今日はＴさま邸の配線検査。
　　まずまずのお天気で好調なスタートを切りました。

　　まずは玄関から。
　　照明の位置と、スイッチ、コンセントの位置を確認しながら進んでいきます。
　　
　　図面上で打ち合わせをしていても
　　実際現場に立ってから気づくことも多々あります。

　　「ここはやはりライティングビューローを置きたいから
　　　インターフォンはこっちに移動しようかな。」
　　「ここもコンセントをひとつ増やしたほうがいいかな？」
　　「やっぱり、このロフトはしばらく仕切らないでおこうよ」
　　・・・などなど。
　　足で歩いてからこそ実感できることがたくさんあります。

　　なのでとても時間を要する作業です。
　　そして、とても楽しい時間でもあります。

　　Ｔさま邸は、広いリビングを仕切っていろいろな用途に使われるので
　　照明計画や、配線計画もすこし複雑です。
　　でも、将来のライフプランをしっかりと描いていらっしゃるので
　　どのようなシチュエーションにも柔軟に対応できる要素をもった家になりそうです。

　　照明ひとつでお部屋の雰囲気ががらっと変わります。
　　スイッチは使い良いところにあるのが一番です。
　　もしも･･･のことを考えたコンセントも大切です。

　　「ＦＰの家」はウレタンパネルの断熱材が100ｍｍなので
　　壁と壁の間の隙間がなく
　　一度配線したら変更や追加がむずかしい場合が多いです。
　　なので、かなり早い段階から照明の配灯計画（その部屋をどう照らすか）や
　　配線計画（スイッチ・コンセント･照明の位置）に多くの時間を割きます。

　　今回も現場打ち合わせで、照明・スイッチの位置が再確認され、
　　いくつか変更になりました。
　　構造などの関係でどうしても無理なところもありました。
　　
　　家は建ってみないとわからない。

　　何度現場を見てもそう思います。
　　図面上ではみえないもの。
　　空間のひろがり。雰囲気。
　　お客様とあれこれ考えながら
　　またすこし距離が近くなったような気がしました。

　　　
　　
　　周りの視線を気にせず、光を取り込める窓。

　　　

　　ここにもきれいな光を放つガラスブロックを組み入れます。
　　
　
　　約2時間半の打ち合わせのあと
　　お近くにあるご実家に伺って
　　大工さん達への差し入れに準備していただいていた
　　おいしい回転焼きをごちそうになりました。

　　「いつも、ばさろうまい（とってもおいしい）っていわれますよ。」
　　・・・差し入れのお心遣いにやさしい親心を感じ、
　　ほわっとあたたかい気持ちになりました。

　　帰り道、ご両親お勧めの天然酵母のパン屋さんへ。

　　森のぶどう　

　　

　　とても暖かい雰囲気のお店でした。
　　子供たちにおみやげを買いながら　
　　今度お友達とランチに来ようとひそかに思った私です。

　　あ、そうだ！
　　今日は節分の日ではないですか。
　　あわてて、サラダ巻きの材料を買いにスーパーへ。
　　年末以来約1ヶ月ぶりの買い物です。
　　
　　ふむふむ、今年は北北西に向いて食べるのね。
　　とひとりごちながら家路に向かいました。

　　さあ、戦争です！今日は頼りの母も婦人会の旅行でいないのです。。
　　私の殺気を感じたのか、はたまたイチゴが早く食べたかったのか
　　2人の子供が洗い物を手伝ってくれました。

　　

　　さあ、召し上がれのサラダ巻き。（卵とレタスは自家製です。）

　　

　　なんとか形になってほっと胸をなでおろした一日の終わりでした。
　　が、白血病のお子さんの闘病記録の番組を夫婦で涙流して観ていたため、
　　肝心の豆まきは忘れていました。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　

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