千葉でも東京寄りで東京湾沿いに位置する私の住む市では、被害は以下の通りです:
(市役所のHPより抜粋)
・個人住宅 全壊8件、半壊55件、一部損壊542件
・事業所等 全壊1件、半壊22件、一部損壊85件
・負傷者31人 (重傷1人、中軽傷5人、軽傷25人)
・停電した住宅等 2589戸
・ガス漏れした住宅等 156件
・断水した地域 有り
・がけ崩れ 1件
・公民館・図書館・運動施設等の被害 22施設(壁に亀裂、ガラス破損、液状化など)
・小・中学校の被害 76校 (外壁損傷、校舎床ひび など)
これらの数字は、今知って驚きました。かなりの被害が出ているんですね。
前回の日記でも書きましたが、東京湾沿いの埋め立てエリアは液状化現象で道路が陥没したり住宅が傾いたりして特に甚大な被害が出ています。
市内の住宅の被害の多くは液状化によるものと思いますが、内陸部で全壊した住宅もあり写真がHPに掲載されていました。
我が家は東京湾から直線で6kmほどの距離で高台に建っており、地盤はわりと強固。
しかし、以前田んぼだった坂の下の住宅地は地盤がゆるくて液状化のような現象が起き、屋根瓦が落ちたりブロック塀が崩れて青いビニールシートがかけられた家が目立ちます。
自宅周辺、高台に建つ住宅は、外見からは被害がないように思える家がほとんどでした。
しかし、話を聞くと、家の中は結構大変なことになっていることがわかりました。
冷蔵庫の扉が開いたまま倒れた家、電子レンジが落下して床に穴が開いた家、液晶テレビが倒れて壊れた家、家具が倒れた家など。
我が家のように棚の上のモノが落下し食器が割れたのはどこの家でも同じで、うちは被害が少ない方でした。
海から6kmも離れた場所に住んでいますが、今回はそれぐらいの距離の内陸まで津波が押し寄せてきたとのこと。
海ははるか先という感覚なので、こんなに遠くまでやってきたとは・・・距離感覚的に津波の威力と恐ろしさを感じます。