難しますが、窓を抜けて浩二を探しに行く一也。一也は宇宙人が浩二を森へと連れ去って行く姿を目撃して追いかけます。子ども達を追いかけてきた宇宙人が扉を突き破ろうとします。何とか扉を死守しようとする絵里。宇宙人が扉に穴を開けて絵里の首に手をかけます。主人公が学校に着くと、入り口で駐在達が殺されているのを目撃します。外から一也の声が聞こえて、声がする方へと向かいます。森の中、UFOの前で宇宙人が浩二を丸呑みにするのを目撃する一也。助けようと棒で殴るも全く何のダメージも与えられませんでした。浩二の飲み込んだ宇宙人は、二つに分裂します。一也を追いかけてきた主人公がやって来ます。主人公は何かの液体をつけた棒を取り出し、それで宇宙人を突きます。宇宙人は苦しみながら倒れます。1体が生きており立ち上がるのを見た主人公は一也を連れて逃げ出します。追いかけてきた宇宙人を裕志が秘密基地に作った穴に落とす一也。落とし穴に宇宙人が落ちて喜んでいると、一也が宇宙人に掴まれて丸呑みにされます。一也にしがみついていた主人公も一緒に飲み込まれてしまいます。宇宙人が穴から出ると、急に震えだして唸り声を上げて倒れます。宇宙人の腹を割いて出て来る主人公と一也。宇宙人が死んだ事でUFOが警告音を上げます。絵里を襲っていた宇宙人は去っていきました。一也にどうやって宇宙人を倒したのか聞かれて、細菌に感染していたオレンジの液体を使ったと話します。60年前に人間を拉致して抗体は調べたものの、植物の細菌までは克服出来ておりませんでした。UFOが森から飛び立っていきました。1ヶ月後、サッカーの試合に参加する一也とそれを見守る主人公と爽子。主人公は爽子に家族三人でここで暮らそうと話すと、爽子はそれに同意します。一也の応援をする主人公と爽子。ちらっとUFOが映ってエンドです。何でがっつり宇宙人的な映画にしたんでしょうね。子供向けならありかもしれませんが、大人が観て楽しめるかどうかは分かりません。UFOとか好きですが、これはナシかもしれません。もうちょっとUFOや宇宙人のビジュアルが良ければありだったかも知れませんね。まぁ、酷い映画ですねー。前フリとして福島観光のブログを上げてみました。福島の千貫森がモチーフになっております。UFOの目撃例が多いという事で有名です。聖地巡り的な感じで一度、行ってみてはどうでしょうかー?では、また次回。